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りそな銀行の住宅ローンの評判・口コミ|審査は厳しい?申し込みの流れを紹介

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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住宅ローンを組むにあたり、りそな銀行を候補として検討している人もいるでしょう。「りそな銀行の住宅ローンの内容は?」「りそな銀行の審査基準は厳しいの?」などの疑問はありませんか?

りそな銀行の住宅ローンは、団信の保障内容が充実し、日照補償が付帯しています。女性向けの住宅ローンが用意されているのも特徴です。

この記事では、りそな銀行の住宅ローンについて解説します。

この記事でわかること
  • りそな銀行住宅ローンの概要
  • りそな銀行の住宅ローンが自分に合っているか
  • りそな銀行の審査基準

(※)この記事の内容は、2023年9月執筆時点のものになります

りそな銀行の住宅ローンの基本情報

りそな銀行の住宅ローンの基本情報は、以下の通りです。

金利 全期間型変動金利:0.370%
当初型10年固定金利:1.335%
超長期固定金利(借入期間30年超35年以内):1.295%
団信 団信革命:金利0.3%上乗せ
三大疾病特約:金利0.25%上乗せ
事務手数料 借入額×2.2%
保証料 保証料一括前払い型:借入期間35年、借入額100万円あたり2万614円
保証料金利上乗せ型:0円(代わりに金利が0.2%上乗せ)

りそな銀行の住宅ローンの金利は、「全期間型変動金利」「当初型固定金利」「超長期固定金利」に分かれています。当初型固定金利の固定期間は2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年から選べます。

住宅ローンの利用にかかる手数料は、「融資手数料型」「保証料一括前払い型」「保証料金利上乗せ型」のどちらを選ぶかによって適用される金利が異なります。詳細は後述します。

団信については、どのプランを選ぶかによって金利の上乗せが異なります。

りそな銀行の住宅ローンを利用するメリット

りそな銀行の住宅ローンには以下のメリットがあります。

  • 団信革命の保障内容が充実している
  • 日照補償が無料で付帯している
  • 女性向けの住宅ローンがある

団信革命の保障内容が充実している

りそな銀行の住宅ローンの団信オプションである「団信革命」は、利用者の2人に1人が選ぶほど人気のプランです。医療従事者の利用が多いのも特徴です。

団信革命では、死亡や高度障害の場合はもちろん、がんと診断されたときや、急性心筋梗塞および脳卒中で治療のための手術を受けたとき、診断から60日以上所定の状態が続いたときに保険金が支払われます。

さらに10項目の身体障害状態になった際や、16項目の特定状態になった際に、特約保険金が支払われます。要介護状態になった際にも特約保険金が支払われます。

例えば、腎臓病が悪化し、人工透析を受けることになった場合、仕事に復帰したとしても保険金が支払われます。また、事故の影響で半身麻痺になった場合にも保険金が支払われます。

通常の団信であれば、半身麻痺は高度障害状態に該当しないため、団信革命の保障内容の厚さがうかがえるでしょう。

日照補償が無料で付帯している

日照補償は、太陽光発電設備設置住宅を購入した人に対して提供されます。居住地域ごと、そして借入時期に応じて1時間あたりの基準日照時間を決定し、1年間の実際の日照時間が基準日照時間を下回った場合に1時間あたり100円が補償されるというものです。

太陽光発電設備の効力は日照時間に影響されるため、せっかく環境配慮のために太陽光発電設備設置住宅を購入しても日照時間が少なくては意味がありません。

日照補償を受けるためには、りそな銀行の住宅ローンの中でも「りそなSX住宅ローン」という、環境配慮型の住宅ローンに申し込む必要があります。

ほかの金融機関でも、環境配慮型の住宅を購入した際にお得な住宅ローンを提供しています。しかし、その内容の多くは金利の引き下げなので、補償金が支払われるプランは珍しいです。

女性向けの住宅ローンがある

りそな銀行の女性向けの住宅ローンが、「凛next」です。

「凛next」の特徴は、金利の優遇がある点や、「就業不能時あんしん保険」が付帯していることです。さらに、三大疾病保障特約の金利上乗せ幅が通常0.25%であるのに対し、0.15%に優遇されます。

就業不能時あんしん保険では、病気や障害によって30日間を超える就業不能状態が継続した場合に最長12ヵ月の保険金が支払われます。また、天災事故による入院も補償される特約が付加されており、心強い保障内容になっています。

そのほか、一部繰り上げ返済の手数料が無料になったり、日々の生活で使える優待サービスが付帯されたりするところも通常の住宅ローンと異なる点です。

りそな銀行の住宅ローンを利用するデメリット

りそな銀行の住宅ローンには、以下のようなデメリットがあります。

  • 手数料が比較的高めに設定されている
  • 保証会社の選択肢が1つしかない

手数料が比較的高めに設定されている

りそな銀行の住宅ローン手数料は、「融資手数料型」「保証料一括前払い型」「保証料金利上乗せ型」の3つがあります。

融資手数料型の場合、借入額の2.2%の融資手数料を払えば保証料は不要です。

保証料一括前払い型の場合、保証料は借入期間や借入額によって異なりますが、同じ借入額でも借入期間が長いほど高くなります。例えば借入額100万円あたりの保証料を見ると、借入期間が20年の場合は1万4834円ですが、借入期間が35年になると2万614円まで上がります。

