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マネックス証券の評判は?気になるメリット・デメリットや口座開設の方法

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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マネックス証券で口座開設を検討している人の中には、「どんな証券会社なの?」「評判は良いのかな?」といった疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。

この記事では、マネックス証券の概要や、メリット・デメリット、口座開設方法について紹介します。

自分の投資スタイルに適しているか判断するためにぜひ役立ててください。

マネックス証券とは

引用:マネックス証券

マネックス証券は、マネックス・グループのネット証券です。

多くの投資商品を提供しており、国内株式・外国株式・IPO・投資信託など、さまざまな取引が行えます。

国内株式以外にも取引銘柄数が5,000を超える米国株や、取引銘柄数が2,000を超える中国株が取引できるなど、取引銘柄が豊富な点も特徴です。

手数料に充当したり、Amazonギフト券などに交換したりできるマネックスポイントも積立投資で貯めていくことが可能です。

節税効果のあるNISAやiDeCoの取り扱いもあります。

初心者向けのコンテンツも用意されており、投資について学びながら商品を見つけられます。

主な取扱商品
  • 国内株式
  • 外国株式(米国株・中国株)
  • 投資信託
  • 投信つみたて
  • IPO
  • ETF
  • FX
  • 暗号資産CFD
  • 債券
  • ON COMPASS
NISA・つみたてNISA
iDeCo(個人型確定拠出年金)
投資信託数 1,304件(2022年12月時点)
口座開設数 218万件(2022年11月時点)
IPO実績数 65件(2021年の取扱銘柄数)

マネックス証券の手数料

マネックス証券では、「取引毎手数料コース」「一日定額手数料コース」の2つのコースがあります。

「取引毎手数料コース」は1注文ごとに手数料が発生するコースで、取引した価格に応じて手数料が変動する点が大きな特徴です。

1注文の取引が5万円までだと手数料は55円ですが、取引が150万円を超えると1,013円の手数料がかかるので、何回も取引する人は手数料がかさむ傾向があります。

「一日定額手数料コース」は、1日の約定金額の合計に応じて手数料が計算されるコースです。

1日の約定金額の合計が100万円までだと手数料が550円なので、5万円までの取引を20回した場合は一日定額手数料コースの方が取引毎手数料コースに比べて手数料が安い計算になります。

国内株式の手数料※1
取引毎手数料コース(現物取引) 一日定額手数料コース
5万円以下:55円
10万円以下:99円
20万円以下:115円
50万円以下:275円
100万円以下:535円
150万円以下:640円
3,000万円以下:1,013円
3,000万円超:1,070円
1日の約定代金合計
100万円以下:550円
100万円超、約定金額300万円ごとに+2,750円

(※1)価格は税込・2022年12月時点のもの

マネックス証券を利用するメリット

マネックス証券を利用するメリットは、次の4点です。

  • 米国株の取扱数が豊富で日中の取引もできる
  • 中国株の取扱数が多く、手数料も安い
  • 便利なツールやアプリが多い
  • クレジットカード積立でポイント付与率が高い

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

◆米国株の取扱数が豊富で日中の取引もできる

マネックス証券は、米国株の取扱銘柄が豊富です。

取引銘柄数も多く、その数は5,000を超えます。

また、マネックス証券では、12:00~17:00に米国株が取引できる米国株国内店頭取引というサービスを提供しています。

◆中国株の取扱数が多く、手数料も安い

中国株を取り扱っている大手ネット証券は、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社です。

この3社で取扱銘柄が最も多いのがマネックス証券で、2,000件を超える取り扱いがあります。

中国株の取引手数料が安いのも魅力です。

中国株にかかる手数料は、マネックス証券が約定代金の0.275%、SBI証券は約定代金の0.286%、楽天証券は約定代金の0.275%となっており、取引コストが比較的安く設定されています。

