中学校の入学祝いを渡す際、「現金で渡した方がいい?」「進学先によって金額を変える?」など、渡し方や金額について疑問がある人もいるでしょう。
MoneyFixでは中学校の入学祝いに関するアンケート調査を実施しました。
この記事では、調査結果をもとに中学校の入学祝いの相場金額や、渡し方について解説します。
- 中学校の入学祝いの相手別相場金額
- 中学校の入学祝いの渡し方
- 中学校の入学祝いを渡すタイミング
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マネーFix 編集部
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中学校の入学祝いを渡す際、「現金で渡した方がいい?」「進学先によって金額を変える?」など、渡し方や金額について疑問がある人もいるでしょう。
MoneyFixでは中学校の入学祝いに関するアンケート調査を実施しました。
この記事では、調査結果をもとに中学校の入学祝いの相場金額や、渡し方について解説します。
中学校の入学祝いをあげる相手について調査しました。
最も多かったのが「甥姪(配偶者の甥姪含む)」(39.1%)で、次いで「自分の子」(27.5%)、「友人・知人の子」(19.8%)でした。
贈る相手別に、何を、いくら相当あげるのかについて調査しました。まずは、自分の子にあげる場合について紹介します。
自分の子へあげる中学校の入学祝いは、「現金」(48.3%)が最も多く、「金券(ギフト券、図書券、図書カードなど)」(15.5%)、「靴・衣類・かばん」(10.3%)と続きました。
自分の子に贈った中学校の入学祝いは、「1万円~3万円未満」(30.3%)が最も多く、次いで「5000円~1万円未満」(25.6%)、「3000円~5000円未満」(19.5%)でした。1万円未満が約6割という結果になりました。
続いて、孫・ひ孫にあげる中学校の入学祝いについて紹介します。
祖父母から孫・ひ孫へ贈った中学校の入学祝いは、「現金」(56.1%)が最も多く、「金券(ギフト券、図書券、図書カードなど)」(13.5%)、「文房具」(10.4%)と続きました。
祖父母から孫・ひ孫に贈った中学校の入学祝いは、「1万円~3万円未満」(26.0%)が最も多く、「3000円~5000円未満」(21.9%)、「5000円~1万円未満」(19.5%)と続きました。
一方で、祖父母から孫への入学祝いとなると「10万円以上」(2.3%)も一定数いることがわかります。
続いて、甥・姪に贈る中学校の入学祝いについて紹介します。
甥・姪へ贈った中学校の入学祝いは、「現金」(63.2%)が最も多く、「金券(ギフト券、図書券、図書カードなど)」(18.7%)、「文房具」(5.4%)と続きました。
甥・姪に贈った中学校の入学祝いは、「1万円~3万円未満」(34.2%)が最も多く、「5000円~1万円未満」(30.3%)、「3000円~5000円未満」(18.8%)と続きました。
最後に、いとこの子に贈る中学校の入学祝いについて紹介します。
いとこの子へ贈った中学校の入学祝いは、「現金」(56.3%)が最も多く、「金券(ギフト券、図書券、図書カードなど)」(20.7%)、「文房具」(5.7%)と続きました。
いとこの子に贈った中学校の入学祝いは、「5000円~1万円未満」(34.0%)が最も多く、「1万円~3万円未満」(23.2%)、「3000円~5000円未満」(22.7%)と続きました。
自分の子や孫・ひ孫、甥・姪にあげるのは「1万円~3万円未満」が最も多かったことと比べると、いとこの子に対しては贈る金額が減少する傾向にあることがわかります。
中学校の入学祝いの渡し方について調査しました。
自分の子以外への入学祝いに何を贈るかについては、「自分で決めた」(81.9%)、「贈る相手に欲しいものを聞いて決めた」(18.1%)でした。約8割の人が、贈るものは自分で決めていることがわかります。
自分の子以外へ入学祝いをあげる際に、誰に渡すかについて聞いたところ、「必ず本人に渡す」(35.6%)が最も多く、「本人に渡すことが多い」(29.8%)、「親に渡すことが多い」(26.0%)と続きました。
自分の子以外へ入学祝いをあげる際に、いつ贈るかについて聞いたところ、「小学校の卒業式から中学校の入学式の間」(49.8%)が最も多く、「中学校の入学式からゴールデンウィークごろまで」(17.5%)、「入学した年度内」(16.0%)と続きました。
「小学校の卒業式よりも前」(14.7%)となっており、小学校の卒業式が終わってから贈る人が多数派であることがわかります。
自分の子以外へ入学祝いをあげる際に、進学先によって変わるか聞いたところ、「進学先によって変えることはない」(88.4%)が圧倒的に多い結果となりました。
中学校の入学祝いに関して、自由回答形式で寄せてもらったコメントを紹介します。
中学校の入学祝いを贈った相手で最も多いのが甥姪で、親族以外でも友人・知人の子に贈ったという人も一定数いました。贈ったものは、相手にかかわらず現金が最も多く、金券(ギフト券、図書券、図書カードなど)という回答が続きました。
また中学校の入学祝いは、親ではなく本人に直接渡す人が多いようです。渡す時期は、小学校の卒業式が終わってからという人が大半でした。公立か私立かなど、進学先によって贈るかどうかや金額を変えることはないようです。
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