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住宅ローン仮審査で審査される信用情報とは?|仮審査に通ったのに本審査で落ちることも

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

住宅ローンの仮審査について、「どのような信用情報を確認されるのか」「仮審査に通っても、本審査で落ちることはあるのか」などの疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、住宅ローンの審査項目や審査に落ちる原因、仮審査を通過しても本審査で落ちる理由などを解説します。住宅ローンの仮審査をこれから受ける人は、参考にしてください。

住宅ローンの仮審査とは?

住宅ローンの審査には、仮審査と本審査の2つがあります。仮審査は事前審査とも呼ばれ、本審査に通る見込みがあるかを調べるための審査です。本審査が数週間かけて行われるのに対して、仮審査は長くても1週間程度で完了します。

仮審査は本審査よりも審査項目が少ないですが、本人確認書類や収入を証明する書類などは必要です。

仮審査では、本審査通過の見込みの有無が判断できるだけでなく、借入可能額の目安もわかります。

住宅ローンの仮審査で審査される項目

住宅ローンの仮審査で確実に審査される項目は、以下の2点です。

  • 返済能力(年収)
  • 信用情報

返済能力(年収)

住宅ローンの審査では、申込者の返済能力が重視されます。申込者の健康状態や勤続年数、雇用形態、年収などを数合的に評価して、完済まで安定的に返済を続けられるかチェックします。

返済能力を審査する際の基準の1つが返済比率です。返済比率は年間返済額が額面年収に占める割合のことで、住宅ローンの返済比率は30~35%が目安とされます。借入額を設定する際は、この目安内に収まるようにするとよいでしょう。

信用情報

返済能力とともに調査されるのが、申込者の信用情報です。信用情報とは、クレジットカードやローンなどの取引に関する情報のことで、氏名や生年月日といった個人情報、返済状況、借入残高などを指します。

仮審査では信用情報を確認することで、住宅ローンの契約を結んでも問題のない人物か判断します。信用情報に「支払いを何度も延滞している」「本人が返済できなくなり、第三者による返済が発生した」などのネガティブな内容があった場合、審査に通らない可能性が高まるでしょう。

信用情報の調査は自分で行うことも可能です。

信用情報を管理している3つの機関「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」「株式会社日本信用情報機構(JICC)」「株式会社シーアイシー(CIC)」に開示請求をすれば、信用情報を確認できます。

住宅ローンの仮審査で落ちる原因

住宅ローンの仮審査に落ちる理由として可能性が高いのは、以下の通りです。

  • 支払いに遅延したことがある
  • 任意整理や自己破産をしたことがある

支払いに遅延したことがある

支払いに遅延した経歴があると、仮審査に落ちる可能性が高くなります。支払いとは、クレジットカードや家賃、税金、携帯料金の支払い、奨学金の返済などです。

ただし、支払い期日を数日過ぎた程度であれば、信用情報に影響することはほぼありません。60日以上の長期間にわたって支払いを遅延すると、信用情報の異動記録(事故情報)として記載されます。

任意整理や自己破産をしたことがある

過去に任意整理や自己破産をしている人は、住宅ローンを契約できない可能性が高いでしょう。これらの経歴が信用情報機関に掲載されている間は、原則として審査に通りません。

任意整理とは、利息分のカットや債務の減額などの手段で、支払いの負担を軽くすることです。任意整理した経歴は5年ほど信用情報機関に掲載されることになります。

自己破産とは、返済ができなくなった個人の申し立てによって、債務をゼロにしてもらう手続きのことです。自己破産の経歴は5~10年ほど信用情報機関に掲載されます。

住宅ローンの仮審査で落ちたら信用情報に傷がつく?

住宅ローンの仮審査は、本審査に通るための最低限の条件をクリアしているかどうか確認するために行われます。そのため、仮審査に落ちたからといって、信用情報に傷がつくことはありません。

ただし、仮審査に落ちた原因は確認しておく必要があります。信用情報に問題があって落ちた場合は、状況が改善されるまでは再度申し込んでも審査に通らないと考えた方がよいでしょう。

信用情報に問題がなかった場合は、返済プランを見直したり、ほかの住宅ローンに申し込んだりしてみるとよいでしょう。

住宅ローンの仮審査に通ったのに本審査で落ちることもある!

住宅ローンの仮審査に通過したからといって、本審査も通過できるとは限りません。本審査は仮審査よりも確認項目が多く、チェックも厳しくなるため、仮審査に通っても本審査で落ちることは十分あり得ます。

本審査で落ちる主な原因として挙げられるのは、以下の2つです。

  • 仮審査と申告内容が異なっていた
  • 返済比率が高い

申告内容が仮審査と本審査で異なっていると、本審査に落ちる可能性が高いです。例えば、転職や退職をして年収に大きな違いが生じていたり、新たな借入をして借入残高が増えたりしていると、返済能力が変わっているため審査に通らない可能性があります。

返済比率とは、前述した通り年収に対する返済額の割合のことです。返済比率が高いと、安定した返済ができないとみなされ、審査に落ちる場合があります。

まとめ

住宅ローンの審査には、仮審査と本審査の2つがあります。スムーズにローンを契約するためには、「何を審査されるのか」「審査に落ちる原因は何か」を把握しておくことが重要です。

仮審査では、申込者の返済能力と信用情報が調べられることがほとんどです。特に、信用情報は審査に落ちる大きな要因となります。事前に開示請求をして、内容に問題がないか確認しておくと安心できるでしょう。

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