おすすめの証券会社の手数料を徹底比較!手数料が安い順にランキング形式で紹介

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

証券会社で株の取引を行う場合は、手数料が発生します。

特に取引回数や取引金額が大きくなるほど、証券会社ごとの手数料の差が大きくなるため注意が必要です。

証券会社選びの際には、手数料が1つの判断材料となるでしょう。

この記事では、証券会社を「手数料の安さ」でランク付けしました。

また、手数料をさまざまな観点から比較しているので、お得な証券会社を見つける際の参考にしてください。

株式取引でかかる主な手数料は「売買手数料」

株式取引にかかる売買手数料とは、取引の回数や金額に応じて証券会社に支払うお金のことです

長期的に見ると大きい差が生まれるため、証券会社を選ぶうえで手数料の安さは重要なポイントです。

売買手数料は、証券会社によって大きく異なります。

例えば、「SBI証券」「楽天証券」「岡三オンライン」の1日定額制では、1日100万円までの取引にかかる手数料が無料です。

また、松井証券は25歳以下を対象に手数料を無料としています。

ネット証券と店舗型証券では手数料が大きく違う

ネット証券と店舗型証券では、手数料が大きく異なります。

下表にまとめたので比較してみてください(1約定制、現物取引の場合)。

取引金額 10万円 50万円 100万円
店舗型証券 野村証券 2,860円 7,150円 1万2,188円
大和証券 2,750円 6,325円 1万2,650円
ネット証券 SBI証券 99円 275円 535円
楽天証券 99円 275円 535円

こうして比較すると、ネット証券の方が圧倒的に安いことがわかります。

手数料の安さという観点からは、店舗型証券よりもネット証券の方が魅力的です。

ネット証券の手数料プランは「1約定制」と「1日定額制」の2種類

ネット証券の手数料プランは「1約定制」と「1日定額制」の2種類があります。

1約定制では、1回の取引が成立するごとに手数料が発生します。

それに対して1日定額制では、1日の取引金額によって手数料が決まる仕組みです。

どちらがお得なのかは、取引回数や金額によって変わってきます。

証券会社によっては、1日定額制では100万円まで手数料が無料となっているケースもあります。

その場合は、1日100万円を超える取引をしないのなら、1約定制よりも1日定額制の方がお得です。

【総合評価】ネット証券の売買手数料ランキング

ここでは、ネット証券について売買手数料を基準にランキング形式で紹介します。

手数料は取引形態や金額などさまざまな要因によって変動します。

総合的におすすめできる順にランキング化すると、以下になります。

ネット証券の売買手数料ランキング
  1. DMM.com証券
  2. GMOクリック証券
  3. SBI証券
  4. 楽天証券
  5. auカブコム証券
  6. 岡三オンライン
  7. 松井証券

1位:DMM.com証券

DMM.com証券は、今回紹介する証券会社の中では、1約定あたりの手数料が最も安く、特に信用取引の手数料は他社と比べて圧倒的に安いのが特徴です。

1日定額制はないため、1日に何回も取引を行う人は手数料が高くつく可能性があるものの、そうでない人にとってはおすすめできる証券会社です。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制 ■現物取引
~5万円以下:55円
~10万円以下:88円
~20万円以下:106円
~50万円以下:198円
~100万円以下:374円
~150万円以下:440円
~300万円以下:660円
300万円超:880円

■信用取引
~300万円以下:88円
300万円超:0円
1日定額制

2位:GMOクリック証券

GMOクリック証券の手数料は、DMM.com証券に次いで安く、5万円までの現物取引にかかる手数料に関してはDMM.com証券よりも安くなっています。

また、1日定額制もあり、その手数料は今回紹介する証券会社の中で最も安いため、1日に多くの回数の取引を行う人にもおすすめです。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制 ■現物取引
~5万円:50円
~10万円:90円
~20万円:100円
~50万円:260円
~100万円:460円
~150万円:550円
~3000万円:880円
3000万円超:930円

■信用取引
~10万円:97円
~20万円:143円
~50万円:187円
50万円超:264円
1日定額制 ■現物取引
~100万円:0円
~200万円:1,238円
~300万円:1,691円
300万円超(以降、100万円ごとの加算金額):295円

