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新車購入価格のボリュームゾーンは200~400万円。軽自動車やコンパクトカーなど、使い勝手のよい車が人気

執筆者:マネーFix 編集部

日本自動車販売協会連合会の調査によると、2022年10月の新車販売台数は10万8744台でした。

若者のクルマ離れが深刻ですが、冬のボーナスを機に、新車の購入を検討している人もいるでしょう。

自動車部品の値上がりやエネルギー価格の高騰が問題になっている中で、新車の購入価格はいくらが相場なのでしょうか。

新車の購入に関するアンケート調査から、購入価格の相場について解説します。

購入価格は200万円から400万円 

株式会社ファブリカコミュニケーションズは、全国の男女300人に「新車の購入に関するアンケート」(2022年6月)を実施しました。


出典:株式会社ファブリカコミュニケーションズ 「新車の購入に関するアンケート」(以下同)

調査の結果、「購入した新車の価格帯」は、「200〜250万円」(37人)が最も多く、「250~300万円」(29人)、「350~400万円」(26人)と続きました。

「200~400万円」が全体の30%にのぼっています。



さらに、「購入した新車のボディタイプ」については、「軽自動車」(72人)が最も多く、「コンパクト・ハッチバック」(44人)、「SUV・クロカン」(38人)と続きます。


出典:株式会社ファブリカコミュニケーションズ 「買い物とクルマに関するアンケート」

また、同社が調査した「買い物とクルマに関するアンケート」でも、53.3%が「買い物に適したクルマのタイプ」を軽自動車と回答しています。

新車の購入にあたっては、日常での使い勝手やコストパフォーマンス重視した車種が選ばれる傾向があるようです。

次に、自動車にかかるコストが、家計全体の何割を占めるのかを解説します。

自動車に関わる支出は昨年対比で増加傾向

総務省の家計調査によると、2人以上の世帯における2022年9月の消費支出は、28万999円でした。そのうち、自動車に関する支出は下表の通りです。


出典:総務省 「家計調査(家計収支編)」

2022年9月の自動車等関係費は2万2983円で、消費支出の約8%を占めています。

支出の10%以内に収まってはいるものの、自動車保険以外の項目では2021年と比べて、支出が増加しています。

2022年の自動車等関係費は、2021年に対して113.6%と増加しています。

エネルギー価格の高騰が影響していることもあり、2022年9月のガソリン代は2021年9月と比べ116.9%の増加率となりました。

車の購入にあたっては、円安による自動車部品の高騰やガソリン代の高騰といった状況を踏まえ、価格や維持費を考慮して選ぶ必要があるでしょう。

出典
  • 株式会社ファブリカコミュニケーションズ 「新車の購入に関するアンケート」https://car-me.jp/articles/20069
  • 株式会社ファブリカコミュニケーションズ 「買い物とクルマに関するアンケート」https://car-me.jp/articles/20058
  • 総務省 「家計調査(家計収支編)」/li>

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