おすすめの低金利なブライダルローン|メリット・デメリットについて解説

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

結婚式は、大きなお金がかかるライフイベントの一つです。式場や衣装、新婚旅行など、予想以上にお金がかかってしまうこともあるでしょう。結婚式費用が足りなくなったり、まとまった資金を準備することができなかったりする場合に利用できるのがブライダルローンです。

この記事では、おすすめのブライダルローンやメリット・デメリットを紹介します。

ブライダルローンとは?

ブライダルローンは、結婚式や新婚旅行など、結婚に関わる費用に利用できる目的別ローンです。用途が結婚全般に限定されているため、フリーローンやカードローンと比べると、低金利で借りることができます。

  • 結納
  • 前撮り
  • 婚礼衣装
  • 結婚指輪
  • 挙式・披露宴
  • 新婚旅行など

前払いが必要な結婚式場の場合、ブライダルローンを利用して支払いをし、ご祝儀等でローンを返済するという事例もあります。また、結婚式費用が予算をオーバーしてしまった場合でも、ブライダルローンを利用することで、妥協せず理想の結婚式を挙げることができます。

一般的にブライダルローンの用途は結婚式や新婚旅行ですが、ローンによっては結婚指輪や、新生活に必要な家具などに使用できる場合もあります。

ブライダルローンのメリット

ブライダルローンのメリットは以下の通りです。

  • カードローンやフリーローンよりも金利が低い
  • 資金用途が限られているため、使い過ぎる心配がない

ブライダルローンは用途が限定されている分、カードローンやフリーローンよりも低金利で借りることができます。金融機関によって差はありますが、金利は約3~10%、上限金額は300万~500万円程度が一般的です。また、借り入れ金額に関係なく金利が一律という点も、ブライダルローンの特徴です。

ローンの種類 金利相場
ブライダルローン 約3~10%
カードローン 約1.8~18%
フリーローン 約2~15%

また、借り入れをするためには、用途を明確にする必要があるため、必要以上にお金を借りて使いすぎてしまうという心配がありません。

ブライダルローンのデメリット

ブライダルローンのデメリットは以下の通りです。

  • 選択肢が少ない
  • 用途が限られる
  • 審査が厳しく、時間がかかる

ブライダルに特化したローンは数が少なく、取り扱っている金融機関は多くありません

また、用途が限られており、必ずしも希望する目的に使えるかどうかわかりません。「新居への引っ越し費用」や「家具の購入費」など幅広く使えるローンもある一方で、「挙式以外には使えない」ローンなどもあるので注意が必要です。

さらに、カードローンやフリーローンと比べると、審査が厳しく時間がかかる傾向があります。ブライダルローンに限らず、銀行の目的別ローンは準備する必要書類も多く、審査に時間がかかります。即日融資を希望する場合は向いていません。

おすすめのブライダルローン

ここでは、おすすめのブライダルローンを2つ紹介します。

楽天銀行「目的型ローンブライダル」

楽天銀行の「目的型ローンブライダル」は、ネットで契約できるブライダルローンです。借入金額が50万円以下の場合は、月々1万円から返済をすることが可能です。

借入限度額 10万~300万円
金利 固定金利 年7.0%(※2023年1月30日現在)
借入期間 最長8年4ヵ月
資金使途 ・結婚式や披露宴などの費用
・結婚・婚約指輪などの購入費用
・新婚旅行の費用
(新婚旅行単独の場合、「目的型ローントラベル」を利用)等
利用条件 ・満20歳以上60歳以下(完済時65歳以下)
・日本国内に居住している人
・毎月安定した定期収入のある就業をしている人
・保証会社(楽天カード株式会社)の保証を受けることができる人
※楽天銀行が認めた場合は不要
返済方法 ・元利込定額方式
・ボーナス時元金加算返済可能

スルガ銀行「ゼクシィ結婚式費用立て替えプラン」

スルガ銀行の「ゼクシィ結婚式費用立て替えプラン」は、ローン利用開始日から翌々月末まで、無利息・無返済の期間が設定されています。ご祝儀が入ってからまとめて返済をする場合でも、無利息期間であれば利息の支払いが発生しません。

また、新居での家具の購入や新婚旅行などで追加費用が必要になった場合、追加融資を申し込むことも可能です。

借入限度額 10万~800万円
金利 固定金利 年8.8~12.8%(使途や審査により決定)(※2023年1月30日現在)
返済回数 6回~120回
資金使途 ・挙式費用
・各種衣装代
・プレゼント代
・装飾品大
・新生活にかかる費用 等
利用条件 ・18歳以上65歳未満(完済時70歳以下)
・毎月安定した収入のある継続した取引が見込まれる人
返済方法 ・元利込定額方式

ブライダルローン以外の方法

先述の通り、ブライダルローンを取り扱っている金融機関は多くありません。ブライダルローンの審査に通らなかった場合の選択肢として、フリーローンやカードローンを利用する方法があります。

フリーローン

フリーローンは、用途が限定されていないローン商品です。幅広い用途に利用できる分、ブライダルローンよりも金利が高めに設定されています

また、フリーローンは、不動産などを担保とした「有担保型」と、担保を設定しない「無担保型」に分かれている場合があります。「有担保型」のフリーローンは1億円程度の金額を借りることも可能ですが、結婚に関わる費用の場合は、「無担保型」で十分でしょう。

