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PayPay銀行カードローンの特徴と金利・審査を解説!返金シミュレーションで利息の具体例も

執筆者:マネーFix 編集部

銀行カードローンには多くの種類があります。その中でも、PayPay銀行カードローンに興味を持った人は、自分に合うか気になっているのではないでしょうか。

この記事では、PayPay銀行カードローンの金利や審査難易度、返済方法などを紹介します。ほかの銀行カードローンと比較する際の参考にしてください。

PayPay銀行カードローンの特徴

PayPay銀行カードローンの基本情報は、以下の通りです。

PayPay銀行カードローン基本情報
利用限度額 1000万円
金利 1.59〜18.0%
審査スピード 最短翌日
申し込み資格 ● 申込時の年齢が20~69歳
● 安定した収入がある
● PayPay銀行に普通預金口座を持っている
● SMBCコンシューマーファイナンスの保証が受けられる
返済方法 口座振替

PayPay銀行カードローンは、ほとんどの取引がインターネット上で完結します。365日24時間振り込みや支払いができ、スピーディーに手続きが完了するので便利です。

PayPay銀行カードローンがおすすめの人の特徴は、以下の通りです。

  • PayPay銀行の普通預金口座を持っている人
  • 70歳を超えても借入したい人
  • 高い限度額で利用したい人

PayPay銀行カードローンに申し込むためには、PayPay銀行の普通預金口座を持っている必要があります。

また、利用限度額が1000万円と高額なため、多額の借入を希望する人にも向いています。

PayPay銀行カードローンの特徴は、以下の通りです。

  • 30日間利息が無料
  • 専業主婦(主夫)やアルバイトでも申込みできる
  • 対象年齢が73歳までなので高齢者も借りやすい
  • 最低金利が業界最低水準
  • アプリ・ATMで24時間いつでも借入が可能
  • 月々の返済は1,000円から
  • 残高不足サポートがある

30日間利息が無料

PayPay銀行カードローンの特筆すべきポイントは、無利息特約があることです。

無利息特約とは、初回借入日から一定期間は利息が0円になる特約のことです。PayPay銀行カードローンでは、初回借入日から30日間は利息がかかりません

例えば、3月10日に初回借入を行い、3月31日に完済した場合は利息0円で、借入金額だけ返済します。無利息期間は30日間なので、4月8日を過ぎると利息がかかる仕組みです。

専業主婦(主夫)やアルバイトでも申込みできる

一般的に、収入のない専業主婦・主夫はカードローンの申込条件である「安定した収入がある」に当てはまらないため、銀行のカードローン審査に通らない可能性があります。

しかし、PayPay銀行カードローンでは、専業主婦・主夫でも配偶者に安定した収入があれば申し込めます。また、パート・アルバイトでも継続した収入が得られていれば、申し込みの対象です。

対象年齢が73歳までなので高齢者も借りやすい

PayPay銀行カードローンは、70歳未満で申し込めば73歳まで借入できます。

PayPay銀行は使途自由なので、年金が少なく生活費が足りなくなったときや医療費に充てたいときなど、高齢者でも必要な場面で使えるのが特徴です。

最低金利が業界最低水準

PayPay銀行カードローンの最低金利は1.59%に設定。他のインターネット銀行のカードローンと比較してみると、業界最低水準であることがわかります。

カードローンの種類 PayPay銀行 A銀行 B銀行
最低金利 1.59% 2.5% 1.9%

アプリ・ATMで24時間いつでも借入可能

アプリやATMから24時間いつでも借入可能なことも、PayPay銀行カードローンの特徴です。対応ATMは以下の通りです。

  • セブン銀行ATM
  • イオン銀行ATM
  • ローソン銀行ATM

スマホやPCから借入を行うと、PayPay銀行の普通預金口座に即時入金されます。

月々の返済は1,000円から

PayPay銀行カードローンでは、月々の返済は1,000円から設定できます。

返済コースは、「ゆとりコース」「標準コースA」「標準コースB」の3種類があります。ゆとりコースを選択し、返済日前日の最終借入残高が3万円以下の場合、返済額は1,000円です。返済の負担を減らし、無理なく返済できるのが魅力といえるでしょう。

残高不足サポート機能がある

PayPay銀行カードローンには、口座自動振替の引き落としで口座残高が不足していた場合、不足額を自動的に借入で補ってくれる「残高不足サポート機能」があります。

具体的には、以下の取引で残高不足サポートを受けられます。

  • 口座自動振替
  • VISAデビット
  • ATM出金
  • 振り込み

例えば、PayPay銀行の普通預金口座からお金を引き出そうとした際、口座残高が指定金額より足りなかったとしましょう。通常は取引できず、再度残高の範囲内で取引をし直す必要があります。

