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ブラックリストにのっていても車のローンに通った人はいる?|ローンを組む時の注意点!

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

ブラックリストにのると、新規のローン・クレジット契約が難しくなるといわれています。実際のところ、ブラックリストにのった状態で自動車ローンの審査に通ったケースはあるのでしょうか。

この記事では、ブラックリストにのっても自動車ローンが組めるのか、またブラックリスト掲載者がローンを申し込む際の注意点、審査に通らなかった場合の対策などを解説します。

ブラックリストとは

信用情報機関に事故情報が登録されることを、「ブラックリストにのる」と表現します。

信用情報機関とは、ローンやクレジットカードなどの審査などで利用される、個人の「信用情報」を保管する機関のことです。事故情報とは、ローンやクレジット契約を結ぶにあたり障害となる情報を指します。

信用情報機関に事故情報が登録されている間は、新規のローンやクレジット契約の審査に通りにくくなります。

ブラックリストにのる原因

ブラックリストにのる原因として、以下が挙げられます。

  • 長期延滞:2~3ヵ月以上の延滞があった
  • 代位弁済:支払いが不可能になり、保証会社などが代理で負債を弁済した
  • 強制解約:契約不履行により、クレジットカードなどが強制的に解約された
  • 任意整理:貸金業者との交渉で金利カットなどを実施し、借金が減額された
  • 自己破産:裁判所からの認定により、借金の支払い義務が免除された

ブラックリストにのっているか調べる方法はある?

「現在ブラックリストにのっているか」「過去のブラックリストの履歴が消えているか」を確かめるためには、信用情報機関に開示請求を行いましょう。

信用情報機関は、以下の3つです。

  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC):メガバンクや地方銀行、ネット銀行などが加盟
  • 日本信用情報機構(JICC):消費者金融などが加盟
  • シー・アイ・シー (CIC):カード会社や消費者金融が加盟

開示請求の方法は、信用情報機関ごとに異なります。自分が利用したクレジットカード会社やローン会社が加盟する信用情報機関のホームページを確認してください。

ブラックリスト掲載者が自動車ローンを組むときの注意点

ブラックリスト掲載者が自動車ローンの審査に通るケースも実際に存在します。とはいえ、ブラックリストにのると、審査に通りづらくなることは確かです。

ブラックリスト掲載者が自動車ローンを組む際に、講じることができる対策は以下の通りです。

  • 通りやすい自動車ローンを選ぶ
  • 未払いがあれば完済する
  • 頭金を用意して借入額を下げる

通りやすい自動車ローンを選ぶ

自動車ローンには主に3種類あり、それぞれ特徴が異なります。

自社ローン ディーラーローン 銀行マイカーローン
審査の通りやすさ 通りやすい 比較的通りやすい 厳しい
金利(手数料) 高め(金利はないが手数料がかかる) 中程度 低め
特徴 車両価格に金利相当の手数料が上乗せされる ローン手続きと自動車購入が同時にできる 審査に時間がかかる

信用情報に不安のある人は、各自動車ローンの特徴を理解したうえで、審査に通りやすいものを選ぶことが大切です。

自社ローン

自社ローンとは、自動車販売会社が独自に提供する自動車ローンのことです。

信販会社を通さないローンで、 審査に際しては、信用情報機関の情報が照会されません。そのため、ブラックリストにのっている人でも、審査通過の可能性があります

また、自動車販売会社は貸金業者や銀行ではないため、金利はかかりません。ただし、金利相当の手数料が車の購入価格に上乗せされるため、トータルの返済額はディーラーローンや銀行マイカーローンよりも高くなるので注意してください。

ディーラーローン

ディーラーローンは、車の購入とローン契約が同時に行えます。審査のスピードが早く、手間がかからないこともメリットです。ただし、返済完了までは車の所有権がディーラーに属し、自分名義にはできません。

ディーラーローンは、銀行マイカーローンよりも審査が通りやすいといわれています。しかし、審査で信用情報が照会されるので、ブラックリスト掲載者は通りづらいのが現実です。

銀行マイカーローン

メガバンクや地方銀行、信用金庫といった金融機関が提供する自動車ローンです。金利が低く、自動車の所有権が購入者となるなど条件が良い一方で、審査が厳しいのが特徴です。

信用情報機関の情報が照会されるため、ブラックリストにのった人が審査通過する可能性はほぼありません

未払いがあれば完済する

信用情報として登録されているのは、以下の取引内容などです。これらに関して未払いや滞納があれば、その状態を解消しておく必要があります。

  • クレジットカード
  • カードローン
  • 教育ローン
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • スマートフォンの分割払い
  • 奨学金

頭金を用意して借入額を下げる

ローンの審査は、借入希望額が少ないほど通過しやすいです。

自動車ローンの借入上限額は年収の30~40%が目安とされていますが、ブラックリスト掲載者は可能な限り借入希望額を下げるのが得策です。

借入希望額を下げるためには、中古車などランクを落とした車の購入を検討する方法があります。あるいは、頭金を用意できれば、車のランクを落とさずに借入希望額を下げることができるでしょう。

ブラックリストにのっていて車のローンに通らない場合

前述した対策を講じても審査に通らなかった人は、以下の方法も検討してください。

  • 一定期間を置いてから再度挑戦する
  • カーリースなどほかの方法を試す

一定期間を置いてから再度挑戦する

事故情報は一定期間が経過するとリセットされ、審査において障害がない状態になります。

リセットされるのは完済から5~10年後とされていますが、これはあくまでも目安です。また、完済後に別の金融事故を起こすと新たな事故情報が登録され、リセットまでの期間が延びます。

ブラックリストにのっている人は、完済から5~10年経過後、信用情報機関に情報開示請求を行いましょう。事故情報がリセットされていることを確かめてから、自動車ローンに再度申し込んでください。

カーリースやサブスクなどほかの方法を試す

ブラックリストにのっていて自動車ローンの審査に通らなかった人は、カーリースやサブスクを通じて車を利用する方法があります。

カーリースとは利用料を月々支払い、車をリースする(借りる)サービスです。ガソリン代の値引きや整備工場の利用など、カーリースを提供する企業ごとに独自のサービスが受けられます。

サブスクとはサブスクリプションの略語です。名称は異なるものの、サービス内容はカーリースとほぼ同じです。

なお、カーリースやサブスクの利用には審査があります。これらの審査にも落ちる場合は、レンタカーを利用しましょう。

まとめ

信用情報機関に事故情報が登録されることを、「ブラックリストにのる」と表現します。ブラックリストにのると、ローンやクレジットカードの新規契約が難しくなります。ただし、ブラックリストにのっていても、自動車ローンの審査に通る人もいます。

「通りやすい自動車ローンを選ぶ」「未払いがあれば完済する」「頭金を用意して借入額を下げる」などの対策を講じることで、審査に通る可能性が高まります。審査に通らなかった人は「一定期間を置いてから再度挑戦する」「カーリースなどほかの方法を試す」 ことも検討してください。

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