さらに、借り入れできる回数は1回のみです。追加融資を希望する場合は、再度審査が必要になります。

フリーローンのメリット
  • カードローンよりも低金利
  • 用途が限定されていない
フリーローンのデメリット
  • 借り入れ回数は1回のみ
  • カードローンと比べると審査に時間がかかる

カードローン

カードローンは、借り入れまでのスピードが速く、最短で即日お金を受け取ることができます。口座開設が不要で、フリーローンよりも簡単にお金を借りることができる分、金利は高めに設定されています

また、借り入れ回数に制限はなく、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れをすることができます。

初回利用時に無利息期間を設定しているカードローンもありますが、金利が高めに設定されていることが多い傾向にあります。

カードローンのメリット
  • 口座の開設が不要
  • 即日の借り入れができる
  • 利用限度額の範囲であれば何度でも借り入れができる
カードローンのデメリット
  • ブライダルローンやフリーローンと比べて金利が高い
  • 借りすぎてしまう可能性がある

ブライダルにもおすすめのフリーローン

比較的低金利で、ブライダルにもおすすめのフリーローンを3つ紹介します。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行の口座を持っていなくても、他社口座を返済口座に選ぶことができます。パート・アルバイトや専業主婦でも借りることができます。

借入限度額 10万~800万円
金利 変動金利:年1.9~14.5%(※2022年12月28日現在)
利用条件 ・満20歳以上62歳以下(パート・アルバイト・専業主婦の方は60歳以下)
・日本国内に居住している人
・毎月安定した定期収入のある就業している人、もしくは専業主婦
・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる人
返済方法 ・残高スライドリボルビング返済方式

ろうきんフリーローン

ろうきんフリーローンは最低1万円から借り入れが可能です。労働組合などの団体会員の構成員や生協会員は、要件を満たすことで0.2%の金利割引を受けることができます。

借入限度額 1万~500万円
金利 ・変動金利:年5.825~6.325%
・固定金利:年7.000~7.500%(※2023年1月4日現在)
利用条件 ・満18歳以上(最終返済時)満76歳未満
・同一勤務先に1年以上勤務している人(自営業社等の給与所得以外の人は3年以上)
・安定した年収が継続して150万円以上ある人
・所定の保証協会の保証を受けることができる人
返済方法 ・元利込定額方式
・ボーナス時元金加算返済可能

三井住友銀行フリーローン

三井住友銀行フリーローンは、SMBC Greenプロジェクト関連の資金に利用する場合や、住宅ローンとセットで利用する場合は、3.0%の金利割引を受けることができます。

借入限度額 10万~300万円
金利 変動金利:年5.975%(※2023年1月30日現在)
利用条件 ・満20歳以上満65歳以下
・前年度税込年収(個人事業主の方は所得金額)が200万円以上で安定した年収が継続して見込める人
・保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる人
・契約時にローン契約機に来店できる人
・日本国内に居住している人
返済方法 ・元利込定額方式・ボーナス時元金加算返済可能

ブライダルにもおすすめのカードローン

比較的低金利でブライダルにもおすすめのカードローンを3つ紹介します。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行のカードローンは、住信SBIネット銀行の口座がなくてもスマホアプリで申し込むことができます。借り入れもスマホアプリででき、手続きが簡単なことも特徴です。

借入限度額 10万~700万円(スタンダードコース)(※2023年1月1日現在)
金利 変動金利:年3.99~14.79%
利用条件 ・満20歳以上満65歳以下
・安定した収入のある人
・日本国内に居住している人
・外国籍の場合、永住者・保証会社の保証を受けることができる人
・住信SBIネット銀行の普通口座を保有している人
返済方法 ・残高スライドリボルビング返済方式

オリックス銀行

オリックス銀行のカードローンは、ガンと診断されたら借入残高が0円になる「ガン保障特約付きプラン」を選択できることが特徴です。

借入限度額 10万~800万円
金利 変動金利:年1.7~14.8%(※2023年1月30日現在)
利用条件 ・満20歳以上満69歳未満
・毎月安定した収入のある人
・日本国内に居住している人
・外国籍の場合、永住者または特別永住者
・オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証を受けることができる人
返済方法 ・残高スライドリボルビング返済方式

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行のカードローンは、三菱UFJ銀行の口座が無くても申し込みができます。口座があれば、スマホアプリで借り入れから返済まで行うことができます。

借入限度額 10万~500万円
金利 変動金利:年1.8~14.6%(※2023年1月30日現在)
利用条件 ・満20歳以上満65歳未満
・安定した収入がある人
・日本国内に居住している人
・外国籍の場合、永住者または特別永住者
・保証会社(アコム株式会社)の保証を受けることができる人
返済方法 ・残高スライドリボルビング返済方式

まとめ

挙式や披露宴をはじめ、婚約指輪や新婚旅行、新生活の準備など、結婚に関わる費用は、短期間でまとまった資金が必要になります。まとまった資金が準備できない場合、低金利で借りることができるブライダルローンは選択肢の一つになるでしょう。

ブライダルローンのメリット・デメリットを理解した上でよく比較検討し、目的に合ったローンを選択するようにしましょう。

ブライダルローンのメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:ブライダルローンとは?やめた方がいい?メリット・デメリット・おすすめ10選を紹介 | SEARCH CLE

キーワードで記事を検索