DMM.com証券で口座開設を検討している人の中には、「どんな証券会社なの?」「評判は良いのかな?」といった疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
この記事では、DMM.com証券の概要や、メリット・デメリット、口座開設方法について紹介します。
自分の投資スタイルに適しているか判断するためにぜひ役立ててください。
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マネーFix 編集部
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DMM.com証券で口座開設を検討している人の中には、「どんな証券会社なの?」「評判は良いのかな?」といった疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
この記事では、DMM.com証券の概要や、メリット・デメリット、口座開設方法について紹介します。
自分の投資スタイルに適しているか判断するためにぜひ役立ててください。
引用:DMM.com証券
DMM.com証券は、DMM.comグループのネット証券です。
株式投資だけでなく、FXやCFDなど幅広い投資商品を扱っているのが特徴です。
主な取扱商品 |
|
---|---|
NISA・つみたてNISA | NISA:○ つみたてNISA:× |
iDeCo(個人型確定拠出年金) | × |
投資信託数 | 0 |
口座開設数 | 878,000口座(2022年3月時点) |
IPO実績数 | 24社 |
DMM.com証券の手数料は、年齢や取引する株式の種類に応じて変動します。
25歳以下は手数料がキャッシュバックされるため、実質無料で取引できます。
米国株式については、すべての利用者が約定代金に関わらず一律で取引手数料無料です。
26歳以上は、国内株式(現物)の取引をする際に以下の手数料がかかります。
1注文ごとに手数料がかかる点については注意してください。
1注文の約定代金 | 手数料 |
---|---|
5万円以下 | 55円 |
10万円以下 | 88円 |
20万円以下 | 106円 |
50万円以下 | 198円 |
100万円以下 | 374円 |
150万円以下 | 440円 |
300万円以下 | 660円 |
300万円超 | 880円 |
(※1)価格は税込・2022年12月時点のもの
DMM.com証券を利用するメリットについて紹介します。
◆手数料が安い
DMM.com証券では、25歳以下や、米国株式の取引においては、手数料が実質無料となっています。
ほかの証券会社に備わっている「定額コース」のような、取引し放題のプランはないものの、中長期で株式投資を行いたい人や、取引頻度があまり多くない利用者にとっては、それほど負担がかからない手数料額といえるでしょう。
◆株ポイント制度がある
株ポイント制度とは、取引手数料の1%がポイントとして貯まるサービスです。
DMM株ポイントは、1ポイント1円換算で現金に交換できます。
例えば、手数料が888円だった場合、DMM株ポイントが8ポイント付与され、8円に交換できます。
取引手数料が安いことに加えて、ポイントとして貯めることができるのはDMM.com証券のメリットといえるでしょう。
◆ツールが使いやすい
DMM.com証券の取引ツールや専用アプリは、初心者から中上級者まで幅広い利用者に対応しており、無料で利用できます。
例えば、スマホアプリでは、初心者向けに「かんたんモード」、中上級者向けに「ノーマルモード」が実装されています。
投資の知識や経験は人それぞれなので、利用者に応じて選択肢が用意されているのはありがたいです。
◆24時間サポートが受けられる
DMM.com証券ではサポート体制が充実しており、場面によってサポートを使い分けることで24時間対応してもらうことができます。
DMM.com証券で対応している問い合わせ方法は、以下の3つです。
仕事で忙しい人や、帰りが遅くなってしまう人でもメールやLINEで問い合わせができるのは安心材料の1つです。
特に投資初心者の人にとって、わからないことがあったらすぐに質問できるのはメリットといえるでしょう。
◆米国株式の信用取引もできる
DMM.com証券では、米国株式の信用取引にも対応しています。
米国株式に投資したい人にとっては、DMM.com証券を利用するメリットの1つといえるでしょう。
DMM.com証券のメリットについて紹介しましたが、デメリットについても把握しておきましょう。
◆取扱商品が少ない
DMM.com証券では、投資信託の取り扱いや米国株式以外の外国株式については取り扱いがありません。
