ネット証券の中でも最大手であるSBI証券ですが、口座を開設するにあたり「どんな証券会社なの?」「評判は良いのかな?」といった疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
この記事では、SBI証券を利用するメリット・デメリット、口座開設方法などを紹介します。
自分の投資スタイルに合うサービスなのかどうか参考にしてください。
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マネーFix 編集部
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ネット証券の中でも最大手であるSBI証券ですが、口座を開設するにあたり「どんな証券会社なの?」「評判は良いのかな?」といった疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
この記事では、SBI証券を利用するメリット・デメリット、口座開設方法などを紹介します。
自分の投資スタイルに合うサービスなのかどうか参考にしてください。
引用:SBI証券
SBI証券は、金融業界の大手SBIホールディングス・グループのネット証券です。
大手企業のため信頼が厚く、多くの人が口座開設をしています。
グループ全体の口座開設数が840万を超えています。
SBI証券は、日本株・米国株はもちろんのこと、FXや投資信託など、さまざまな商品を取り扱っています。
売買手数料が比較的安く、投資初心者からも人気です。
主な取扱商品 |
|
---|---|
NISA・つみたてNISA | ○ |
iDeCo(個人型確定拠出年金) | ○ |
投資信託数 | 2,700 |
口座開設数 | 840万口座以上※1 |
IPO実績数 | 117社 |
(※1)SBI証券・SBIネオモバイル証券・SBIネオトレード証券の合計数
SBI証券の取引プランは、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類で、プランによって手数料が異なります。
スタンダードプランは1注文ごとに手数料が決まるのに対し、アクティブプランは1日の約定代金によって手数料が決定します。
どちらのプランもネット証券会社の中では比較的安いので、取引手数料を抑えられます。
国内株式(現物取引)のプラン別手数料を下にまとめたので、参考にしてみてください。
スタンダードプラン | アクティブプラン |
---|---|
5万円まで:55 円 10万円まで:99 円 20万円まで:115 円 50万円まで:275 円 100万円まで:535 円 150万円まで:640 円 3000万円まで:1,013 円 3000万円超:1,070 円 |
100万円まで:0円 200万円まで:1,238円 300万円まで:1,691円 以降100万円増加ごとに+295円 |
(※1)価格は税込・2022年12月時点のもの
1日100万円以上注文をする人はスタンダードプラン、100万円未満ならアクティブプランを選択すると良いでしょう。
SBI証券のメリットは、次の3つです。
SBI証券は、ほかの証券会社と比べて手数料が安いことが魅力です。
アクティブプランの場合、1日100万円以下なら何度取引をしても手数料がかかりません。
またSBI証券は、米国株の取扱数が4,000銘柄以上です。
豊富な選択肢から米国株投資を行えます。
IPO実績がネット証券の中でも特に豊富なのも魅力です。
IPO銘柄の当選確率を高めたいなら、SBI証券はおすすめです。
SBI証券は、クレジットカードで積立投資ができます。
カード決済時にポイントが貯まるので、お得に投資をしたい人にも向いています。
SBI証券を利用するデメリットは、次の3つです。
SBI証券は、取引画面が見づらく、「使いにくい」という声もあります。
操作性の良さを重視するなら、別のネット証券を選んだ方が良いかもしれません。
スタッフの対応は、「丁寧でわかりやすい」という評価がある一方で、「対応が悪い」などの声も見られました。
対応してくれるスタッフの力量によって、左右されるようです。
また、SBI証券は日本株と米国株のスマホアプリが分かれているため、両方取引する人にとっては不便です。
SBI証券のメリット・デメリットや評判をチェックしたうえで、どんな人におすすめなのかをまとめてみましょう。
SBI証券は、手数料の安さが魅力です。
国内株式のアクティブプランであれば、約定金額100万円まで手数料無料で利用できます。
また、25歳未満なら取引額や取引回数を問わず、国内株式の現物取引手数料が無料です。
SBI証券は、IPO取扱銘柄数と外国株の銘柄数がともに豊富なので、IPO投資や外国株投資にチャレンジしたい人にも向いています。
株式取引や投資信託の保有額に応じて、ポイントを貯めることができる点も魅力です。
Tポイント・Pontaポイント・dポイントの中から、日常的に使う頻度の高いサービスを選択すると、効率よくポイントを貯めることができるでしょう。
SBI証券では、以下の手順に沿って口座開設手続きを進めます。
SBI証券の口座開設方法は、ネットと郵送の2パターンから選べます。
ネットの場合、最短翌日から取引を開始でき、本人確認書類の提出も手軽に行えるのでおすすめです。
一方、郵送での口座開設は10日前後かかるので、急いで取引を行いたい人には向いていません。
本人確認が完了し、ユーザーネーム・ログインパスワード・取引パスワードが発行されたら、ログインできるようになります。
なお、SBI証券は未成年でも利用できますが、親権者の口座開設が必要になります。
SBI証券を利用する前に、気になることや不安な点は解消しておきましょう。
ここでは、SBI証券に関するよくある質問に対し、Q&A形式で回答します。
SBI証券はどんな強みがある?
SBI証券の強みは、手数料の安さと外国株の豊富さといえます。
取引コストを抑えつつ、豊富な選択肢の中から外国株投資に挑戦したい人におすすめです。
もしSBI証券が破綻したら口座の資産はどうなる?
SBI証券が破綻した場合、預けている資産は確実に返還されるので安心して利用できるでしょう。
万が一、事故などのトラブルで返還されない場合は、投資者保護基金が対応します。
SBI証券のメリット・デメリット、口座開設方法について紹介しました。
SBI証券は、信頼の厚い大手証券会社です。
手数料が比較的安く、取引コストを抑えられることと、外国株の取り扱い銘柄数が多いのも特徴です。
以下の記事では、SBI証券以外にもおすすめの証券会社について紹介しています。
おすすめの証券会社を『投資初心者におすすめの証券会社をランキング形式で紹介!ネット証券を利用するメリットも解説』で紹介しています。
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