カードローンは、借入限度額内であれば、何度でも、いくらでも借り入れすることができるサービスです。用途が問われず、コンビニのATMなどで手軽に借り入れをすることができるため、急にお金が必要になった際などに便利です。
カードローンにもさまざなま種類や特徴があります。この記事では、おすすめの銀行カードローンやメリット・デメリットについて解説します。
※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています
【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩
一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。
カードローンは、借入限度額内であれば、何度でも、いくらでも借り入れすることができるサービスです。用途が問われず、コンビニのATMなどで手軽に借り入れをすることができるため、急にお金が必要になった際などに便利です。
カードローンにもさまざなま種類や特徴があります。この記事では、おすすめの銀行カードローンやメリット・デメリットについて解説します。
銀行カードローンのメリットは、以下のとおりです。
銀行カードローンの金利は、消費者金融カードローンの金利よりも低めに設定されています。そのため、消費者金融のカードローンよりも返済の負担をおさえることができます。
金融機関名 | 金利 | |
---|---|---|
銀行カードローン | 三井住友銀行 | 1.5~14.5% |
三菱UFJ銀行 | 1.8~14.6% | |
楽天銀行 | 1.9~14.5% | |
消費者金融カードローン | アコム | 3.0~18.0% |
プロミス | 4.5~17.8% | |
アイフル | 3.0~18.0% |
自動融資は、カードローンの契約者が利用できる無料オプションです。公共料金の引き落としやATMからの引き出しの際に残高が不足していた場合、不足額を自動で借り入れることができます。
そのため、公共料金滞納や、必要なときにお金が足りなくなるといったリスクを防ぐことができます。
銀行カードローンのデメリットは以下のとおりです。
銀行カードローンは、消費者金融カードローンよりも審査期間が長い傾向にあります。
消費者金融カードローンの場合は即日融資のところが多いですが、銀行カードローンの場合、翌日以降になるケースがほとんどです。銀行のカードローンは、即日お金が必要な人には向いていません。
消費者金融カードローンの場合は、30日間などの無利息期間を設けているケースがあります。一方、銀行カードローンの場合は、一般的に無利息期間は設定されていません。
借入期間が長期になる場合は金利の低い銀行カードローンのほうがお得です。しかし、無利息期間中に完済ができそうな場合は、消費者金融のカードローンのほうがお得な場合もあります。
ここでは、おすすめの銀行カードローン11選を紹介します。
楽天スーパーローンは、楽天銀行が提供するカードローンです。借入限度額や金利は平均的ですが、返済の自由度や、楽天会員ランクによる審査優遇が特徴です。パート・アルバイトでも申し込みができ、会社員でなくても利用できる可能性があります。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 1.9~14.5% |
利用条件 | ・申込時の年齢が満20~62歳 ・国内に居住している個人 ・安定した収入がある ・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる |
返済方法 | ATM・指定口座・インターネット・口座振替 |
横浜銀行カードローンは、横浜銀行が提供するカードローンです。契約と同時に融資が受けられるという点は、他行のカードローンにはない特徴です。また、ATM取引手数料の無料回数に制限がない点も魅力です。ただし、利用できる地域が制限されています。
借入限度額 | 10万~1000万円 |
---|---|
金利 | 1.5~14.6% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20~69歳 ・契約者本人もしくは配偶者に安定した収入がある ・特定の地域に住んでいるもしくは勤めている(神奈川県内全地域・東京都内全地域・群馬県前橋市・高崎市・桐生市) ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証が受けられる ・横浜銀行・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報の取り扱いに同意できる |
返済方法 | ATM・窓口・インターネット・口座振替 |
三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行が提供するカードローンです。借入限度額や金利は平均的ですが、三井住友銀行の口座を持っていると、借り入れの手続きが簡単になります。また、三井住友銀行の提携コンビニATMは、何度利用しても手数料が無料です。
さらに、三井住友銀行の住宅ローンを利用している場合は、最高金利8.0%でカードローンを利用できます。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 1.5~14.5% |
利用条件 | ・申込時の年齢が満20~69歳 ・安定した収入がある ・三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行が提供するカードローンです。上限金利が14.0%で、他行のカードローンと比べると低めに設定されています。また、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合、金利の割引を受けることができます。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 2.0~14.0% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20歳以上66歳未満 ・安定した収入がある ・株式会社オリエントコーポレーションの保証が受けられる |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
