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IPO投資におすすめの証券会社10選|新規上場株の魅力やIPO投資の注意点を解説

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

IPO銘柄は、公募価格よりも初値が高くなりやすく、通常の株式投資よりも利益が出やすいといわれています。しかし、IPO銘柄狙いの投資家はたくさんいるため抽選で外れることも多く、思い通りに株式を購入できないデメリットもあります。

この記事では、IPO投資におすすめの証券会社を10社紹介するとともに、IPO投資の魅力や、証券会社選びのポイントなどを解説します。IPO投資を始めてみたい人は、ぜひ参考にしてください。

IPO投資とは

IPO投資とは、これから上場する銘柄を上場前に取得する投資方法のことです。IPO(Initia・Public Offering)には日本語で「新規公開株」「新規上場株式」という意味があり、証券取引所に上場して誰でも自社の株式を取得できるようにすることを指します。

新規上場株(IPO)の魅力

IPO銘柄は、上場時に付く初値が取得時の価格(公募価格)よりも高くなることが多く、その場合に初値で株を売れば簡単に利益を出すことができます。

ただし、IPO銘柄は人気があるため、抽選に当選しないと取得することができません。主幹事や幹事となっている証券会社に口座を持つ投資家でブックビルディング※1が行われ、それに参加した投資家の中から抽選が行われます。

また、IPO銘柄は購入時に手数料がかかりません。

(※1)仮条件の範囲内で公開株をいくらで何株購入したいのかを意思表示すること。

IPO投資におすすめの証券会社10選

ここでは、IPO投資におすすめの証券会社を10社紹介します。

証券会社によって取り扱うIPO銘柄は異なります。当選確率を上げるためには、IPO実績の多い証券会社を選ぶのがおすすめです。また、主幹事※2になるとIPOのうち80~90%が割り当てられるので、主幹事数が多い証券会社を選ぶのも有効です。

(※2)有価証券の発行を引き受ける幹事証券会社の中で、募集や売り出しの中心となる会社のこと。

証券会社名 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 auカブコム証券 松井証券 LINE証券 DMM株 GMOクリック証券 大和証券
IPO実績※3 122社 74社 66社 47社 42社 56社 11社 5社 1社 43社
主幹事数※3 21社 なし なし なし なし なし なし なし なし 15社
開設口座数 非公開 800万口座超 218万口座超 93万口座超 149万口座超 13万口座超 150万口座超 87万8,000口座超 50万口座超 304万口座超※4
NISA対応 ※5 ※5
iDeCo対応 × ×
外国株

(※3)2021年度実績
(※4)残あり顧客口座数、オンライントレード口座数、NISA口座数の合計
(※5)つみたてNISAは取扱いなし

SBI証券

SBI証券は、圧倒的なIPO実績を誇るネット証券会社です。また、主幹事数もトップクラスです。抽選方法は完全抽選を採用しています。抽選に外れた場合はIPOチャレンジポイントが加算され、次回申込時にそのポイントを使用すると当選しやすくなります。

IPO実績 122社
主幹事数 21社
抽選方法 ・完全抽選30%
・チャレンジポイント15%
・裁量配分5%
入金タイミング 抽選申し込み時
おすすめポイント ・圧倒的なIPO銘柄数
・主幹事数もトップクラス
・抽選に外れても、次回当選率が上がるポイントがたまる

楽天証券

楽天証券は完全平等抽選を採用しており、申し込んだ人の中から平等に抽選します。2021年度はSBI証券に次いで多いIPO実績を誇っています。

IPO実績 74社
主幹事数 なし
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 抽選申し込み時
おすすめポイント ・IPO銘柄の取扱数が多い
・完全平等抽選

マネックス証券

マネックス証券は完全平等抽選を採用しています。また、マネックス証券はNISAでもIPOに参加できるのが特徴です。IPO実績は、全証券会社の中でも上位に入ります。

IPO実績 66社
主幹事数 なし
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 抽選申し込み時
おすすめポイント ・完全平等抽選を採用している
・NISAでもIPOに参加できる

岡三オンライン

岡三オンラインは、当選後に入金すれば良いため、申し込み時には入金する必要はありません。投資信託平均残高3000万円以上の「プレミアゼロ」や、1000万円以上の「プラチナ」に該当すると、IPOの当選確率がアップします。

IPO実績 47社
主幹事数 なし
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 当選確認後
おすすめポイント ・完全平等抽選を採用している
・申し込み時には入金不要
・取引実績に応じて当選確率がアップ

auカブコム証券

auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループならではの豊富な銘柄数を誇ります。申し込み時には入金不要です。グループ内で主幹事実績の多い三菱UFJモルガン・スタンレ-証券からの委託配分※6にも期待できます。

(※6)割り当てられた株数の一部を委託販売してもらう仕組みのこと

IPO実績 42社
主幹事数 なし
抽選方法 ほぼ100%完全平等抽選(一部抽選以外の配分あり)
入金タイミング 当選確認後
おすすめポイント ・三菱UFJフィナンシャルグループならではのIPO銘柄取扱数
・申し込み時には入金不要

松井証券

松井証券は、申し込み時には入金不要で、配分予定数量の70%が完全平等抽選です。ジュニアNISA、未成年口座でも抽選が可能なため、家族のぶんなども申し込みができます。

IPO実績 56社
主幹事数 なし
抽選方法 70%完全平等抽選
入金タイミング 当選確認後
おすすめポイント ・申し込み時には入金不要
・ジュニアNISA、未成年口座でも抽選が可能

