おすすめの不動産担保ローン10選!審査が通りやすくなるポイントや注意点

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

不動産を保有している場合、「不動産担保ローン」を利用することができます。不動産担保ローンの中には比較的審査に通りやすい商品、審査が甘い不動産担保ローンもあり、他の金融機関からの借り入れを断られた場合でも融資を受けられる可能性があります。

この記事では、比較的審査に通りやすい不動産担保ローンや、審査に通りやすくなるポイントについて解説します。

不動産担保ローンとは

不動産担保ローンとは、家や土地などの不動産を担保にしてお金を借りることができるローンです。

ローンには「担保型(不動産などを担保として差し出すもの)」と「無担保型(担保を用意しなくてよいもの)」がありますが、担保型の方が、低金利でまとまったお金を借りることができます。

不動産担保ローンは、本人の信用力に加えて、不動産の価値によって審査をするため、無担保型のローンと比較すると以下のようなメリットが考えられます。

  • 金利が低い
  • 借入限度額が大きい
  • 返済期間を長く設定できる

金利が低い

無担保のローンの場合、金利は4.0~15.0%が一般的ですが、不動産担保ローンの場合、2.9~9.5%程度の金利でローンを組むことができます。

借入限度額が大きい

無担保のローンの場合、借入限度額は最大でも1000万円程度です。不動産担保ローンの場合借入や土地の価値によっては、1億円を超える借り入れも可能です。

返済期間を長く設定できる

不動産担保ローンの場合、20年や30年など、返済期間を長期に設定することも可能です。ただし、返済期間を長期に設定すると、利息の支払額が大きくなります。

銀行の不動産担保ローン5選

銀行の不動産担保ローンは、ノンバンクと比べて金利が低めなのがメリットです。ここでは、おすすめの不動産担保ローンを5つ紹介します。

  • 関西みらい銀行のフリーローン(不動産担保型)
  • 楽天銀行の不動産担保ローン
  • 住信SBIネット銀行の不動産担保ローン
  • 東京スター銀行のスター不動産担保ローン
  • SBI新生銀行の新生インベストメント&ファイナンス

関西みらい銀行のフリーローン(不動産担保型)

関西みらい銀行のフリーローンは、不動産を担保とすることで不動産投資にも活用可能です。また、ほかの金融機関からの借入を一本化する「おまとめ資金」としても活用することができます。

融資可能額 最高1億円
金利 年利1.9%~9.8%
担保 不動産
返済期間 最長30年
分類 銀行

楽天銀行の不動産担保ローン

ネット銀行の楽天銀行が提供する不動産担保ローンです。ほかの金融機関からの借入が複数ある場合も利用でき、資金使途は原則自由という柔軟さを持っています。複数の不動産を担保にすることで、融資金額を増額できます。

融資可能額 30万円~5億円(5億円以上は要相談)
金利 年利0.99%~9.75%
担保 不動産
返済期間 最長25年
分類 銀行

住信SBIネット銀行の不動産担保ローン

住信SBIネット銀行の不動産担保ローンです。複数社から借入していても、一本化してまとめて返済できます。住宅ローンを返済中で他社では断られた人の相談も受けているため、ローンの残債を懸念している人は検討してみるとよいでしょう。

融資可能額 300万円以上1億円以下
金利 年利2.95%~8.9%
担保 不動産
返済期間 最長35年
分類 銀行

東京スター銀行のスター不動産担保ローン

東京スター銀行の不動産担保ローンは、ほかの金融機関と同様に幅広く利用可能です。ローン返済のおまとめや、子どもの教育資金、相続税の支払などさまざまな用途に活用することができます。

融資可能額 100万円以上1億円以下
金利 年利0.85%~7.85%
担保 不動産
返済期間 1年以上30年以内
分類 銀行

SBI新生銀行の新生インベストメント&ファイナンス

SBI新生銀行の不動産担保ローンは、金利が年2回見直されます。ほかと比較して金利が低いことは魅力の1つです。また、審査期間が比較的短いといわれているため、緊急で資金が必要になった場合に検討してみるとよいでしょう。

融資可能額 300万円から最大10億円
金利 年利2.8%~5.5%
担保 不動産
返済期間 1年から最長35年
分類 銀行

審査に通りやすい不動産担保ローン5選

不動産担保ローンを提供している金融機関は、主に「銀行」と「ノンバンク」の2種類があります。一般的にノンバンクの不動産担保ローンは、銀行のローンと比べると、金利が高く設定されている分、審査に通りやすい傾向があります

ここでは、銀行と比べて審査に通りやすいとされる、ノンバンクの不動産担保ローンを5つ紹介します。

  • マテリアライズの不動産担保ローン
  • ジェイ・エフ・シーの個人向け不動産担保ローン
  • エム・アール・エフの不動産担保ローン
  • 総合マネージメントサービスの不動産担保ローン
  • アサックスの不動産担保ローン

マテリアライズの不動産担保ローン

マテリアライズの不動産担保ローンは、すぐに融資を受けたい人におすすめの不動産担保ローンです。即日審査・最短翌日融資を特徴としています。また、信用情報に不安がある人や収入の低い人でも、現在の状況や今後の返済計画によっては融資を受けられる可能性があります。

融資金額 1億円
金利 年利5.0%~15.0%
担保 不動産(土地、建物、マンション、アパートなど)
返済方法 元金一括返済・元利均等返済・元金均等返済・自由返済
返済期間 1ヵ月~20年
事務手数料 借り入れの0%~5.0%
分類 ノンバンク

