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PayPay銀行の住宅ローンの評判・口コミ|メリットやデメリット、申し込みの流れを紹介

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

PayPay銀行の住宅ローンは、キャッシュレス化の波に乗って取り扱い実績を伸ばしています。「PayPay銀行の住宅ローンにはどのような特徴があるの?」「審査は厳しいの?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

PayPay銀行の住宅ローンは、ネットで申し込みが完結し、審査スピードが早いのが特徴です。

この記事では、PayPay銀行の住宅ローンについて解説します。

この記事でわかること
  • PayPay銀行の住宅ローンの概要
  • PayPay銀行の住宅ローンのメリット・デメリット
  • PayPay銀行の住宅ローンの審査基準

(※)この記事の内容は、2023年9月執筆時点のものになります。

PayPay銀行の住宅ローンの基本情報

PayPay銀行が提供する住宅ローンの基本情報は下表の通りです。

金利 変動金利:0.380%
固定金利:0.650~2.090%
団信 一般団信、がん保障、がん+疾病保障、ワイド団信
事務手数料 借入額の2.20%
保証料 無料

PayPay銀行は低金利で、基本的な団信が無料、保証料も無料であることが特徴です。

PayPay銀行の住宅ローンを利用するメリット

PayPay銀行の住宅ローンを利用するメリットは、以下の通りです。

  • 申し込みがネットで完結できる
  • 一般団信が無料で付帯できる
  • 審査スピードが比較的早い

申し込みがネットで完結できる

PayPay銀行の住宅ローンは、来店不要でネットだけで申し込みできます。子育て中の家庭など、時間が確保しにくいという人にはありがたいでしょう。

ネットで申し込み可能な銀行はほかにもありますが、多くの場合、郵送での手続きも必要となります。Webだけですべての手続きを完結できる点は、PayPay銀行のメリットです。

申し込みの流れは、以下の通りです。

  1. 申込ナビに登録
  2. 事前審査
  3. 書類提出、団信申込
  4. 契約者に電子署名し、司法書士と面談
  5. 借入

一般団信が無料で付帯できる

PayPay銀行では、一般団信を無料で付帯できます。また、51歳未満ならば「一般団信プラス」「がん50%保障団信」も上乗せ金利なしで選択可能です。

種類 上乗せ金利 加入可能年齢 特徴
一般団信 なし 65歳未満 死亡・所定の高度障害状態、および余命6ヵ月診断の場合に住宅ローン残高が0円になる
ワイド団信 +0.3% 65歳未満 一般団信と同一の保障内容だが、引受基準が緩和
一般団信プラス なし 51歳未満 一般団信の保障に加え、がんと診断されれば100万円の給付金
がん50%保障団信 なし 51歳未満 一般団信の保障に加え、がんと診断されれば住宅ローン残高が半分になる
がん100%保障団信 +0.1% 51歳未満 一般団信の保障に加え、がんと診断されれば住宅ローン残高が0円になる
がん100%+10疾病保障団信 +0.3% 51歳未満 がん100保障団信の保障に加え、特定の生活習慣病で180日継続入院すると住宅ローン残高が0円になる

審査スピードが比較的早い

PayPay銀行の住宅ローンは、審査スピードが比較的早めです。事前審査に1~5営業日、本審査は書類などに不備がなければ3~10営業日で結果が出ます。

ほかの金融機関では本審査に3~4週間かかるところもあるため、PayPay銀行の本審査は比較的早いといえるでしょう。

PayPay銀行の住宅ローンを利用するデメリット

PayPay銀行の住宅ローンのデメリットは、以下の通りです。

  • 5年ルールや125%ルールの適用がない
  • 自営業者や法人は対象でない

5年ルールや125%ルールの適用がない

一般的には、変動金利を選択した場合、半年に一度金利の見直しがあります。5年ルールとは、金利が上昇しても5年間は毎月の返済額が変わらないというルールです。

また、125%ルールとは、6年目からの返済額はそれまでの返済額の125%までしか上げることができないルールです。

多くの金融機関ではこれら2つのルールが適用されますが、PayPay銀行は適用されません。そのため、市況の変化で変動金利が急上昇すれば、金利負担が急増するリスクがあります。

自営業者は対象でない

PayPay銀行の住宅ローンには、年収要件が定められています。前年度年収が200万円以上と、比較的低めの水準です。なお、会社員のみが対象で、原則として自営業者は利用できません

PayPay銀行の口コミ

PayPay銀行に関する口コミを紹介します。

PayPay銀行の良い口コミ
  • ネットだけで申し込めるのが手軽でいい
  • チャットの指示が明確でわかりやすかった
PayPay銀行の悪い口コミ
  • 変動金利は低いが、手数料を入れると他行の方がお得かもしれない
  • 事前審査に落ちたけれど理由がまったくわからない

ネットで完結できる手軽さを評価する声が見られました。一方で、審査基準がハッキリしておらず、落ちた理由が不明という意見もありました。

PayPay銀行の住宅ローンが向いているのはどんな人?

これまでの情報を踏まえ、PayPay銀行の住宅ローンが向いているのは以下のような人です。

  • ネットで申し込みを完結したい人
  • 安定・継続した収入のある会社員
  • 勤続年数が短い人
  • 年収が低い人

ネット上で申し込みが完結するため、オンラインでのやり取りに慣れている人にとっては時間が節約できてメリットが大きいでしょう。また、勤続年数の定めがなく、年収要件も200万円と比較的低いため、入社したての会社員などでも申し込むことができます。

PayPay銀行の審査基準は厳しい?甘い?

PayPay銀行の住宅ローンの審査概要は、以下の通りです。

対象エリア 全国
審査申し込み方法 ネット完結(書面併用可)
契約方法 電子署名によりネット完結(書面併用可)
事前審査の日数 1~5営業日
本審査の日数 団信申込と必要書類到着後不備がなければ3~10営業日
審査から融資までの時間
年収の制限 前年度年収200万円以上
勤続年数の制限
年齢(借入時) 20~64歳
年齢(完済時) 80歳未満
借入可能額 500万~2億円

前述した通り、勤続年数の制限がなく、年収要件も低めです。なので、審査基準は比較的甘いといえるでしょう。審査スピードが早いのもポイントです。

自分に合った住宅ローンを探すなら一括比較が便利

住宅ローンは金融機関によってさまざまです。金利はもちろん大事ですが、ほかにも団信の内容や、相談・申し込み方法など、希望の条件に合ったものを探すためにも複数の住宅ローンを比較するようにしましょう。

PayPay銀行とほかの金融機関の住宅ローンを比較検討したい場合には、一括比較サイトの利用をおすすめします。

例えば、イーローンならワンクリックで複数社の住宅ローンを比較できます。自分に合ったものが見つかればすぐにそのサイトから申し込むことも可能です。

まとめ

PayPay銀行の住宅ローンは、申し込みがネットだけで完結し、一般団信やがん保障付きの団信が無料で付帯するなどのメリットがあります。勤続年数の制限がなく、年収要件が低めなので、入社したての会社員にもおすすめといえるでしょう。審査スピードも比較的早いです。

一方で、5年ルールや125%ルールが適用されないことや、自営業者が対象外などのデメリットもあります。

住宅ローンを選ぶ際には、複数の選択肢の中から比較検討することが大事です。イーローンのような一括比較サイトも活用してみましょう。

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