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無駄遣いしない人の特徴は?無駄遣いを減らして貯蓄するためのコツ

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

貯蓄は大切とわかっていても、無駄遣いをやめられないという人は多いでしょう。「つい散財してしまう」「なかなかお金が貯まらない」という悩みを抱えていませんか?

無駄遣いが少ない人には共通した特徴があります。それを参考にすれば、支出を減らすことができるでしょう。

この記事では、無駄遣いをしない人の特徴や、無駄遣いをやめるコツについて解説します。

この記事でわかること
  • 無駄遣いをしない人の特徴
  • 無駄遣いをやめるコツ
  • 貯蓄を増やす方法

無駄遣いとは?

無駄遣いとは、「金銭を必要のないことや、役に立たないことに使うこと」を意味します。典型的な例として、「買ったけれど結局一度も使わなかった」ことなどが挙げられます。

無駄遣いには、大きく分けて「散財」「浪費」の2種類があります。

  • 散財:不必要なことにお金をつかうこと
  • 浪費:金銭・時間・精力などを無駄に使うこと

散財:不必要なことにお金をつかうこと

散財とは、「不必要なことにお金をつかうこと」を指します。

散財の例
  • 安いと思って食材を買い込んだものの、使い切れずに腐らせてしまった
  • 広告に釣られて本来欲しかった商品とは別のものを買ってしまった
  • ストレス発散のためにギャンブルにお金をつぎこんだ

「無駄遣い」「浪費」という言葉は時間や物などお金以外にも使いますが、「散財」はお金に限定されます。たくさんお金を使う=散財ではなく、あくまで「不必要なこと」に使う点がポイントです。

浪費:金銭・時間・精力などを無駄に使うこと

浪費とは、「金銭・時間・精力などを無駄に使うこと」を指します。

浪費の例
  • 本当は行きたくない飲み会に、流れで参加した
  • 新しい趣味を始めようと思って道具をそろえたが、すぐに飽きてしまった

「浪費」については、生活上どうしても必要な「消費」、将来リターンが見込まれる「投資」と分けて考えると管理しやすいでしょう。

無駄遣いを続ける3つのリスク

無駄遣いしすぎたり、いつまでも浪費や散財がやめられない状態が続いたりすると、お金が貯まりにくくなります。十分な預貯金がない場合に想定されるリスクは、以下の通りです。

  • 突発的な事態に対処できない
  • ライフプランの実現ができない
  • 定年退職後の資金がない

突発的な出来事に対処できない

預貯金が不足している状態だと、急にお金が必要になったときに対応できない可能性があります。

例えば、自分や家族が突然のケガや病気に見舞われて、入院や介護が必要になるかもしれません。失業してしまい生活が困窮する可能性もあるでしょう。

周囲で結婚や出産が相次いで、思いがけずご祝儀費用がかさんで慌てることになる人もいます。急にエアコンや冷蔵庫などの家電が壊れて、買い換えが必要になるかもしれません。

理想のライフプランを実現することができない

無駄遣いを続けていると、理想のライフプランを送るのに十分な資金が用意できない可能性もあります。

「いつかマイホームが欲しい」「大好きな趣味を思いっきり楽しみたい」「子どもにいい教育を受けさせてあげたい」など、今後の人生をどう過ごしたいか考えたとき、そこには必ずお金の問題が発生します。

預貯金が足りていないと、夢や理想を実現できずにあきらめたり、妥協が必要になったりするかもしれません。

定年退職後の生活が困窮する

無駄遣いを続けて貯蓄が少ないままだと、老後に困窮する可能性があります。

定年退職後は年金のみでの生活になる、もしくは仕事を続けたとしても薄給で、急激に収入が下がる人も多いです。しかも、日常の生活費だけでなく介護費用や医療費が重なるかもしれません。そうなったとき、貯蓄が少ないとすぐに底をついてしまい、生活に困る事態になってしまうでしょう。

老後はまだ先の話かもしれませんが、将来のことはしっかり考えておく必要があります。

無駄遣いしない人の特徴

無駄遣いしない人には、以下の特徴があります。

  • 計画的に買い物する
  • お金のかからない趣味を持っている
  • 給与をすぐに使わない
  • トレンドに流されない
  • コストパフォーマンスを重要視する

計画的に買い物をする

いつ、何を、いくらで購入するのかきちんと計画しておけば、お金を使いすぎる事態を防ぐことができます。また、購入する時期から逆算して預貯金を進めたり、セールやキャンペーンなどで安くなる時期を見計らって購入したりもできるでしょう。購入するものが本当に必要なのか、じっくりと考える時間も確保できます。