◆便利なツールやアプリが多い

マネックス証券では、便利で使いやすいツールやアプリが複数用意されています。

中でも「銘柄スカウター」「マネックストレーダー」は、各銘柄の長期的な情報収集やチャート分析に便利です。

銘柄スカウターは、各銘柄の売上高や利益など過去の長期業績をグラフにできます。

長期的な変動を表示できるので、株がどのように成長しているか分析するのに使えます。

また、過去10年間の業績やアナリストの予想などでスクリーニングが可能なので、長期的に成長している銘柄を見つけることが可能です。

マネックストレーダーはスマホでも利用でき、多機能で初心者にも使いやすいことが特徴です。

「Trading one」機能では、1つの画面で板取引の情報・チャート・ニュースが確認できるので情報が素早く読み取れます。

「マルチチャートビューア」機能では、登録した銘柄をまとめて表示できるので、相場を確認する際に銘柄を比較しながらチャート分析が可能です。

◆クレジットカード積立でポイント付与率が高い

マネックスカードでクレカ積立を利用すると、マネックスポイントが1.1%還元されます。

SBI証券のクレカ積立は0.5%、楽天証券のクレカ積立は0.2~1.0%で、マネックス証券のクレカ積立の方が還元率は大きいです。

マネックス証券を利用するデメリット

マネックス証券を利用するデメリットは、以下の3点です。

  • 外国株の種類が少ない
  • 日本株の取引手数料が高い
  • 暗号資産CDFで取引できる暗号資産の銘柄が少ない

以下、それぞれについて解説します。

◆外国株の種類が少ない

マネックス証券は、取引できる外国株が米国株と中国株の2つしかありません

米国株や中国株は銘柄数が豊富ですが、米国株や中国株以外の外国株を取引したい場合は、ほかの証券会社を選びましょう。

◆日本株の取引手数料が高い

国内株式で取引する場合は、ほかの大手ネット証券に比べると取引手数料が高いプランもあります。

1約定ごとにかかる手数料は、ほかの大手ネット証券と同等です。

しかし、1日定額手数料コースを比較した場合は、SBI証券や楽天証券は100万円まで手数料が無料なのに対して、マネックス証券は550円かかります。

◆取引できる暗号資産の銘柄が少ない

マネックス証券では、暗号資産の取引も可能ですが、取扱銘柄数は比較的少ないです。

取り扱う暗号資産はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップルのみで、いずれも円建てです。

同じマネックス・グループの「コインチェック」では仮想通貨の銘柄が豊富なので、併用する方法もあります。

マネックス証券がおすすめの人

メリットやデメリットを踏まえると、マネックス証券は次のような人におすすめのサービスといえます。

  • IPO投資をしたい人
  • 米国株で投資したい人
  • 専用のツールを使って投資やマーケットの情報収集をしたい人
  • クレカ積立でコツコツお金もポイントも増やしたい人

それぞれの特徴について詳しく紹介します。

◆IPO投資をしたい人

IPOとは、未上場の企業が証券取引所に新しく上場する際に、新株を発行・売り出しすることです。

マネックス証券はIPO銘柄の取扱数は72件(2021年)と、比較的多く取り揃えています。

IPOで取り扱っている株は人気が高く、多くの場合、申し込んだ後に抽選が行われます。

投資金額や取引回数などで当選確率が高くなる証券会社もありますが、マネックス証券は平等に抽選します。

◆米国株で投資したい人

米国株に投資をしたい人は、マネックス証券が向いています。

選べる米国株の銘柄が多く、日中でも取引できるのがその理由です。

米国株の特徴として、1株から投資できるので自由度が高く、配当利回りも高い傾向にあるので、利益も大きく伸ばせる可能性があります。

◆専用のツールを使って投資やマーケットの情報収集をしたい人

専用のツールで投資やマーケットの情報収集をしたい人は、マネックス証券が向いています。

過去10年の業績をグラフにできる「銘柄スカウター」、株価確認やチャート分析がしやすくアプリから注文できる「マネックストレーダー」が便利です。

◆クレカ積立でコツコツお金もポイントも増やしたい人

マネックスカードで積立しながらポイントを増やしたい人は、マネックス証券が向いています。

積立時にポイントが1.1%も還元されるのでおすすめです。

マネックス証券で口座開設する方法

マネックス証券では、以下の手順に沿って口座開設手続きを進めます。

  1. メールアドレスを登録する
  2. 届いたURLに移動し、申し込みフォームに入力する
  3. 本人確認をする
  4. 審査後に口座開設通知メールが届く
  5. ログインID・パスワードを入力してログインする

オンラインで口座開設できるのは、個人番号カードまたは運転免許証とマイナンバー通知カードを持っている、そして日本国籍の成人で日本に納税している人です。

口座開設は、郵送で申し込むこともできます。

マネックス証券に関するよくある質問

マネックス証券に関するよくある質問

マネックス証券に関するよくある質問と回答を紹介します。

  • マネックス証券は初心者でも利用できる?

    初心者でも安心して利用可能です。投資の基本的な考え方や、NISA、iDeCoの使い方など資産運用の基礎を学ぶことができる情報が充実しています。

  • マネックス証券にはどんな強みがある?

    マネックス証券の強みは、米国株と中国株の銘柄数が多いことです。
    大手ネット証券のSBI証券や楽天証券と比べても、米国株や中国株は同等またはそれ以上の取扱数です。

  • 米国株の取引時間を教えてください?

    マネックス証券の米国株の取引時間は22:00~翌10:00です。夏時間は21:00~翌9:00になります。

  • マネックスポイントとは何ですか?

    マネックスポイントとは投資信託を保有することで貯まっていくポイントのことで、手数料に充当したり、暗号資産に交換したり、他社ポイントに交換したりできます。

まとめ

マネックス証券について詳しく紹介しました。

マネックス証券は、IPO投資や米国株投資がしたい人に特におすすめの証券会社です。

銘柄スカウターやマネックストレーダーといった高機能ツールを活用して、効率よく情報収集しながら投資をしたい人にもおすすめです。

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