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住宅ローンにおすすめの地方銀行!地銀で住宅ローンを組むメリット・デメリット

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

住宅ローンはメガバンクやネット銀行だけでなく、地方銀行でも提供されています。「地方銀行の住宅ローンの特徴は?」「どの地方銀行がおすすめ?」など知りたい人もいるでしょう。

地方銀行は地域に根付いたサービスを行っているところも多く、メガバンクやネット銀行にはない魅力もあります。

この記事では、地方銀行の住宅ローンについて解説します。

この記事でわかること
  • 地方銀行の住宅ローンの特徴
  • 地方銀行の住宅ローンのメリット・デメリット
  • 地域別おすすめの地方銀行住宅ローン
(※)この記事の内容は、2023年10月執筆時点のものになります

地方銀行で住宅ローンを組むメリット

地方銀行で住宅ローンを組むメリットは、以下の通りです。

  • その地域に住む人へ積極的に融資している
  • 地域限定など独自のサービスを展開している

その地域に住む人へ積極的に融資している

地方銀行は、特定地域に多くの店舗を持ち、その地域に住む人に対して積極的な融資を行っています。地域密着型で、対面でじっくりと相談ができる点がメリットです。

ローンの組み方についても柔軟に対応してもらえるなど、比較的融通が利きやすいです。

地域限定など独自のサービスを展開している

地域に応じた独自のサービスを展開している点も地方銀行のメリットです。例えば、水害や台風など自然災害が多い地域では、災害の被害を補償する特約を用意しているケースがあります。その地域の土地の価格に応じた上限額を設定しているところもあります。

また、多くの地方銀行が、給与振込口座に指定すると1~2%の金利優遇が受けられるサービスを展開しています。

地方銀行で住宅ローンを組むデメリット

地方銀行で住宅ローンを組むデメリットは、以下の通りです。

  • 借入可能額がネット銀行より低い
  • 金利がネット銀行に比べると高め

借入可能額がネット銀行より低い

地方銀行とメガバンク、ネット銀行住宅ローンの金利を比較してみましょう。

種類 銀行名 融資上限額
地方銀行 千葉銀行 1億円
静岡銀行 1億円
横浜銀行 1億円
メガバンク 三井住友銀行 1億円
三菱UFJ銀行 1億円
ネット銀行 PayPay銀行 2億円
auじぶん銀行 2億円

上表の通り、融資上限額はメガバンクと同等である一方で、ネット銀行の方が融資上限額が大きいことがわかります。

金利がネット銀行に比べると高め

地方銀行の住宅ローンのデメリットといえるのが、金利の高さです。

地方銀行とネット銀行の金利の違いは、以下の通りです。

種類 銀行名 変動金利 固定金利
地方銀行 千葉銀行 年0.625% 年1.560%
静岡銀行 年0.500% 年1.450%
横浜銀行 年0.400% 年1.375%
ネット銀行 PayPay銀行 年0.380% 年1.230%
auじぶん銀行 年0.319% 年1.115%

比較すると、ネット銀行が変動金利・固定金利ともに、低金利であることがわかります。

仮に5000万円を変動金利で35年間借入するとして、千葉銀行とauじぶん銀行で返済額がどのぐらい違うのか試算してみます。

  千葉銀行(金利0.625%) auじぶん銀行(金利0.319%)
毎月の返済額 13万2573円 12万5832円
返済総額 5568万734円 5284万9628円

毎月の返済額で約6,700円、返済総額では約280万円の差が生じます。

【北海道エリア】おすすめの地方銀行

北海道エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 北海道銀行
  • 北洋銀行

北海道銀行

北海道銀行の住宅ローンは、団体信用生命保険の保障内容が充実しているほか、住宅ローンを利用している人向けのATM手数料無料サービスや、マイカーローンなどほかのローンでの金利を2.5%引き下げるなどのサービスがあります。

また、住宅ローン利用者向けに国内旅行や海外旅行、レジャー施設、スポーツクラブなどを優待価格で利用できるサービスもあります。日常生活で使える優待サービスが豊富に揃っている点が特徴です。

金利 年1.175%(変動金利)
年1.15%(5年固定金利)
年1.25%(7年固定金利)
年1.30%(10年固定金利)
手数料 2万7500円
保証料 金利に含む

