※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

住宅ローンが払えないときはどうする?住み続けるための対処法を解説

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

住宅ローンを滞納すると、家を失うリスクがあります。「住宅ローンの返済ができなくなりそう…」「返せなくなったら引っ越さなきゃいけないの?」と不安を感じる人もいるでしょう。

月々の返済が困難になる前に、金融機関と協議したり、保険を活用したりしましょう。リースバックやリバースモーゲージという方法もあります。

この記事では、住宅ローンが払えないとどうなるか、払えないときの対処法について解説します。

この記事でわかること
  • 住宅ローンが払えないときの解決方法
  • 住宅ローンが払えないときの相談先

住宅ローンが払えないとどうなる?

住宅ローンを支払えずに滞納を続けると、家が競売にかけられることになります。

競売とは、債務者が債務を履行しなかった場合に、裁判所の命令に基づいて不動産を強制的に売却する手続きです。売却による資金は債権者に支払われ、残りの債務に充てられます。

住宅ローンの滞納が始まると、まずは銀行から支払いの督促があります。その後、滞納が続くと約8~9ヵ月後に競売が始まります。競売は、現況調査や売却基準価額の決定などの手続きを経て、入札期間が通知される仕組みです。

入札期間の終了後、最も高い入札者が落札者となります。落札者が代金を支払い、所有権が移ると、債務者は自宅から退去するよう求められます。通常、滞納しても直ちに競売にかけられるわけではなく、滞納開始から約1年以上かかります。

競売にかけられるデメリット

住宅ローンを滞納し始めてからでは、対応できる選択肢が限られます。住宅ローンの支払いが厳しいと感じたら、できるだけ早い段階で対策するべきです。

競売によるデメリットは大きく、これを避けるためには早急な行動が必要です。

競売にかけられるデメリット
  • 売却価格が相場よりも低くなる
  • 競売による公的記録が残る
  • 強制的に追い出される
  • 将来的な信用取引に影響を与える

住宅ローンが払えないときの対処法

競売されることを避けるために、別の対処法を紹介します。自分だけで判断せず、専門家に知恵を借りることも重要です。

住宅ローンが払えないときの対処法
  • 金融機関に相談する
  • 住宅ローンの借り換えを検討する
  • 保険が適用されるか確認する
  • 住宅を売却して完済する
  • リースバックを利用する
  • リバースモーゲージを利用する
  • 任意売却をする(滞納している場合)

金融機関に相談する

住宅ローンの支払いに困ったり、将来的な返済の継続に不安を感じていたりする人は、まず借入先の金融機関に相談してください。そして、返済条件の見直しを依頼してみましょう。見直し案としては、金利の引き下げや返済期間の延長などが考えられます。

金融機関が柔軟な対応をしてくれれば、月々の返済額が減少できたり、金利が軽減されたりする可能性があります。支払いがなんとか可能になれば、競売にかけられることはなくなるでしょう。

住宅ローンの借り換えを検討する

住宅ローンの借り換えとは、別の金融機関から新たに借入して、現在の住宅ローンを完済する方法です。

借り換えにより金利が低くなったり、返済期間が長くなったりすることで、月々の返済負担が軽減されます。現在の金利が高いと感じている人や、返済が厳しいと感じている人、将来の給与の減少に不安を感じている人にとって住宅ローンの借り換えは有効です。

保険が適用されるか確認する

住宅ローンを組む際、団体信用生命保険に加入することが一般的です。保険の内容には死亡時のみならず、病気や怪我などに対応する保障が含まれていることがあります。

保険が適用される場合、返済が困難になったときに支払いの一時的なサポートを受けられます。病気や怪我などの予期せぬ状況に備えていれば、返済のリスクを軽減できます。死亡時と同じように全額返済保証されるケースもあります。

住宅を売却して完済する

支払いが困難になっている人は、住宅を売却する方法も有効でしょう。

不動産業者の助けを借りることで、スムーズな売却が可能となります。現在の残債が完済できていなくても、売却額で完済できる場合もあります。査定や売り出しは居住したままでも可能です。

まずは住宅の査定価格を把握しましょう。その際は、複数の不動産業者の査定を比較することが重要です。不動産買取業者は売却完了まで早いですが、価格が相場の70%前後になるため注意してください。

リースバックを利用する

リースバックは、所有する家を売却したあと、賃料を払うことで引き続き居住できる方法です。

現金を手に入れながら住み続けられるため、転居を避けられるメリットがあります。ただし、将来的な家賃支払いがローン返済より高くなる可能性や、自由な修繕や改築ができなくなるデメリットもあります。

家賃が相場よりも高くなることがあるため、慎重に確認することが重要です。

リバースモーゲージを利用する

リバースモーゲージは、自宅の住宅資産の価値を担保に融資を受ける方法です。現金化や年金受け取りなどの選択肢があり、高齢者や将来的に現金が必要になる可能性がある人に有効な方法といえます。特に、老後の生活資金を準備したい人に適しています。

リバースモーゲージでは、借入限度額を超えると追加融資ができないため、計画的な資金の使い方が重要です。信頼のおける銀行員やファイナンシャルプランナー(FP)と相談し、細かい条件やデメリットを理解したうえで利用しましょう。

任意売却をする(滞納している場合)

任意売却は、すでに滞納していて残債を一括返済できる目処が経たない場合に、一刻も早く売却する方法です。滞納前であれば不動産仲介業者を通して売却できますが、滞納している場合には任意売却となります。

任意売却では、債権者や債務者の合意のもと、住宅などの不動産を市場価格より安く売却します。通常の売却と異なり、債務者の滞納を解消するために行われることが特徴です。

まとめ

住宅ローンが払えなくなっても住み続けたいときは、競売を避けるために早急な行動が必要です。金融機関と相談し、返済条件を見直すことから始めましょう。

住宅ローンの借り換えやリースバック、リバースモーゲージといった対処法が挙げられます。記事を参考に、自分にとって最善の方法を選択するようにしてください。

キーワードで記事を検索