しかし、PayPayカードローンに申し込んでいれば、口座残高が足りなくても、足りない金額ぶんを自動的に借入してくれるので、引き出したい金額がすぐに手元に用意できます。

PayPay銀行カードローンのデメリット

PayPay銀行カードローンにはメリットが多い一方、デメリットもあります。

  • 銀行カードローンの中では金利が高い
  • 即日融資には対応していない
  • PayPay銀行の口座が必要

利用限度額が下がると金利が高い

PayPay銀行カードローンの金利は、利用限度額によって変動します。利用限度額1000万円では、金利は業界最低水準の1.59%ですが、800万円未満になると他社と比較して金利設定が高めです。

利用限度額 PayPay銀行の金利 A銀行の金利
1000万円 1.59%
900万円以上1,000万円未満 3.0%
800万円以上900万円未満 3.5%
700万円以上800万円未満 4.0% 0.98〜3.0%
600万円以上700万円未満 5.0% 3.0〜4.0%
500万円以上600万円未満 5.5% 4.0〜5.0%
400万円以上500万円未満 6.0% 4.5〜5.5%
300万円以上400万円未満 6.5% 5.5〜6.5%
250万円以上300万円未満 8.0% 6.5〜8.5%
200万円以上250万円未満 10.0% 6.5〜8.5%
150万円以上200万円未満 12.0% 8.5〜12.5%
100万円以上150万円未満 15.0% 8.5〜12.5%
100万円未満 18.0% 12.5%

即日融資には対応していない

PayPay銀行は、ほかの銀行と同様、即日借り入れには対応していません。

仮審査結果は最短60分で通知されますが、実際に借入が可能となる本審査の結果は最短で翌日です。審査状況や書類提出の遅延によっては、審査結果の通知が遅くなる可能性もあります。

PayPay銀行の口座が必要

PayPay銀行カードローンを利用するためには、PayPay銀行の普通預金口座が必要です。

PayPay銀行に口座がない人は、カードローンに申し込むために新規開設しなくてはならず、融資までに時間と手間がかかります。

PayPay銀行カードローンの借入方法

実際にPayPay銀行カードローンで契約する流れは、以下の通りです。

  1. Webまたはアプリから申し込み
  2. 本人確認書類の提出
  3. 審査結果の通知
  4. 手続き完了メールでお知らせ
  5. 借入開始

最初の申し込みは、専用アプリまたはサイトから申し込みできます。専用アプリをダウンロードしておくと、借入や残高確認のときも便利です。

本人確認書類の提出は、スマホまたはPCで画像をアップロードするだけで完了します。郵送することも可能ですが、融資まで時間がかかるため注意してください。

審査結果の通知後、手続き完了メールが届いたら借入を開始できます。

PayPay銀行カードローンの審査

ここでは、PayPay銀行カードローンの審査の気になるポイントを紹介します。

審査の難易度は甘い?厳しい?

PayPay銀行の審査の難易度は、明らかにはされていません。そのため、ほかの銀行と比較して審査に通りやすいかどうかは不明です。

「利用限度額を少額で申請すれば審査に通りやすくなる」という銀行もありますが、PayPay銀行カードローンの審査には利用限度額の大小は関係ありません

保証会社「プロミス」の審査がポイント

PayPay銀行カードローンの審査でポイントとなるのは、保証会社であるプロミスの審査です。

保証会社とは、カードローンの審査に関する保証業務を請け負っている会社のことです。保証会社の審査により、カードローンを借入できるかどうかが決まります。

審査の際には、信用情報を照会されます。これまでに滞納や返済遅延などの金融事故を起こしていると、カードローンの審査に落ちる可能性があります。

仮審査と本審査の内容と違い

仮審査では、申し込みフォームに入力した情報を元に返済能力の有無を審査します。仮審査では、在籍確認や保証会社による審査は含まれません。

本審査で保証会社による詳細な審査が行われ、正式に借入できるか決まります。仮審査は通過できても、本審査で落ちてしまう可能性もあるため、本審査結果の通知までは安心できません。