北洋銀行

北洋銀行では「固定金利特約」が用意されており、借入期間を最長40年まで延長することが可能です。

保証料が0円に設定されているほか、団体信用生命保険が金利の上乗せなしで加入できる点が魅力です。そのほか、一部繰り上げ返済手数料が無料になったり、ほかのマイカーローンや教育ローンなどで金利の優遇サービスが受けられたりします。

さらに、中古住宅を購入する場合は事務手数料が0円になります。

金利 年0.70%(3年固定金利)
年1.15%(5年固定金利)
年1.30%(10年固定金利)
手数料 2万7000円~
保証料 0円

【東北エリア】おすすめの地方銀行

東北エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 福島銀行
  • 大東銀行

福島銀行

福島銀行の住宅ローンは、金利プランを「変動金利型」「固定金利選択型(3年・5年・7年・10年)」から選ぶことができ、さらに取引状況に応じた金利の引き下げが用意されています。

優遇金利が適用される条件は、以下のうち2つ以上を満たした場合です。

  • 給与振り込み・年金振り込み口座の利用
  • カードローンの利用
  • インターネットバンキングの利用
  • 公共料金の引き落とし(2項目)

融資上限額は1億円と地方銀行では標準ですが、借入期間が最長40年に設定されています。また、団体信用生命保険のラインアップも充実しており、「全疾病保証付団信」「がん団信」については、金利の上乗せなしで利用できます。

金利 年2.925%(変動金利)
年2.350%(3年固定金利)
年2.650%(5年固定金利)
年3.050%(7年固定金利)
年3.200%(10年固定金利)
いずれも優遇金利適用前の基準金利
手数料 8万8000~14万3000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる保証会社に支払う
事務手数料5万5000円が別途必要

大東銀行

大東銀行は、地方銀行では珍しく1億5000万円までの借入が可能です。借入期間も40年となっており、無理のない返済ができるでしょう。

ローンセンターを県内6店舗、県外にも3店舗用意しており、休日の相談も受け付けています。さらに、住宅ローン利用者向けにATM手数料をキャッシュバックするサービスや、住宅取得控除における税務相談会を毎年1~2月にかけて開催するなど、利用後も手厚いサービスが受けられる点が魅力です。

金利 年0.60~1.80%(変動金利)
年0.90~2.10%(3年固定金利)
年1.20~2.40%(5年固定金利)
年1.75~2.95%(10年固定金利)
手数料 8万8000円もしくは11万円
(どの保証会社を選ぶかによって異なる)
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

【関東エリア】おすすめの地方銀行

関東エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 横浜銀行
  • 千葉銀行

横浜銀行

対応エリアが、原則として神奈川県全域および東京都の一部に限定されるものの、「ZEH」や「LCCM」など環境に配慮した住宅を購入する人に向けた金利優遇キャンペーンを設けています。

また、自然災害時支援特約を付帯することで、災害に遭った際には一定期間返済額の払い戻しを受けられます。

そのほか、電子契約サービスが利用できる点や、ライフコンサルティングサービスが利用できる点も魅力といえるでしょう。

金利 年0.400%(変動金利)
年0.925%(3年固定金利)
年1.075%(5年固定金利)
年1.375%(10年固定金利)
年1.780%(長期間固定金利35年)
手数料 借入金額の2.20%(税込)
別途、不動産担保取扱手数料として3万3000円が必要
保証料 金利に含む

千葉銀行

千葉銀行は、返済方法を「返済額指定方式」「ミックスタイプ借り入れ」「親子リレー住宅ローン」の3つから選ぶことができることから好評を得ています。

団体信用生命保険のラインアップが充実しているほか、休日に営業している店舗が多くあり、平日に休みを取らなくてもじっくり相談できます。

また、自然災害時支援特約付きの住宅ローンでは、自宅が自然災害で罹災した際、最大24回、毎月の住宅ローン返済額が払い戻されます。

金利 年0.625%(変動金利)
年1.560%(10年固定金利)
手数料 事務取扱手数料:4万4000円
保証会社事務取扱手数料:1万1000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