「たまたま店頭で見かけたから」などの理由でなんとなくお金を使う人は、お金が貯まりにくいので要注意です。

計画的に買い物をするためには、事前に予算を決める習慣をつけておくのがおすすめです。

お金のかからない趣味を持っている

お金をかけずに楽しめる趣味なら、たとえ趣味に没頭しても家計を圧迫せずに済みます。また、ストレスが溜まっても趣味で発散できるので、ストレス発散のための散財を防げるでしょう。

一方、ギャンブルや車などお金のかかる趣味を持っている人は預貯金が難しくなりがちです。また、趣味がない人は、ストレスが溜まったときに衝動買いに走りやすくなる傾向があります。

比較的お金のかからない趣味、例えば散歩や読書、手芸や動画鑑賞などを新たに始めてみるのもよいでしょう。

給与をすぐに使わない

無駄遣いが多くてお金が貯まらないという人の中には、給与が入金されるとつい気が大きくなって、散財してしまうタイプの人も多いです。

無駄遣いをしない人は、入金された給与はすぐには使いません。お金の使い方は、給料日前でも直後でも同じです。必要なお金以外は手を付けずに残すので、無駄遣いしにくくなります。

給与をすぐに使わない工夫としておすすめなのは「先取り貯金」です。給与が入金されたらすぐに一定の金額を別の口座に移すことで、自動的に貯まる仕組みを作れます。

トレンドに流されない

無駄遣いがない人は、「流行しているから」「これを持っていないと恥ずかしいから」といった理由では買い物をしません。他人に影響されるのではなく、「欲しいと思ったから」「生活に必要だから」など、あくまで自分の基準で買い物をします。

お金の使い方に信念があるので、無駄遣いが少なくて済みますし、自分が気に入ったものしか買わないので飽きずに長く使います。

コストパフォーマンスを重要視する

無駄遣いしない人は、コストパフォーマンスが高いものを選んで購入します。コストパフォーマンスが高いものとは、支払ったお金の割に得られる効用が大きいものを指します。

安いものを買うだけでは、「安物買いの銭失い」になってしまう可能性があります。買物をするときは、値段だけではなく、それがどれくらい有益なのか判断することが大切です。

無駄遣いをやめる4つのコツ

無駄遣いをやめたい場合は、次の4つのコツを実践してみましょう。

  • 整理整頓を心がける
  • 毎月の支出を把握する
  • 自由に使えるお金と貯めるお金を決める
  • 先取り貯金を行う

整理整頓を心掛ける

整理整頓のメリットは、単に部屋がきれいになるだけではありません。整理整頓の過程で自分が何を持っているのか、ストックの量がどれくらいか、何が追加で必要なのか把握できるため、結果として不必要なものを買わなくて済みます。

整理整頓をきちんと行っておけば、「よく似たものが家にあったのにまた買ってしまった」「紛失したから買い直した」などの行動を減らせるでしょう。また、「せっかく整えたからこのままキープしたい」という心理を利用すれば、必要以上に物を増やすことも防げます。

例えば、スーパーに食材を買いに行く前に、冷蔵庫を整理して中身を把握しておくのも無駄遣いの予防につながります。

毎月の支出を把握する

自分が何に、いくら使っているのか確認して振り返る習慣を身に付けましょう。「ちょっと使いすぎたな」「これは無駄遣いだったな」と反省する機会を持つことができれば、次から改善できるよう対策を進められます。

毎月の支出を把握するには、家計簿をつけるのがおすすめです。

家計簿をつけるのが苦手な人や、面倒くさがりの人は、クレジットカードの明細を確認する習慣をつけるのもよいでしょう。あるいは、銀行でお金を引き出す金額や回数を決めて減り具合がわかるようにする、食費や娯楽費など無駄遣いが発生しやすい項目だけに絞ってメモする方法でも代用できます。

自由に使えるお金と貯めるお金を決める

毎月自由に使える金額と、貯蓄に回す金額をそれぞれ設定するのもおすすめです。そうすることで、お金を使うときに自然と残金や残日数を意識することになります。

金額を決める際には、前述した「毎月の支出を把握する」を実践して、いくらで生活しているのか、いくらくらいに抑えたいのか考えてみましょう。具体的な金額がわかれば、食費でいくら、娯楽費にいくらなど細かい予算を立てることができます。

ほかにも、「いつまでに、いくら貯めるか」を明確にするのも有効です。そこから逆算して、毎月いくらずつ預貯金が必要か確認し、残りを「自由に使えるお金」として設定しましょう。