■信用取引
~100万円:0円
~200万円:880円
~300万円:1,320 円
300万円超(以降、100万円ごとの加算金額):440円

3位:SBI証券

SBI証券の手数料は、1日定額制に関しては2位のGMOクリック証券と同額です。

ただし、1約定制の手数料は全体的にGMOクリック証券より高いこともあり、今回のランキングでは3位となりました。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制 ■現物取引
~5万円:55 円
~10万円:99 円
~20万円:115 円
~50万円:275 円
~100万円:535 円
~150万円:640 円
~3000万円:1,013 円
3000万円超:1,070 円

■信用取引
~10万円:99 円
~20万円:148 円
~50万円:198 円
50万円超:385 円
1日定額制 ■現物取引
~50万円:0円
~100万円:0円
~200万円:1,238円
~300万円:1,691円
以降100万円増加ごとに295円ずつ増加

■信用取引
~100万円:0円
~200万円:880円
~300万年:1,320円
以降100万円増加ごとに440円ずつ増加

4位:楽天証券

楽天証券の手数料は、1約定制に関しては3位のSBI証券と同額です。

また、1日定額制については現物取引と信用取引の合算で決まるため、どちらも行いたい人にとっては手数料が半額程度で済む可能性があります。

ただし、この点を考慮してもSBI証券より手数料が高くなる可能性が高いため、今回のランキングでは4位となりました。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制 ■現物取引
~5万円:55円
~10万円:99円
~20万円:115円
~50万円:275円
~100万円:535円
~150万円:640円
~3000万円:1,013円
3000万円超:1,070円

■信用取引
~10万円まで:99円
~20万円まで:148円
~50万円まで:198円
50万円超:385円
1日定額制 ■現物取引と信用取引の合算
~100万円:0円
~200万円:2,200円
~300万円:3,300円
以降100万円増加ごとに1,100円ずつ増加

5位:auカブコム証券

auカブコム証券の手数料は、1約定制の現物取引以外は4位の楽天証券と同額です。

ただし、1約定制の現物取引で3000万円超の取引を行う場合は楽天証券よりも大幅に高くなってしまうため、今回のランキングでは5位となりました。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制 ■現物取引
~5万円:55円
~10万円:99円
~20万円:115円
~50万円以下:275円
~100万円以下:535円
100万円超:約定金額×0.099%(税込)+99円(上限:4,059円)

■信用取引
~10万円:99円
~20万円:148円
~50万円:198円
50万円超:385円
1日定額制 ■現物取引と信用取引の合算
~100万円:0円
~200万円:2,200円
~300万円:3,300円
~400万円:4,400円
~500万円:5,500円
以降100万円増加ごとに1,100円ずつ追加

6位:岡三オンライン

岡三オンラインの手数料は、1約定制で300万円以上の取引を行う場合、5位のauカブコム証券よりも安くなります。

また、1日定額制の手数料もauカブコム証券よりも安いです。

ただし、それらは比較的高額な取引をした場合に限った話なので、今回のランキングでは6位としています。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制 ■現物取引
~10万円:108円
~20万円:220円
~50万円:385円
~100万円:660円
~150万円:1,100円
~300万円:1,650円
以降100万円増加ごとに330円ずつ追加(上限:3,300円)

■信用取引
~10万円:108円
~20万円:165円
~50万円:330円
~100万円:550円
~150万円:770円
~300万円:1,100円
300万円超:1,320円
1日定額制 ■現物取引
~50万円:0円
~100万円:0円
~200万円:1,430円
以降100万円増加ごとに550円ずつ追加

■信用取引~50万円:0円
~100万円:0円
~200万円:1,100円
以降100万円増加ごとに330円ずつ追加

7位:松井証券

松井証券の手数料はすべて1日の取引金額で決まり、かつ1日定額制の金額は今回紹介した証券会社の中でも高額です。

25歳以下はすべての手数料が無料になりますが、該当しない人にとってはメリットがありません。

そのため、今回のランキングでは7位となりました。

取引手数料の詳細(金額は税込)
1約定制
1日定額制 ■現物取引
~50万円:0円
~100万円:1,100円
~200万円:2,200円
以降100万円増加ごとに1,100円ずつ追加
1億円超:110,000円(上限)※25歳以下は無料

■信用取引
~50万円:0円
~100万円:1,100円
~200万円:2,200円
以降100万円増加ごとに1,100円ずつ追加
1億円超:110,000円(上限)※25歳以下は無料