【甲信越エリア】おすすめの地方銀行

甲信越エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 山梨中央銀行
  • 第四北越銀行

山梨中央銀行

山梨中央銀行は、融資上限額2億円と、ネット銀行並みです。最近は建築材料の高騰により、物件価格が上昇傾向にあるため、融資上限額が大きく設定されている点は安心できるでしょう。

また、団体信用生命保険のがん保障特約が金利の上乗せなしで利用できる点でも人気を得ています。

住宅ローン利用者向けに、山梨中央銀行のATM平日利用手数料無料や、クレジットポイントが貯まるサービスを提供しており、地元に密着したサービスが特徴です。

金利 年0.625%~(変動金利)
年1.400%(10年固定金利)
手数料 4万4000円
保証料 融資額および融資期間によって異なる
(一括前払い方式と金利上乗せ方式どちらかを選択)

第四北越銀行

第四北越銀行の住宅ローンの特徴は、住宅の購入資金だけでなく、家具や家電の購入、車の購入費用などをまとめて借入できる点です。

新居への引っ越し代も借入の範囲に含まれるため、住宅購入にかかる多くの費用をまとめて借りられます。

また、共働きの夫婦に対して「夫婦連生プラン」を設けており、夫婦どちらかに万が一のことがあった場合に住宅ローンの残高が0円になります。

金利
(保証料前払型の場合)
年0.725%(変動金利)
年0.950%(3年固定金利)
年1.100%(5年固定金利)
年1.250%(10年固定金利)
手数料 5万5000円
保証料 審査によって決定(前払型と後払型から選択)

【北陸エリア】おすすめの地方銀行

北陸エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 北陸銀行
  • 富山銀行

北陸銀行

北陸銀行では、富山県、石川県、福井県、北海道で新規に住宅を購入する人向けに、より低い金利が適用されるプランが用意されています。

金利プランは変動金利と固定期間選択型が用意されています。固定期間終了後も金利の引き下げ幅が変わらないことや、印紙代が不要になる電子契約が選べることも人気の理由です。

金利 年0.975%(変動金利)
年0.600%(2年固定金利)
年0.700%(3年固定金利)
年1.000%(5年固定金利)
年1.300%(10年固定金利)
手数料 3万3000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

富山銀行

富山銀行では、低金利の住宅ローン「とやまマイドリーム」のほか、フラット35の取り扱いもあります。

がん保障特約付きの団体信用生命保険に、金利の上乗せなしで加入できるキャンペーンも随時実施されています。

住宅ローンの相談時には保険の見直しも同時に行えるため、現在加入している保険を見直すことで保険料を抑えられる可能性もあります。

金利
(金利引き下げ後の最低金利)
年0.975%(変動金利)
年0.280%(2年固定金利)
年0.750%(3年固定金利)
年1.050%(5年固定金利)
年0.900%(10年固定金利)
手数料 3万3000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

【東海エリア】おすすめの地方銀行

東海エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 静岡銀行
  • 愛知銀行

静岡銀行

静岡銀行の住宅ローンでは、新規で借入する際には、35年固定金利の「住宅新時代」、そして変動金利の「カスタムFLEX」のどちらかから選択できます。

また、団体信用生命保険では契約者だけではなく家族の保障も充実したプランが用意されているほか、住宅ローンの残高に応じてポイントが貯まるクレジットカードが利用できます。

ほかにも、住宅ローン利用者に向けた無担保ローン、旅行やグルメ、美容関係の割引などのサービスも人気です。

金利 年0.500%~(変動金利)
年1.900%(35年固定金利)
手数料 融資金額×1.98%(定率型)
3万3000円(定額型)
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

愛知銀行

愛知銀行の住宅ローンでは、店頭申し込みとWeb申し込みが選べ、Web申し込みを選ぶことでより低い金利が適用されます。ただし、Web申し込みを利用するには、愛知銀行を給与振込口座に指定しているほか、以下のいずれかの条件を満たさなければなりません。

  • カードローン、DCカード、デビッドカードのどれかを申し込んでいる
  • インターネットバンキングに加入している
  • 公共料金の引き落とし3項目を満たしている