お金を残せるようになったら先取り貯金をする

前述した方法を実践して、無駄遣いが減ってお金を遺せるようになってきたら、「先取り貯金」にも挑戦してみましょう。

「生活費に使って余ったら預貯金する」ではなく、「貯金分を除いて残った分で生活する」という順番になることで、より確実に貯金しやすくなるでしょう。

先取貯金の際は、自分で口座から口座に移動してもよいですが、手間がかかります。銀行の「定額自動入金サービス」や、勤務先の「財形貯蓄」などを利用して自動化するのがおすすめです。

将来への貯蓄は資産運用も考えよう

先取り貯金が確実にできるようになったら、資産運用(投資)を始めるのも有効です。

預貯金だけだと、インフレでお金の価値が目減りする可能性があります。インフレで物の値段が上がる状態が続いた場合、例えば「いま100万円で買えていたものが、10年後には200万円出さないと買えなくなっている」という事態にもなりかねません。

単に預貯金しているだけより、投資も並行して行った方がお金は増えやすく、インフレ対策にもなります。

資産運用にはさまざまな種類がありますが、以下は初心者でも取り組みやすいでしょう。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • 債券
  • REIT(不動産投資信託)

株式投資

企業が資金調達のために発行する株式(株)を購入する投資です。株価が上がったタイミングで売却したり、配当金や株主優待を受け取ったりすることで利益を出します。

企業の不祥事や倒産などで株価が急落するリスクがありますが、逆に新製品開発の成功や業績アップなどで急騰する可能性もあります。

投資信託

さまざまな株式や債券などを投資のプロが1つにまとめたセット商品のようなものです。多数の投資家から資金を募り、集まったお金でさまざまな投資対象にお金を振り分ける仕組みになっています。

自分で投資先を分析したり組み合わせを考えたりしなくても、プロにおまかせで投資できるので初心者にも人気です。

債券

国や企業などが資金調達のために発行するものです。株式投資に似た部分はありますが、こちらは定期的に決められた額の利子が受け取れ、満期が来たら元本全額が戻ってくる仕組みになっています。

株式投資より期待できるリターンは低いものの、その分リスクも低いのがメリットです。

REIT(不動産投資信託)

不動産を対象にした投資信託です。多数の投資家から集めた資金を使って、投資のプロが不動産投資を行います。資金を出した投資家には、投資の結果発生した賃料収入や売却益が分配されます。

通常の不動産投資と違って少額で取り組めて、プロに任せられるのがメリットです。

おすすめの資産運用方法については、「おすすめ資産運用方法5選|投資先の選び方や初心者に役立つ相談先などを紹介」も参考にしみてください。

NISAやiDeCoの利用もおすすめ

資産運用に取り組むなら、国の制度である「NISA」や「iDeCo」を活用するのもおすすめです。これらを利用して投資をすれば税制優遇を受けられるため、より効率よく貯蓄を増やしやすくなります。

NISA

NISAは、通常は約20%かかる税金が非課税になる制度です。

2024年から始まる新制度では、年間360万円(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)が上限金額となっています。また、以前は非課税保有期間が決められていましたが、無期限となります。

iDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で自分の将来の年金を作るための制度です。投資信託の積立がメインな点はNISAに似ていますが、掛金が全額税控除できるなど、節税効果が高いメリットがあります。

その代わり、60歳までお金を引き出せない点がデメリットです。

無駄遣いを減らせるか不安な人はFPへの相談がおすすめ

無駄遣いを減らす方法や、貯蓄の増やし方について紹介してきました。しかし、「自分にできるか不安」「やってみたけどなぜか上手くいかない」という人もいるかもしれません。そんなときは、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談も検討してみましょう。

FPはお金のプロです。例えば、「家計の管理が上手くできない」「預貯金が少なくて将来が不安」といった相談ができます。何からどうやって始めればいいか具体的にアドバイスをしてくれるでしょう。

頼れるFPを探すなら「マネードクター」がおすすめです。下記から無料で申し込むことができます。

まとめ

無駄遣いを続けていると、思うように貯蓄ができず将来困る事態に陥りかねません。無駄遣いをしない人は、お金を使うかどうかの基準が明確で、計画的に支出する傾向があります。無駄遣いをやめたいなら、毎月の支出を把握する、予算を決めるなどの対策が有効です。

「対策が難しい」「できそうにない」と感じたら、お金のプロであるFPに相談してサポートしてもらうのも1つの方法です。マネードクターのように無料で相談できるところもあるので、気軽に頼ってみましょう。

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