ジェイ・エフ・シーの個人向け不動産担保ローン

ジェイ・エフ・シーは、20年以上の実績を誇る不動産担保ローン業者です。ジェイ・エフ・シーの個人向け不動産担保ローンは、本人以外の名義や共有名義の不動産も担保にできることが特徴です。

融資金額 300万円~5億円(ただし5億円以上も相談可)
金利 融資年利5.86%~15.0%(実質年利15.0%以内) 
担保 不動産
返済方法 期限一括、元利均等、元金均等  その他相談可
返済期間 3ヵ月~10年
事務手数料 融資額の5.0%以内(税別)
分類 ノンバンク

エム・アール・エフの不動産担保ローン

エム・アール・エフの不動産担保ローンでは、「長期間元金据置プラン」や「オーダーメイドプラン」など6種類のプランがあり、さまざまなニーズに対応できるのが特徴です。また、返済期間は最長15年まで更新することができます。

長期間元金据置プラン
融資金額 100万円~3億円
金利 年利4.00%~9.90%(実質年利15.00%以内)
担保 不動産
返済方法 元金据置一括返済
返済期間 3年以内(1回~36回)※最長15年まで更新可能
事務手数料 融資金額の3.30%(税込み)
分類 ノンバンク

総合マネージメントサービスの不動産担保ローン

総合マネージメントサービスの不動産担保ローンの特徴は、30万円の低額から借り入れが可能な点です。また、最長35年の長期返済も特徴です。

融資金額 30万円~5億円(5億円以上は要相談)
金利 年利3.4%~9.8%
担保 不動産
返済方法 元利均等・自由返済・一括返済・ボーナス併用返済等
返済期間 最長35年
事務手数料 融資金額の1~5%
分類 ノンバンク

アサックスの不動産担保ローン

アサックスは、年間1,000件以上の実績を誇る不動産担保ローン業者です。他の業者の融資限度額は概ね5億円程度であるのに対して、アサックスの不動産担保ローンは10億円と高く設定されています。また、金利についても、1.95%~6.90%と他の業者より低く設定されていることも特徴です。

個人向け不動産活用ローン
融資金額 300万円~10億円
金利 年利1.95%~6.90%
担保 不動産全般
返済方法 元金一括返済 元利均等返済
返済期間 元金一括返済:3ヵ月~30年元利均等返済:12ヵ月~30年
事務手数料 融資額の0%~3.3%
分類 ノンバンク

不動産担保ローンの審査に通過しやすくするポイント

不動産担保ローンの審査に通過しやすくするには、以下のポイントに気を付けましょう。

  • 収入と返済負担率
  • 年齢や勤続年数
  • 信用情報や借り入れ状況

収入と返済負担率

一般的に、収入が多ければ信用力は上がりますが、無理なく返済できる「返済負担率」になっているかどうかもポイントです。返済負担率とは、毎月の収入に対するローン返済額の割合を指します。

たとえば、月収が60万円で、毎月のローン返済額が15万円であれば返済負担率は25%になります。返済負担率を低くするほど、審査に通りやすくなるでしょう。目安として30%~35%を超えないようにすることが大切です。

年齢や勤続年数

不動産担保ローンは長期にわたる場合もあるため、完済時の年齢や、勤続年数も重要なポイントになります。

完済時の年齢が高齢になると、収入が不安定になると見なされて審査に通りにくくなる場合がります。また、勤続年数が長いほど、収入が安定しているとみなされる可能性が高くなります。

信用情報や借り入れ状況

信用情報に傷があると信用力が低下し、審査に通る確率が低くなります。過去にローンの返済が滞ったことがある場合などは、審査に通りにくくなる場合があります。

また、他の金融機関での借り入れ状況も重要です。借入金額や借り入れしている金融機関が多くなるほど、審査に通りにくくなります。

自身の信用情報はJICC(日本信用情報機構)などの信用情報機関に情報開示を申し込むことで確認することができます。事前に、信用情報に傷が無いかどうかを確認しましょう。

不動産担保ローンを組むときの注意点

不動産担保ローンを組むときの注意点は、以下の通りです。

  • 不動産を失う可能性がある
  • 融資に時間がかかる

不動産を失う可能性がある

借りたお金を返せなくなった場合、不動産を失う可能性があることに注意が必要です。

不動産を担保にする際は、対象不動産に「抵当権」が設定されます。抵当権とは、資金の借主が返済不能に陥った場合、担保となっている不動産を競売にかけて資金を回収できる権利のことです。つまり、ローンの返済ができなくなれば、担保に設定した不動産は抵当権の行使によって売却されます

融資に時間がかかる

不動産を担保にローンを借りようとする場合、申込から融資実行までに時間がかかるケースが少なくありません。申込者の信用情報や返済能力だけでなく、担保となる不動産の価値も評価するためです。

また、必要書類や提出書類が多いことも、審査に時間がかかる要因の一つです。審査にかかる期間の目安として、約1~2週間を想定しておきましょう

まとめ

不動産担保ローンは、無担保型のローンと比較すると、まとまった金額を低金利で借りることができる点が魅力です。

ただし、本人の信用力と不動産の価値によっては、必ずしも審査に通るとは限りません。不動産担保ローンを利用する際には、通過しやすくなるためのポイントや注意点を押さえておくようにしましょう。

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