【1約定制】現物取引の手数料比較

証券会社 【1約定制】現物取引の手数料(金額は税込)
5万円 10万円 20万円 50万円 100万円 300万円 500万円
DMM株 55円 88円 106円 198円 374円 660円 880円
GMOクリック証券 50円 90円 100円 260円 460円 880円 880円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 535円 1,013円 1,013円
楽天証券 55円 99円 115円 275円 535円 1,013円 1,013円
auカブコム証券 55円 99円 115円 275円 535円 3,069円 4,059円
岡三オンライン 108円 108円 220円 385円 660円 1,650円 2,310円
松井証券

1約定制の現物取引に関して比較すると、金額によってはDMM株よりもGMOクリック証券の方が手数料は安くなります。

しかし、全体的に見るとやはり1位であるDMM株の方が安い傾向にあります。

【1日定額制】現物取引の手数料比較

証券会社 【1日定額制】現物取引の手数料比較(金額は税込)
5万円 10万円 30万円 50万円 100万円 300万円 500万円
DMM株
GMOクリック証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,691円 2,281円
SBI証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,691円 2,281円
楽天証券※1 0円 0円 0円 0円 0円 3,300円 5,500円
auカブコム証券※1 0円 0円 0円 0円 0円 3,300円 5,500円
岡三オンライン 0円 0円 0円 0円 0円 1,980円 3,080円
松井証券※2 0円 0円 0円 0円 1,100円 3,300円 5,500円

(※1)現物取引と信用取引の合算
(※2)25歳以下は無料

1日定額制の現物取引に関して比較すると、1位のDMM株は1日定額制を用意していません。

そのため、1日に多くの回数取引する人は、GMOクリック証券かSBI証券がおすすめです。

【1約定制】信用取引の手数料比較

証券会社 【1約定制】信用取引の手数料比較(金額は税込)
5万円 10万円 30万円 50万円 100万円 300万円 500万円
DMM株 88円 88円 88円 88円 88円 0円 0円
GMOクリック証券 97円 97円 187円 187円 264円 264円 264円
SBI証券 99円 99円 198円 198円 385円 385円 385円
楽天証券 99円 99円 198円 198円 385円 385円 385円
auカブコム証券 99円 99円 198円 198円 385円 385円 385円
岡三オンライン 108円 108円 330円 330円 550円 1,100円 1,320円
松井証券

1約定制の信用取引に関して比較すると、DMM株の手数料が安いことがわかります。

証券会社の「大口優遇」の条件を満たし手数料の割引を受けられる人や、25歳以下を除けば、手数料だけで選ぶならDMM株が最有力候補といえるかもしれません。

【1日定額制】信用取引の手数料比較

証券会社 【1日定額制】信用取引の手数料(金額は税込)
5万円 10万円 30万円 50万円 100万円 300万円 500万円
DMM株
GMOクリック証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,320円 2,200円
SBI証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,320円 2,200円
楽天証券
(現物取引と信用取引の合算)
0円 0円 0円 0円 0円 3,300円 5,500円
auカブコム証券
(現物取引と信用取引の合算)
0円 0円 0円 0円 0円 3,300円 5,500円
岡三オンライン
(通常コース)
0円 0円 0円 0円 0円 1,430円 2,090円
松井証券
(25歳以下は無料)
0円 0円 0円 0円 1,100円 3,300円 5,500円

1日定額制の信用取引に関して比較すると、1位のDMM株には1日定額制がありません。

そのため、1日に多くの回数取引する人は、GMOクリック証券かSBI証券がおすすめです。

ただし500万円以上の取引をする場合は、岡三オンラインの方がお得です。

証券会社は手数料と投資額を参考に決めよう!

証券会社の手数料は、コースや投資額によって異なります。

自分の投資頻度や投資金額を考慮したうえで、手数料の安い証券会社を選ぶようにしましょう。

まとめ

手数料の安さという観点からは、DMM株が最もおすすめです。

ただし、1日に多くの回数取引を行う場合はGMOクリック証券かSBI証券がお得です。

また、25歳以下なら、すべての手数料が無料になる松井証券も魅力的でしょう。

取引頻度や投資金額によってお得な証券会社は変わってくるため、自分の条件に適したお得な証券会社を探してみましょう。

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