金利プランは変動金利と固定期間選択型、そして段階固定金利型の3つから選べます。段階固定金利型は、借入当初10年までと11年目以降の金利が異なる点が特徴です。

金利 年0.55%(変動金利)
年0.95%(10年固定金利)
手数料 2万2000~22万円、もしくは融資金額×2.2%
(保証会社を利用するかどうかによって異なる)
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

【近畿エリア】おすすめの地方銀行

近畿エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 池田泉州銀行
  • みなと銀行

池田泉州銀行

池田泉州銀行では、変動金利と固定期間選択型、全期間固定金利の3つの金利プランが用意されています。

対応エリアは、池田泉州銀行の本支店の営業エリア内です。

団体信用生命保険以外にも、自然災害や失業補償が用意されている点や、地域によって独自のサービスが展開されている点が特徴です。例えば、泉佐野市では、泉佐野市に転入する人に対して、最大年2.125%の金利優遇があります。

金利
(融資手数料型を選択した場合)
年0.320%~(変動金利)
年0.745%~(10年固定金利)
年1.200%(全期間固定金利)
手数料 5万5000円
保証料 融資金額×2.2%(融資手数料型)
金利に0.2%上乗せ(保証料型)

みなと銀行

みなと銀行では、通常の住宅ローンのほか、県外から兵庫県内に移住する人に向けた住宅ローンも提供しています。また、住宅ローン利用者に向けた会員制優遇サービスもあり、旅行や家事代行、育児、介護などのサービスを優待価格で利用できます。

記載している金利は店頭基準金利ですが、みなと銀行を給与振込口座に指定しているほか、一定の条件を満たすことで金利が引き下げられます。例えば、一般団信付きの住宅ローンだと、変動金利は年0.395%、全期間固定金利だと年1.39%です。

取引状況や選ぶ団信の内容、さらに保証料の支払い方法によって適用される金利が異なるので、商品概要説明書を確認するようにしましょう。

金利
(保証料外枠方式の場合)
年2.475%(変動金利)
年2.780%(2年固定金利)
年2.930%(3年固定金利)
年3.310%(5年固定金利)
年3.280%(10年固定金利)いずれも店頭基準金利
手数料 5万5000円(融資手数料型を選択する場合、融資金額×2.2%)
保証料 融資金額および融資期間によって異なる
(保証料一括前払い型か金利上乗せ型から選択可能)

【中国エリア】おすすめの地方銀行

中国エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 中国銀行
  • 広島銀行

中国銀行

中国銀行の住宅ローンでは、金利プランは変動金利と固定期間選択型、全期間固定金利から選ぶことができます。

手数料定率タイプを選択すると、取り扱い手数料は融資額×2.2%+3万3000円になります。

土日も相談できるローンセンターが岡山県、広島県、香川県、兵庫県にあります。

金利
(手数料定率タイプ)
年0.325%(変動金利)
年1.050%(全期間固定)
手数料 5万5000円
保証料 審査によって決定。支払い方法は一括もしくは分割から選択

広島銀行

広島銀行の住宅ローンは、最高2億円の融資が受けられます。返済期間も40年まで設定できるため、余裕を持った返済が可能です。

広島銀行との取引ごとにポイントが加算される「トータルポイントサービス」が設けられており、合計ポイントに応じた特典が受けられます。特典には、無担保ローン金利の優遇や旅行割引サービスのほか、時間外ATM利用手数料の無料サービスやスーパー定期の金利上乗せなどがあります。

金利 年2.725%(変動金利)
年2.750%(3年固定金利)
年2.800%(5年固定金利)
年3.100%(10年固定金利)
いずれも店頭基準金利
手数料 5万5000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる
(保証料一括前払い型か金利上乗せ型から選択可能)

【四国エリア】おすすめの地方銀行

四国エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 伊予銀行
  • 愛媛銀行

伊予銀行

伊予銀行では、2024年5月31日までの特別キャンペーン中で新変動金利プランが設定されています。このプランは金利の引き下げ幅がずっと変わらない仕組みになっていることが特徴です。ただし、新変動金利プランを利用する際には、借入額の1.1%の手数料がかかります。

元金据置や分割での借入もできることから、ほかの地方銀行と比べても使いやすい住宅ローンといえそうです。

金利 年0.45~0.95%(変動金利)
年1.20%~(段階金利型)
年0.60%~(3年固定金利)
年0.70%~(5年固定金利)
年1.10%~(10年固定金利)
手数料 5万5000円
保証料 金利に0.1%上乗せ

