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「車のサブスク」と「新車を購入した場合」どっちが得か。費用をシミュレーションしてみた

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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ソニー損害保険株式会社が実施した「2022年全国カーライフ実態調査」(2022年6月)によると、1ヵ月あたりの車の維持費は平均1万2800円(前年比1,100円増)でした。
ガソリン価格の高止まりや、物価高騰による家計への負担増を背景に、車にかかるお金を節約したい人は6割以上にのぼっているようです。
この記事では、「物価高騰下におけるクルマの利用意向に関する意識調査」をもとに、以下の項目について紹介します。

  • 車の消費意識や行動の変化
  • 車のサブスクリプションサービスへの意識
  • 車のサブスクと購入の費用比較

車のサブスクを利用してみたい人は約半数

車のサブスクリプションサービスを展開する株式会社KINTOが、20~50代の男女400人を対象に「物価高騰下におけるクルマの利用意向に関する意識調査」を実施しました。

出典:株式会社KINTO「物価高騰下におけるクルマの利用意向に関する意識調査」(以下同)

調査によると、およそ2人に1人が物価高騰により消費行動が変化したと考えていることがわかりました。

また、「クルマの消費意識・行動」については、「値上げをしたら、これまでよりはお金をかけたくない・節約したい」と回答した人は63.5%にのぼりました。

6割以上の人が、物価高騰や商品価格の値上げに伴って、車にかけているお金を節約したいと考えているようです。

こうしたなか、車のサブスクリプションサービスを「利用したい」と考える人が一定数いるようです。

「クルマのサブスクリプションサービス」について、「利用意向あり(できる限り利用したい+いいものがあれば利用したい)」の割合が42.6%にのぼっています。

また、車を所有していない人では、車のサブスクリプションサービスについて「利用意向あり」が半数以上という結果になりました。

車のサブスクと購入費用をシミュレーション

車のサブスクリプションは、定額の利用料金を支払うことで、車を利用することができるサービスです。

利用料金に、自動車保険や自動車税、車検費用やメンテナンス費用といった諸経費が含まれていることが特徴です。

例えば、トヨタ自動車系列の「KINTO」は、定額でトヨタの新車に乗ることができるサービスです。

契約者数は2022年12月現在、約5万2000件にのぼり、2021年年末から1.7倍に増加しています。

KINTOのホームページに設置されている「料金比較ツール」で、車を購入する場合とサブスクを利用する場合の費用をシミュレーションしてみました。

アクア(X HEV 1.5L 2WD 5人乗り)

※初期費用フリープラン、運転者の年齢制限なし、利用期間5年でシミュレーション

アルファード(S”TYPE GOLDⅢ”GAS 2.5L 2WD 7人乗り)

※初期費用フリープラン、運転者の年齢制限なし、利用期間5年でシミュレーション

車のサブスクは費用面で、購入するよりも安価に利用できるようです。

一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 車種が限定される(KINTOの場合、トヨタ車のみ)
  • 走行距離に制限がある(KINTOの初期費用フリープラン/5年契約の場合、上限9万km)
  • 途中解約金がかかる
  • 契約満了後、車を返却するため自分のものにならない
  • 車のカスタマイズができない


利用するサービスやプランによって条件が異なるため、各サブスクリプションサービスのホームページ等で確認してください。

サブスク5社の比較と、年数の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:自動車サブスクの契約期間って何年がオススメ?サブスク5社の比較と、年数の選び方や月額の違いを解説! | S3スポーツバックオーナーによるお手頃輸入車レビュー

こちらの記事では、個人事業主が車を購入して税金を節約する方法について解説されています。

個人事業主でこれから車の購入を検討されているという方はぜひチェックしてみてください!

出典
  • 株式会社KINTO「物価高騰下におけるクルマの利用意向に関する意識調査」

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