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車のローンの借入可能額と年収の関係|いくらまで?審査基準と目安を紹介

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

車のローンを利用するときに気になることの1つが、いくらまで借りられるかということでしょう。この記事では、車のローンを組むために必要な年収や、ローンの審査で確認されるポイントについて解説します。そのうえで、審査に通りやすくするための対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

車のローンはいくらまで借りられる?年収以上もOK?

車のローンは、貸金業法で定められている「総量規制」の対象ではありません。総量規制とは、年収の3分の1以上の金額は借りられないという決まりです。つまり、各機関が定める上限額以内であれば、年収を超える金額であっても借りられる可能性があります。

しかし、実際には借入限度額以上の金額を借りることは不可能です。借入限度額の目安は、年収の30~40%とされています。借入限度額以内であっても、借りられる金額は審査によって変わります。

年収いくらあれば車のローンは組める?

車のローンを組むための最低年収は、金融機関などで明示されているわけではなく、法律にも規定はありません。しかし、「年収が○円以上でなければいけない」という条件が設けられている可能性があります。

目安としてよくいわれるのが、年収150万円もしくは200万円というラインです。 年収がこれらを下回っている場合、どれだけ借入希望額が低くても審査には通らないかもしれません。

また、年収150万円、200万円のラインを超えていたとしても、返済負担率(収入に対するローン返済額の割合)との関係で審査に落ちてしまう可能性はあります。

車のローン審査のポイント

車のローン審査のポイントは、以下の通りです。

  • 勤務形態
  • 勤続年数
  • 持ち家か賃貸か
  • 信用情報
  • そのほかの借入

勤務形態

雇用形態は、車のローンの審査に大きく関わってきます。例えば、公務員や正社員など安定的な収入がある人は、車のローンの審査に通りやすいです。一方、フリーターや個人事業主など収入が不安定な働き方は、審査のハードルが高くなります。

職業や雇用形態は、審査で必ず調べられます。また、在籍確認によって、申込時に伝えた勤務先に本当に在籍しているかどうかも知られてしまうため、虚偽の情報を伝えても意味がありません。

勤続年数

勤続年数が長いほど、車のローンの審査では有利に働きます。今後も継続して安定した収入を得られることが期待され、返済能力が充分にあるとみなされます。目安として、勤続期間が3年以上あると審査に通りやすいとされています。

逆に勤続年数が短いと、車のローンの審査では不利に働きます。例えば、転職直後は、仮に前職の勤続期間がどれだけ長かったとしても、車のローンの審査には通りにくくなるでしょう。車のローンを利用する予定があるなら、審査直前の転職は避けた方が賢明です。

持ち家か賃貸か

住んでいる家が持ち家なのか賃貸物件なのかによっても、車のローンの審査通過率は変わってきます。

車のローンの審査においては、持ち家に住んでいる方が有利に働きます。所有資産が多いとローンの返済能力が高いとみなされるからです。

信用情報

信用情報とは、過去の金融機関との取引に関する個人情報です。返済の遅延など信用情報に傷があると、たとえ審査の甘いローンであっても通過は厳しくなります。信用情報は金融機関などを含む第三者でも調べることができるので、虚偽申告しても通用しません。

現時点で信用情報に傷がない場合は、今後も各種料金をきちんと期日内に支払うなど徹底させましょう。自分の信用情報に不安がある場合は、金融機関や指定信用情報機関などで確認できます。

そのほかの借入れ

ほかに借入れがあると、車のローンの審査では不利に働きます。すでにほかの借り入れがあることで、返済負担率が高くなり、計画通りにローンが返済されない疑いを持たれます。

そのため、車のローンの利用を検討している場合は、同時にほかの借入れを行うのは避けましょう。

車のローン審査を通りやすくするポイント

車のローンの審査が通りやすくするポイントは、以下の通りです。

  • 頭金を用意する
  • そのほかの借金を整理・返済する
  • 直前に転職しない

頭金を用意する

頭金をできるだけ多く用意することで、車のローンの審査に通りやすくなります。頭金を多く用意できるということは、 それだけ高い資金力を持っているとみなされます。また、頭金を多く用意することによって借入額が小さくなるため、審査でさらに有利に働きます。

ただし、無理してまで頭金を用意するのはおすすめできません。例えば、生活費を削ったり、将来のための貯蓄を崩したりしてしまうと、生活苦や不測の事態への対応などで困ることになるでしょう。頭金は余剰資金の中から捻出するのが賢明です。

そのほかの借金を整理・返済する

ほかに借金を抱えている場合は、整理や返済をすることも大切です。借金の整理や返済により、車のローンの審査に通る可能性が高まります。

まずは、残債が少ない借金など、整理しやすいものから返済しましょう。借入件数を減らすことで、審査時の印象が良くなるはずです。

直前に転職しない

勤続年数が短いと、車のローンの審査で不利に働きます。たとえ前職の勤続期間が長くても、現職の勤続期間が短ければ、今後安定的に収入が得られる可能性は低いとみなされます。転職を希望している場合は、車のローンの審査に通過するまで待つのがおすすめです。

マイカーローンを探すときにおすすめのサービス

引用:クラウドローン

自分でローンを探す場合は、手続きに手間がかかったり、条件に合った借入先を見つけられなかったりする可能性があります。そこでおすすめなのが、クラウドローンです。

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まとめ

年収以上のローンを組むことは、決して不可能ではありません。しかし、実質的にはローンの審査に通るための最低年収が決められていたり、返済負担率が高すぎたりすることによって、希望額の借入れができない可能性もあります。

審査の基準は金融機関によっても異なるため、さまざまなローンを比較検討してみてください。

マイカーローンは、自動車を購入するために利用する方法として広く知られていますが、実際に選ぶ際には金利や条件、返済期間などをよく考慮する必要があります。

そこで、この記事ではマイカーローンのおすすめランキングTOP10|金利や選ぶポイントを解説を紹介します。

自分に合ったマイカーローンを見つけるために、ぜひ参考にしてください。

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