さまざまな金融商品に投資したい人は、ほかの証券会社を利用した方がよいかもしれません。
◆為替手数料がかかる
取引手数料は比較的安いものの、米国株式を購入する際には為替手数料が発生することには注意が必要です。
DMM.com証券では、1ドルあたり25銭の為替手数料がかかります。
これは決して高い水準ではないですが、取引手数料が無料だからといってコストがまったくかからないわけではないことは、誤解のないように覚えておきましょう。
◆手数料の定額コースがない
定額コースとは、「1日○万円までなら取引手数料が0円」のような、約定代金の合計に応じて手数料額が設定されているコースのことです。
ほかの証券会社の場合、1日100万円までなら取引手数料がかからないところも多いです。
DMM.com証券は総合的には手数料が安い証券会社といえますが、1日に何度も取引する人にとっては、ほかの証券会社と比較して割高になることもあるため、注意が必要です。
◆1株単位での取引ができない
株式取引は基本的に100株単位で行われますが、ネット証券の中には1株から取引できるところもあります。
しかし、DMM.com証券では100株単位の取引しかできず、例えば、1株2,000円の株を購入する場合、最低20万円を準備しなければなりません。
資金がある人なら問題ないですが、特に初心者の中には、いきなり高額の取引をするのはリスクと捉える人もいるでしょう。
少ない資金で投資を始めてみたい人には、DMM.com証券はあまりおすすめできません。
メリットやデメリットを踏まえて、DMM.com証券がどのような人におすすめなのか紹介します。
◆安い手数料で取引をしたい人
25歳以下は手数料が実質無料になり、26歳以上の人は最安水準の手数料で取引が可能です。
手数料を少しでも安くしたい人はDMM.com証券は検討候補になるでしょう。
◆手数料無料で米国株式の取引をしたい人
DMM.com証券では米国株式の取引手数料が無料となっています。
信用取引もできるので、米国株式に興味があってコストをかけたくない人にはDMM.com証券がおすすめです。
◆少ない資金でIPO投資をしたい人
IPO投資では、証券会社によって入金のタイミングが異なります。
証券会社によっては申し込み時に資金が必要で、その額によって当選確率が変動することもあります。
その点、DMM.com証券では、当選したときに資金を用意すれば良いため、申し込み時には資金がなくても大丈夫です。
また、当選確率が資金額に左右されることもないため、大金を準備できない人にもチャンスがあります。
◆使いやすいツールで取引をしたい人
DMM.com証券では利用者のレベルに合わせたツールやアプリが用意されています。
それらは操作性が高く、使いやすいものになっており、初心者から投資のプロまで幅広い利用者に対応します。
DMM.com証券では、以下の手順に沿って口座開設手続きを進めます。
口座開設手続きが完了すると、メールか郵送でIDとパスワードが届き、ログインできるようになります。
DMM.com証券の利用を検討している人が抱えがちな質問と回答を紹介します。
口座開設を申請してから取引開始までの期間は?
必要書類を提出してから、最短で申込日当日に口座開設が完了します。取引可能となるタイミングは、確認書類の提出方法によって異なります。
何歳から利用できる?
基本的には20歳以上が対象です。ただし、20歳未満でもジュニアNISA口座の開設や、親権者が口座開設済であれば取引できます。20歳未満の口座は、親権者が口座を管理することが前提で、法定代理人の届出が必要となります。
口座はどうやって解約する?
口座の解約は専用フォームから申し込みする必要があります。電話では解約の手続きができません。証券取引口座廃止届出書を郵送してから、約半年で口座の解約が完了します。
ほかの口座から移管する場合の手数料は?
ほかの口座からDMM.com証券に移管する際の手数料は無料です。ただし、移管前の証券口座で手数料が発生する可能性があるので、事前に確認しておきましょう。
DMM.com証券について、詳しく紹介しました。
DMM.com証券では、25歳以下や、米国株式の取引においては、手数料が実質無料となります。
また、取引手数料の1%がポイントとして貯まるのも特徴です。
記事を参考に、自分に合うかどうかを判断してみてください。
以下の記事では、DMM.com証券以外にもおすすめの証券会社について紹介しています。
おすすめの証券会社を『投資初心者におすすめの証券会社をランキング形式で紹介!ネット証券を利用するメリットも解説』で紹介しています。
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