イオン銀行カードローンは、イオン銀行が提供するカードローンです。他行と比べると金利の下限は3.8%と高めですが、そのぶん上限は13.8%と低めに設定されています。また、最低返済額は1,000円で、他行のカードローンよりも低い金額からの返済が可能です。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 3.8~13.8% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20歳以上65歳未満 ・国内に住んでいる(外国籍の場合は永住許可を受けている) ・契約者本人もしくは配偶者に安定した収入がある ・イオンクレジットサービスまたはオリックス・クレジットの保証を受けられる |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
オリックス銀行カードローンは、オリックス銀行が提供するカードローンです。借入限度額や金利は平均的ですが、がんと診断されたら借入残高が0円になる「がん保障特約付きプラン」を選ぶことができます。オリックス銀行は「オリックス・クレジット株式会社」と「新生フィナンシャル株式会社」の2社を保証会社としているため、審査を受けられるチャンスが2回あります。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 1.7~14.8% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20歳以上69歳未満 ・国内に住んでいる(外国籍の場合は永住許可を受けている) ・安定した収入がある ・オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証を受けられる |
返済方法 | ATM・指定口座・・口座振替 |
三菱UFJ銀行カードローンは、三菱UFJ銀行が提供するカードローンです。借入限度額は500万円と低めですが、1,000円から返済が可能です。また、専用アプリから借り入れや返済を行うことも可能です。
借入限度額 | 10万~500万円 |
---|---|
金利 | 1.8~14.6% |
利用条件 | ・申込時の年齢が満20歳以上65歳未満 ・国内に居住している個人l 原則安定した収入がある ・アコムの保証を受けられる |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
住信SBIネット銀行カードローンは、住信SBIネット銀行が提供するカードローンです。借入限度額が1200万円と高く設定されています。住信SBIネット銀行のキャッシュカードにカードローン機能が付帯するため、ローン専用のカードは発行されません。また、専用アプリから借り入れや返済を行うことも可能です。
借入限度額 | 10万~1200万円 |
---|---|
金利 | 1.59~14.79% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20~65歳 ・国内に住んでいる(外国籍の場合は永住許可を受けている) ・安定した収入がある ・保証会社の保証を受けられる ・住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有している(同時申込可) |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行です。カードローンの金利の上限は高めですが、毎月1,000円からの返済が可能です。また、au IDを持っていると金利が優遇されるなどの特典があります。さらに、残高や取引に応じて会員ランクが上がり、Pontaポイントの付与倍率が高くなります。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 1.48~17.5% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満 ・安定した収入がある ・アコムの保証を受けられる |
返済方法 | ATM・口座振替 |
ソニー銀行とは、ソニーフィナンシャルグループが運営するネット銀行です。ソニー銀行のカードローンの金利は、上限が13.8%と低めに設定されています。また「初回振込サービス」によって、カードを受け取る前に借り入れることが可能です。
借入限度額 | 10万~800万円 |
---|---|
金利 | 2.5~13.8% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20歳以上65歳未満 ・国内に住んでいる(外国籍の場合は永住許可を受けている) ・原則安定した収入がある ・アコムの保証を受けられる ・ソニー銀行の普通預金口座を保有している(同時申込可) |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
東京スター銀行のカードローンは、借入限度額が1000万円と高めです。また、30日間の無利息期間があり、早く完済できる場合は利息の負担をおさえることができます。返済用の預金口座の残高が不足していても、自動融資を受けることができます。
借入限度額 | 10万~1000万円 |
---|---|
金利 | 1.5~14.6% |
利用条件 | ・契約時の年齢が満20~69歳 ・国内に住んでいる(外国籍の場合は永住許可を受けている) ・安定した収入がある ・アイフルの保証を受けられる |
返済方法 | ATM・インターネット・口座振替 |
銀行のカードローンにはそれぞれ異なる特徴があるため、自分に適した商品を選ぶことが大切です。ただし、場合によっては消費者金融カードローンを選んだほうがよい場合もあります。
お金を借りる際は、用途や金額、付帯するサービスなどを総合的に検討して商品を選ぶとよいでしょう。
カードローンを利用する際には、金利や借り入れ可能額、返済方法など、様々なポイントを比較することが大切です。『カードローンのおすすめランキング|重視するポイントでローン会社を比較』で紹介しています。
キーワードで記事を検索