PayPay銀行カードローンの返済方法

PayPay銀行カードローンで借入を行った場合、どのように返済するのでしょうか。ここでは、返済日の設定や返済方式を詳しく紹介します。

返済日は自分で決める

PayPay銀行のカードローンでは、返済日を自分で決めることができます。選べるのは、以下の日にちです。

  • 1〜28日
  • 月末

給料日に合わせるなどして、自分が返済しやすい日に設定するとよいでしょう。

返済方式も3つのコースから自分で選ぶ

返済方式には、以下の3つのコースがあります。

返済方式 特徴
ゆとりコース 返済額が少なく設定されており、毎月の負担が少ない
標準コース(A) ゆとりコースよりも返済額が多めに設定されており、負担は大きくなるが早めに返済できる
標準コース(B) 標準コース(A)よりも返済額が多めに設定されているぶん、負担は最も大きいが短期間で返済できる

ゆとりコース

ゆとりコースは標準コースよりも返済額が少なく、毎月無理なく返済を続けられるよう設定されたコースです。返済額が多い場合は返済期間が長くなるため、残高の少ない人に向いています。

返済日前日の最終借入残高 返済額(元本+利息)
3万円以下 1,000円
3万円超10万円以下 2,000円
10万円超20万円以下 3,500円
20万円超 残高が10万円増えるごとに1500万円追加

標準コース(A)

標準コース(A)はゆとりコースよりも返済額が多く設定されており、毎月の負担は大きくなるコースです。返済額が多いぶん、ゆとりコースと比較して返済スピードは早くなります。早く返済したい人や残高が多い人に向いているコースです。

返済日前日の最終借入残高 返済額(元本+利息)
10万円以下 3,000円
10万円超30万円以下 6,000円
30万円超50万円以下 1万円
50万円超80万円以下 1万5000円
80万円超100万円以下 2万円
100万円超150万円以下 2万5000円
150万円超200万円以下 3万円
200万円超250万円以下 3万5000円
250万円超300万円以下 4万円
300万円超400万円以下 4万5000円
400万円超500万円以下 5万円
500万円超600万円以下 5万5000円
600万円超700万円以下 6万円
700万円超800万円以下 7万円
800万円超900万円以下 7万5000円
900万円超1000万円以下 8万円

標準コース(B)

標準コース(B)は毎月の負担が大きくなる返済コースです。残高の多い人や早く返済したい人に向いています。

返済日前日の最終借入残高 返済額(元本+利息)
50万円以下 1万円
50万円超100万円以下 2万円
100万円超200万円以下 3万円
200万円超300万円以下 5万円
300万円超400万円以下 6万円
400万円超500万円以下 7万円
500万円超600万円以下 8万円
600万円超700万円以下 9万円
700万円超800万円以下 10万円
800万円超900万円以下 11万円
900万円超1000万円以下 12万円

返済シミュレーション

PayPay銀行では、返済額を調べることのできる「カードローン返済シミュレーター」を利用できます。

例えば、150万円を金利12%で借入を行った場合、ゆとりコースでの返済額は以下の通りです。

返済期間 毎月の返済額
1〜12ヵ月目 2万3000円
13〜25ヵ月目 2万1500円
26〜38ヵ月目 2万円
39〜52ヵ月目 1万8500円
53〜68ヵ月目 1万7000円
69〜85ヵ月目 1万5500円
86〜103ヵ月目 1万4000円
104〜123ヵ月目 1万2500円
124〜145ヵ月目 1万1000円
146〜169ヵ月目 9,500円
170〜198ヵ月目 8,000円
199〜232ヵ月目 6,500円
233〜273ヵ月目 5,000円
274〜323ヵ月目 3,500円
324〜375ヵ月目 2,000円
376〜411ヵ月目 1,000円

出典:PayPay銀行 カードローン返済シミュレーター

返済期間は34年3ヵ月、支払い総額は355万4072円です。

電話で在籍確認される?

PayPay銀行カードローンの審査では、登録した勤務先に在籍確認の電話がかかってきます。その際、以下の内容でかかってきますが、カードローンの審査であることは明かされないので、安心してください。

  • PayPay銀行であること
  • 担当者名

また、確認のため、勤務先だけでなく申込者本人の携帯に電話がかかってくる可能性もあります。

まとめ

PayPay銀行カードローンは、PayPay銀行の普通預金口座を持っている人や、70歳を超えても借入を希望する人、高い限度額で利用したい人に特におすすめです。メリット・デメリットなどをほかの銀行カードローンと比較検討し、自分に合うかどうか判断してください。

銀行カードローンを利用する際には、金利や借り入れ可能額、返済方法など、様々なポイントを比較することが大切です。おすすめの銀行カードローン11選|メリット・デメリットを解説で紹介しています。

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