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三菱UFJ銀行の住宅ローンの評判・口コミ|メリット・デメリット、向いている人の特徴を紹介

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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住宅ローンを検討する際に、三菱UFJ銀行を候補として検討している人もいるでしょう。「三菱UFJ銀行は自分に向いている?」「自分に合った住宅ローンを探す方法は?」など気になっていませんか?

三菱UFJ銀行の住宅ローンには、団信の内容が充実しているなどのメリットがある反面、フラット35の取り扱いがないなどのデメリットもあります。

この記事では、三菱UFJ銀行の住宅ローンについて解説します。

この記事でわかること
  • 三菱UFJ銀行の住宅ローンの概要
  • 三菱UFJ銀行の住宅ローンに向いているか
  • 自分に合った住宅ローンを探す方法

(※)この記事の内容は、2023年9月執筆時点のものになります

三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利の種類

三菱UFJ銀行の住宅ローンで用意されいてる金利タイプは、下表の通りです。

金利タイプ 適用金利
変動金利(ずーっと一律優遇コース) 0.345~0.475%
当初固定金利(固定3年) 0.51~0.64%
当初固定金利(固定10年) 0.78~0.91%
当初固定金利(固定20年) 1.58~1.71%
全期間固定金利(借入期間21~25年) 1.33~1.46%
全期間固定金利(借入期間26~30年) 1.39~1.52%
全期間固定金利(借入期間31~35年) 1.43~1.56%

当初固定金利では、固定期間終了後に再度固定金利にするか変動金利に変更するかを選べます。

変動金利は借入期間中でも固定金利に変更可能ですが、固定金利適用期間や全期間固定金利の場合は金利タイプの変更はできません。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用するメリット

三菱UFJ銀行の住宅ローンには、以下のメリットがあります。

  • 団信の内容が充実している
  • 対象となる不動産が幅広い
  • 出産予定の女性には金利優遇がある

団信の内容が充実している

三菱UFJ銀行の住宅ローンの団体信用生命保険(団信)には、通常の一般団信に加え、健康上の理由で団信に加入できない人に向けた「ワイド団信」が用意されています。

また、がんと診断された場合や脳卒中・急性心筋梗塞で入院した際に住宅ローンの残債が0円になる「「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」が用意されています。

高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変によって就業不能な状態が30日を超えて継続した際に毎月の返済額を最長1年補償します。また、就業不能な状態が1年30日を超えた場合には住宅ローン残高が0円になります。

団信の支払い方法が選べる

団信の支払い方法は、一般的な「金利上乗せ型」のほかに「保険料支払型」を選ぶこともできます。総合先進医療特約が自動付帯され、特定女性疾病および妊娠に伴う身体障害のみ補償特約も付加できる支払い方法です。

保険料支払型を選ぶことで、支払った保険料が介護医療保険料控除の対象になる点がメリットです。

諸費用にも使える

一般的に、住宅ローンの対象となる不動産は、自分が居住するための戸建てやマンションとしている金融機関が多いですが、三菱UFJ銀行の住宅ローンは不動産売却に必要な諸費用にも使えます

借入金額が1000万円以上で借入期間が10年以上の住宅ローンを契約した場合、家電の購入や引っ越し費用、ホームセキュリティについて、提供会社のサービスを利用する際に特典が利用できます。

出産予定の女性は金利優遇がある

三菱UFJ銀行の住宅ローンを新規で借入し、契約者本人が出産前後6ヵ月以内に申し出ることで、1年間、適用金利から年0.2%の優遇が受けられます。

確認は保険証もしくは母子手帳で行います。

Pontaポイントが貯まる

三菱UFJ銀行のスーパー普通預金を利用の人は、「ポイントサービス申込」により、月末時点で住宅ローンの借入残高があると毎月50Pontaポイントが付与されます。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用するデメリット

三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリットは、以下の通りです。

  • 手数料がネット銀行より高い
  • フラット35の取り扱いがない

手数料がネット銀行より高い

三菱UFJ銀行の住宅ローンの事務手数料は、借入額×2.2%の定率型です。ただし、保証料はかかりません。

また、一部繰り上げ返済を行う場合の手数料は、インターネットでは無料ですが、窓口やテレビ窓口を利用すると5,500円もしくは1万6500円かかります。テレビ窓口とは、三菱UFJ銀行のATMコーナーやロビーに設置されている専用端末のことです。

さらに、一括返済する際の手数料は、インターネットで1万6500円、テレビ窓口では2万2000円、窓口だと3万3000円となっています。ネット銀行では手数料がかからないケースもあることと比較すると、デメリットといえるでしょう。

固定金利期間終了後に金利タイプを変更する際にも、インターネット以外の手続きだと手数料が1万1000円がかかる点にも注意が必要です。

フラット35は扱っていない

三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、フラット35の取り扱いがありません。

フラット35とは、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供している全期間固定金利型の住宅ローンです。一般の金融機関が住宅ローンの利用に関して団体信用生命保険への加入を必須としているのに対し、フラット35は団体信用生命保険に加入しなくても利用できます

