国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の年収は「400万円〜500万円」の割合が最も多く、平均年収は約443万円でした。
会社員の場合、年収440万円の手取り額はおよそ350万円です。
ボーナスが2ヵ月分だった場合、手取りの月収は約25万円となります。
この記事では、手取り25万円の人を対象にしたアンケートをもとに、以下の項目について紹介します。
- 手取り25万円の満足度
- 毎月の貯蓄額
- 理想の手取り金額
- 貯蓄額の推移
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国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の年収は「400万円〜500万円」の割合が最も多く、平均年収は約443万円でした。
会社員の場合、年収440万円の手取り額はおよそ350万円です。
ボーナスが2ヵ月分だった場合、手取りの月収は約25万円となります。
この記事では、手取り25万円の人を対象にしたアンケートをもとに、以下の項目について紹介します。
比較.com_カードローンが、手取り25万円の人219名を対象に「お金に関するアンケート」を実施しました。
出典:比較.com_カードローン 「お金に関するアンケート」(以下同)
「手取り25万円の満足度」については、80人(36.5%)が「手取りに満足している」と回答しました。
一方で、満足していない人は、およそ4人に1人という結果でした。
「満足と感じる理由」については、「生活費にそこまでお金がかからない」(40人)が最も多く、「パートナーにも収入がある」(28人)、「生活費以外にほとんどお金をかけない」(24人)と続きました。
「不満を感じるポイント」については、「あまり貯金ができない」(39人)が最も多く、「自由に使えるお金がない」(28人)、「生活費を払うと給料が残らない」(28人)、「急な出費が痛い」(22人)と続きました。
また、2021年に株式会社ビズヒッツが実施した「手取り25万円できついと思うことに関する意識調査」でも似た傾向が見られました。
出典:株式会社ビズヒッツ「手取り25万円できついと思うことに関する意識調査」
「欲しいものを変えない」(101人)が最も多く、「イレギュラーな出費への対応」(61人)、「あまり貯金ができない」(60人)と続きました。
どちらの調査でも、「自由に使えるお金が少ない」「貯蓄ができない」「急な出費への対応ができない」ことが主な不満の理由として挙げられていました。
主な不満の理由として「貯蓄ができない」ことが挙げられていましたが、実態はどうなっているのでしょうか。
出典:比較.com_カードローン 「お金に関するアンケート」
「毎月の貯金額」については、「4〜5万円」(24人)が最も多く、「2〜3万円」(18人)、「5万円以上」(18人)と続きました。
「4万円以上」貯蓄に回している人が約4割でした。
貯蓄額の割合は、手取り額の約10~20%が理想と言われています。
手取り25万円であれば、「2万5000円~5万円」なので、およそ6割の人は約10%~20%の範囲の貯蓄をしていることになります。
次に、理想の手取り額を見てみましょう。
出典:株式会社ビズヒッツ 「手取り25万円できついと思うことに関する意識調査」(以下同)
株式会社ビズヒッツが実施したアンケートによると、「理想の手取り額」については、「〜30万円」(149人)が最も多く、「〜35万円」(113人)と続きました。
現状の25万円より、数万円~10万円程度アップしたい人が7割にのぼりました。
最後に、10%・15%・20%の割合で貯蓄をした場合の、貯蓄額の推移を比較してみましょう。
5年後、10年後の貯蓄額をイメージすると、毎月どの程度貯蓄をすべきかや、どの程度手取りを増やしたいかが見えてくるのではないでしょうか。
転職をするのか、副業をするのか、節約をして貯蓄額を増やすのかなどの選択肢が選びやすくなるでしょう。
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