保証料金利上乗せ型の場合、融資手数料や保証料は不要ですが、金利に0.2%上乗せして毎月の返済額が計算されます。

一般的に、保証料の相場は2%程度です。特に保証料一括前払い型を選ぶ際には保証料が2%を超える可能性があるため、しっかりとシミュレーションを行っておきましょう。

保証会社の選択肢が1つしかない

りそな銀行の住宅ローンでは、保証会社が1つしか選択できません。

保証料は保証会社によって異なります。保証会社が複数あれば、保証料を比較して選べるメリットがありますが、りそな銀行ではそれができません。

りそな銀行の口コミ

ここでは、りそな銀行の住宅ローンを実際に利用した人の口コミを紹介します。

りそな銀行の良い口コミ
  • 担当者の対応が良く、わかりやすかった
  • 休日でも対応してもらえるので助かった
  • サポート体制が充実しているため、安心して利用できた
りそな銀行の悪い口コミ
  • インターネット上で手続き可能だが、書面の提出が必要でWeb完結ではなかった
  • 電子契約の方法がわかりづらかった
  • りそな系列のネットバンクが重複して利用できない

窓口で対応が親切で説明がわかりやすいという口コミが多く見られました。インターネット上での手続きに不安がある場合は窓口で相談することをおすすめします。平日だけではなく休日でも対応可能です。

りそな銀行の住宅ローンが向いているのはどんな人?

ここまでの説明を踏まえ、りそな銀行の住宅ローンに向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 団体信用生命保険の保障内容を手厚くしたい人
  • 対面での相談を希望している人
  • 住宅ローンを検討している女性
  • 金利を低く抑えたい人

口コミでも見られた通り、対面相談の際の担当者の説明が丁寧な点がりそな銀行の住宅ローンの特徴です。住宅は高額な買物なので、窓口でじっくり相談しながら決めたい人におすすめします。

また、団信革命や女性向けの住宅ローンが用意されていることから、団信の保障内容を気にしている人や女性にも向いています。

りそな銀行の審査基準は厳しい?甘い?

りそな銀行の住宅ローンの審査概要は、以下の通りです。

対象エリア 全国
審査申し込み方法 インターネット/店舗窓口
契約方法 電子契約/書面
仮審査の日数 2~3営業日
本審査の日数 2週間程度
審査から融資までの時間 1ヵ月~1ヵ月半
年収の制限 前年税込年収100万円以上
勤続年数の制限 給与所得者:1年以上
給与所得者以外:3年以上
年齢(借入時) 20~69歳
年齢(完済時) 80歳未満
借入可能額 50万~1億円

りそな銀行の住宅ローンでは、申し込み条件に年収および勤続年数の制限があります。勤続年数については、給与所得者と給与所得者以外で異なる点に注意が必要です。

また、借入額については返済負担率(年収に占める年間のローン返済額合計の割合)が35%内とされており、他社からの借入状況によっては希望した金額が借りられない可能性があります。

りそな銀行の住宅ローンを申し込む流れ

りそな銀行の住宅ローンを申し込む流れは以下の通りです。ここでは、主にインターネットを利用した申し込みの流れを紹介します。

  1. インターネットで事前審査に申し込む
  2. 事前審査通過の連絡があったら、正式審査の申し込みを行う
  3. 正式審査に必要な書類を提出する
  4. インターネット上で契約書に電子署名を行い、契約締結を行う
  5. 司法書士の同席の元で登記手続きを済ませる
  6. 融資が実行される

電子契約を行うにあたっては、事前に公式サイトに掲載されている「手続きガイド(動画)」を視聴するとよいでしょう。流れを理解できれば、スムーズに契約手続きを行えます。

また、書面での契約手続きも受け付けているため、電子契約に抵抗がある場合は書面での契約手続きを希望しましょう。

自分に合った住宅ローンを探すなら一括比較が便利

住宅ローンは、今回紹介したりそな銀行以外にも多くの金融機関で提供されています。金利や申し込み方法、サービス内容が異なるので、住宅ローンを選ぶ際には必ず複数社で比較し、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。

選択に迷った際には、一括比較サイト「イーローン」の活用がおすすめです。イーローンでは、ワンクリックで各金融機関の金利が把握できるので、1社ずつ確認する手間が省けます。

また、利用したい金融機関が決まったらサイトから申し込めるので、時間短縮にもつながるでしょう。

まとめ

りそな銀行の住宅ローンは、保障が充実している「団信革命」や、女性向けの「凛next」が特徴的です。一方で、手数料が比較的高めであることや、保証会社が1つしかないことなどのデメリットもあります。

団信の保障が充実している住宅ローンや女性向けの住宅ローンを提供している金融機関はほかにもあります。住宅ローンを選ぶ際には、借入時の諸費用や借りたあとのサポート体制も考慮しながら、複数社を比較して判断してください。比較検討する際には、イーローンなどの一括比較サイトの利用をおすすめします。

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