SBI新生銀行住宅ローンには、以下のメリットがあります。
- 事務手数料が安い
- 用意されているオプションが手厚い
- 頭金を用意することで金利優遇が受けられる
事務手数料が安い
事務手数料とは、住宅ローンを利用する際にかかる手数料のことです。手数料の金額は、借入する金融機関によって異なります。
SBI新生銀行の住宅ローンの事務手数料は、「定率型」「定額型」から選べるようになっています。
- 定率型:借入金額×2.2%
- 定額型:一律5万5000円(団信のみ付帯した場合)
定率型は、借入額に一定の割合を乗じて計算します。定額型は、借入額に関係なく定められた金額が適用されます。
定率型では借入額に2.2%を乗じた額になるのが一般的ですが、定額型は金融機関によって3~15万円程度と幅があります。SBI新生銀行の一律5万5000円は、比較的安いといえるでしょう。
ただし、定額型を選択した場合は、ほかに保証料を支払う必要があります。保証料は60万~100万円程度と高額なので、最終的に支払う諸費用がどのくらいの金額になるのか確認してください。
用意されているオプションが手厚い
SBI新生銀行の住宅ローンでは、「安心パック」「安心パックW」「安心パックS」というオプションが用意されており、病児保育や家事代行といったサービスが受けられます。
それぞれのオプションの詳細は、以下の通りです。
安心パック
- コントロール返済:手数料なしで一部繰り上げ返済可能で、返済期間が短縮された分は途中で元本返済を休止できる
- 安心保証団信:所定の要介護状態が180日以上継続した場合、もしくは公的介護制度における要介護3以上に認定された場合に住宅ローン残高が保険金にて支払われる
安心パックW
安心パックの内容に加えて、以下のサービスが受けられる
- 病児保育サービス:子どもの急な発熱や病気などの際に仕事を休めない場合、専門の保育スタッフが代わりに預かってくれる
- 家事代行サービス:アイロンがけや料理などの家事を幅広く代行してくれる
安心パックS
安心パックの内容に加えて、以下のサービスが受けられる
- 自然災害時債務免除特約:災害に遭った際の損害の程度に応じて、最大24回分の住宅ローンの返済が免除される
これらのオプションを利用する際には事務手数料がかかります。金額は、以下の通りです。
- 安心パック:11万円
- 安心パックW、安心パックS:16万5000円
頭金を用意すれば金利優遇が受けられる
SBI新生銀行の住宅ローンでは、住宅を新規購入する際に、頭金を物件価格の10%以上用意すると金利が年0.05%優遇されます。
借入額が物件の購入価格(諸費用を除く)の90%以内であることが条件で、優遇の対象は当初借入金利のみです。
対象となる金利タイプは、以下の2つです。
- パワースマート住宅ローン 当初固定金利タイプ
- パワースマート住宅ローン 長期固定金利タイプ