ただし、前述した通り、健康上の理由で団信に加入できない人に向けた「ワイド団信」や、がんと診断された場合などに残債が0円になる「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」が用意されています。

三菱UFJ銀行の口コミ

ここでは三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用している人の口コミを紹介します。

三菱UFJ銀行の良い口コミ
  • メガバンクという安心感がある
  • ネットを利用したサポート体制が充実している
  • 担当者が親身になって対応してくれる
三菱UFJ銀行の悪い口コミ
  • 審査に時間がかかる
  • 担当者によって対応が異なる
  • ネットでの操作がわかりづらい

大手銀行という信頼感から、安心して利用できるという声が多いです。

また、希望すれば店舗窓口で担当者と相談しながら話を進められるため、住宅ローンだけでなく、ライフプラン全般について相談に乗ってもらえるメリットもあります。

三菱UFJ銀行に向いているのはこんな人

三菱UFJ銀行の住宅ローンが向いている人の特徴は、以下の通りです。

  • 大手の銀行を利用して安心を得たい人
  • 団体信用生命保険へ加入できる人
  • 団体信用生命保険の内容を充実させたい人
  • 女性向けなどさまざまな特典を受けたい人

大手銀行を利用する安心感を得たい人には、三菱UFJ銀行の住宅ローンがおすすめです。特に出産を控えた女性に対して金利の優遇が用意されている点は珍しく、該当するなら利用する価値はあるでしょう。

三菱UFJ銀行の審査基準は厳しい?甘い?

三菱UFJ銀行住宅ローンの審査概要は、以下の通りです。

対象エリア 全国
審査申し込み方法 インターネット/店舗窓口
契約方法 電子契約/店舗窓口
仮審査の日数 インターネット:最短翌日/窓口:約4営業日
本審査の日数 3~4週間程度
審査から融資までの時間 約1ヵ月
年収の制限 なし
勤続年数の制限 なし
年齢(借入時) 18歳以上70歳の誕生日まで
年齢(完済時) 80歳の誕生日まで
借入可能額 500万~1億円

三菱UFJ銀行の住宅ローンでは、申込条件に年収や勤続年数の制限がありません。年齢条件、団体信用生命保険に加入できること、日本国籍もしくは永住許可などを受けている外国人であることの3つの条件を満たせば申し込みが可能です。

もちろん、審査の際には安定かつ継続した収入があるかどうかチェックされますが、その点がクリアできれば、年収や勤続年数にかかわらず申し込むことができます。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを申し込む流れ

三菱UFJ銀行の住宅ローンを申し込む手順は以下の通りです。

インターネットで申し込む場合
  1. 三菱UFJ銀行のホームページ上から事前審査に申し込む(三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込み可能)
  2. 事前審査に通過したら、住宅ローンマイページの案内が簡易書留で届く
  3. 正式審査に申し込むとともに、必要書類をマイページ上にアップロードする
  4. 正式審査の審査結果がメールで届くので、メールに添付されているワンタイムパスワードを受け取る
  5. 契約書類確認画面にログインする
  6. 契約書類の内容を画面上で確認する
  7. 電子署名をし、契約手続きを完了させる
  8. 融資金額が不動産会社などに振り込まれる
窓口で申し込む場合
  1. 来店の予約をし、相談に行く
  2. 事前審査の申し込みを行う
  3. 事前審査の結果が通知され、審査に通っていたら必要書類を揃えて来店する
  4. 必要書類を提出し、正式審査に申し込む
  5. 審査に通過したら契約手続きを行う(このときに電子契約を選択することも可能)
  6. 契約手続き終了後、不動産会社などに融資金額が振り込まれる

自分に合った住宅ローンを探すなら一括比較が便利

住宅ローンを選ぶ際には1社だけで検討するのではなく、複数社をピックアップして比較検討することが大切です。

特に、特典や金利優遇、申込条件などは金融機関によって異なります。申し込みしやすいか、手続きが簡単か、契約手続きのために来店しなければならないのかは大きな比較ポイントです。

契約手続きや金利などを1社ずつ確認するのは大変です。比較対象の住宅ローンを効率的に絞り込むためには、一括比較サイトを活用するとよいでしょう。

おすすめの一括比較サイトとしてはイーローンが挙げられます。ワンクリックで各金融機関の金利を知ることができ、自分に合った金融機関が決まればすぐに申し込めます。

まとめ

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、豊富な金利タイプとメガバンクならではの安心感が魅力です。出産を控えた女性に対する金利優遇が設けられている点も特徴といえるでしょう。

申込条件に年収基準や勤続年数の基準がないため、比較的申し込みしやすい点も魅力です。まずは一括比較サイトで複数社をピックアップして比較検討し、他社よりも自分に合っているようなら事前審査に申し込むとよいでしょう。

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