愛媛銀行

借入期間が最長50年となっている点が特徴の愛媛銀行「ひめぎんあったか住宅ローン」は、団体信用生命保険の内容が充実しており、安心して利用できます。

普通預金の残高が増えることによって、住宅ローンの利息がキャッシュバックされるプランもあります。

金利は固定期間選択型と変動金利が用意されていますが、全期間固定金利を選びたい人は、フラット35も利用できます。より低金利で利用したいなら、「ひめぎんWEB住宅ローン」がおすすめです。

金利 年0.518%(変動金利)
年0.800%(10年固定金利)
「ひめぎんWEB住宅ローン」の場合
手数料 5万5000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる
(保証料一括前払い型か金利上乗せ型から選択可能)

【九州・沖縄エリア】おすすめの地方銀行

九州・沖縄エリアのおすすめの地方銀行は、以下の通りです。

  • 北九州銀行
  • 福岡銀行
  • 琉球銀行

北九州銀行

北九州銀行では、固定金利、変動金利、双方向金利選択型、段階金利型の4つの金利プランが用意されている点が大きな特徴です。

双方向金利選択型は、固定期間終了時に固定金利か変動金利を選択できます。段階金利型は一定期間経過後から金利が上がるタイプですが、どれだけ上がるかは借入時に決められています。

また、がん団信も金利の上乗せなしで利用できる点も同行の住宅ローンのメリットです。

金利 年0.600%(変動金利)
年0.725%(3年固定金利)
年0.925%(5年固定金利)
年1.325%(10年固定金利)
手数料 5万5000円
保証料 年0.1~0.6%一括前払い方式もしくは金利上乗せ方式から選択

福岡銀行

福岡銀行の「プレミアム住宅ローン」は、福岡銀行以外の借入がなく、給与振込口座に指定しているなど、一定の条件を満たす場合に金利の優遇が受けられます。

金利は融資手数料型と保証料一括型、保証料内包型のいずれを選ぶかによって適用される値が異なります。

連帯債務として同性パートナーでのローンを可能にしているなど、時代に合ったサービスを提供している点が魅力です。

金利 年0.925%(変動金利)
年1.100%(2年固定金利)
年1.200%(3年固定金利)
年1.350%(5年固定金利)
年1.650%(10年固定金利)
融資手数料型の場合
手数料 5万5000円
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

琉球銀行

琉球銀行では、通常の住宅ローンのほか、預金することで住宅ローンの利息が戻る「キャッシュバックローン」があります。

金利は固定金利と変動金利から選ぶことができます。団体信用生命保険のラインナップも充実していますが、金利の上乗せが発生するものもあります。

金利
(基準金利)
年2.925%(変動金利)
年3.000%(3年固定金利)
年3.300%(5年固定金利)
年3.900%(10年固定金利)
いずれも店頭基準金利
手数料 融資金額×1.98%
保証料 融資金額および融資期間によって異なる

住宅ローン選びは一括比較が便利

住宅ローンを選ぶにあたっては、複数社の住宅ローン商品を比較することが大切です。

相談しやすい地方銀行の方がいいのか、あるいは金利を重視してネット銀行を選ぶのか、考え方によって選ぶ金融機関は異なります。さらに、付帯しているサービスや団体信用生命保険のラインナップ、借り入れた後のフォロー体制なども検討材料です。

住宅ローンの種類が多すぎて、どれを選べばよいかわからない人は一括比較サイトを利用する方法もあります。一括比較サイトならイーローンがおすすめです。複数の金融機関を自力ですべて調べるのは手間なので、有効活用してください。

まとめ

住宅ローンは地方銀行も提供しています。地域密着型の銀行が多く、人によってはメガバンクやネット銀行よりも使いやすいでしょう。

記事では日本全国の地方銀行の中から、おすすめの銀行をエリア別に紹介しました。自分が住む地域にある地方銀行がどんな住宅ローンを提供しているのか確認し、メガバンクやネット銀行と比較したうえで選ぶようにしましょう。

複数社を比較検討したいときはイーローンも活用してみてください。

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