LINE証券

LINE証券は、IPO主幹事数トップ(2021年度)の野村證券が出資をしているため、野村證券からの委託配分を受けられる可能性があります。また無料通話アプリLINEの機能を利用して、新しいIPO銘柄追加のお知らせや、当選結果も届くので、欲しい情報を見落としにくいのもポイントです。

IPO実績 11社
主幹事数 なし
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 抽選申し込み時
おすすめポイント ・主幹事数トップである野村證券の委託配分が期待できる
・LINE機能を使って必要な情報がリアルタイムに届く

DMM.com証券

PCやスマホから簡単にIPOの申し込みが可能です。完全平等抽選で、申し込み時には入金不要です。

IPO実績 5社
主幹事数 なし
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 当選確認後
おすすめポイント ・完全平等抽選を採用している
・申し込み時には入金不要

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、完全平等抽選のため資金量に関係なく平等に当選のチャンスがあります。

IPO実績 1社
主幹事数 なし
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 抽選申し込み時
おすすめポイント ・完全平等抽選を採用している
・GMOグループ上場時割り当て優遇あり

大和証券

大和証券は、面談や電話で相談する「ダイワコンサルティングコース」と、インターネット中心で取引をする「ダイワ・ダイレクトコース」のどちらかで取引している人がIPOに申し込めます。主幹事を務めることが多いのも魅力です。

IPO実績 43社
主幹事数 15社
抽選方法 100%完全平等抽選
入金タイミング 抽選申し込み時
おすすめポイント ・主幹事を務めていることが多い
・高い当選確率が期待できる

IPO投資で証券会社を決める際のポイント

IPO投資で証券会社を決める際のポイントは、以下の3つです。

IPO投資で証券会社を決める際のポイント
  • IPO銘柄取扱件数
  • 抽選方法
  • 入金のタイミング

IPO銘柄取扱件数

証券会社によってIPO銘柄の取扱件数が異なります。証券会社が年間で扱っているIPO銘柄の実績が多いほど、多くのIPO銘柄にチャレンジでき、当選する可能性も高くなるでしょう。

抽選方法

IPO銘柄の抽選方法には、「完全平等抽選」と「完全抽選」の2つがあります。

完全平等抽選とは、1人1票制ともいわれ、ブックビルディングに申し込んだ口数にかかわらず、1人につき抽選権は1票です。

そのため、資金があり多くの口数を購入した人が何度も当選することはありません。

一方、完全抽選とは1口を1票とする抽選方法です。

完全抽選の場合、多くの口数を購入した人が何度も当選する可能性があります。

証券会社を選ぶ際には、どちらの方法を採用しているのかを確認するようにしましょう。

入金のタイミング

証券会社によっては、入金していなくても抽選を受けられる、逆に事前に入金していなければ抽選に参加できないなど対応が異なります。

証券会社ごとの入金タイミングを確認しておきましょう。

IPO投資のメリット

IPO投資のメリットは大きく分けて以下の3つです。

IPO投資のメリット
  • 比較的利益を出しやすい
  • 短期間で値が上がりやすい
  • 将来性のある企業に投資ができる

比較的利益を出しやすい

IPO銘柄は比較的利益を出しやすいといわれています。

これは、公募価格を初値が上回ると企業のイメージが良くなるため、公募価格が安く設定される傾向があるためです。

また、上場前の企業は情報が限られます。

投資家が企業の価値を把握しにくいため、公募価格が高いと売れない可能性があることも、安く設定される要因といわれています。

短期間で値が上がりやすい

前述した通り、IPO銘柄は初値が公募価格を上回ることが珍しくありません。

ブックビルディング期間から上場まで10~20日とすると、ほんのわずかな期間で値が上がることになります。

通常の株式ではこれほどの短期間で価格が急上昇するケースはあまりないことを考えると、短期間で値が上がりやすい点はIPO投資のメリットといえます。

将来性のある企業に投資ができる

企業が上場するためには株式数や株主数、利益額といった形式基準のほか、株価に関連する情報を適切に投資家に公表できるかといった実質基準が定められています。

IPOをする企業はそれらの厳しい基準を満たしていることから、上場する時点で一定の将来性が期待されているといえます。

そうした企業の株式を早い段階で保有できるのは、IPO投資のメリットです。

IPO投資のデメリット

次に、IPO投資のデメリットも見ていきましょう。

IPO投資のデメリット
  • 当選しにくい
  • 投資額がそこまで大きくない

当選しにくい

IPO投資は利益が出しやすく、短期間で利益が出ることから投資家に人気があり、なかなか抽選で当たらないという声も多いです。

一般的に、IPO銘柄の当選確率は1~2%といわれています。前評判の良いIPO銘柄は競争倍率も高いため、さらに当選確率が低くなるでしょう。

投資額がそこまで大きくない

IPO投資では多くの場合、購入できる株数は100株に限定されます。

1株5,000円以上の公募価格になることは稀で、仮に価格が5,000円とすると投資額は約50万円です。

この程度の投資額では、大きな利益を出すことは難しいかもしれません。

まとめ

IPO投資とは、上場予定の銘柄を上場前に取得する投資方法のことです。

IPO投資は利益が出しやすく、短期間で値段が上がりやすいというメリットがある一方、当選に外れてしまう、あまり多くの株数は購入できないといったデメリットもあります。

証券会社ごとに抽選方法や銘柄取扱数が異なるので、始めるときはIPO投資に強い証券会社を選ぶようにしましょう。

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