8割が将来のお金に不安を抱えている。不安を解消するために必要なことはライフイベントにかかる費用の把握

執筆者:マネーFix 編集部

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日本FP協会の調査によると、20〜30代の約80%が将来のお金に不安を感じていることがわかりました。

お金の不安を解消するには、将来のライフイベントにかかる費用を理解しておく必要があります。

しかし、ライフイベントについて「知っている」と回答した人は、2割未満ということもわかりました。

この記事では、20~30代の将来のお金に関する意識と、ライフイベントにかかる費用について解説します。

20~30代の約80%が将来のお金に不安を感じている

日本FP協会が、20〜39歳の600名を対象に「これからのお金と給料に関する意識調査」を実施しました。

出典:日本FP協会 「これからのお金と給料に関する意識調査」(以下同)

将来のお金に対する不安については、「漠然とした不安がある」(66.7%)が最も多く、「具体的な不安がある」(15.2%)、「不安はない」(11.7%)と続きました。

8割以上の人が、何かしらの不安を抱えていることがわかります。
 
不安解消のために有効だと思う対策については、「節約をする」(59.1%)が最も多く、「適切な家計管理をする/適切なお金の管理をする」(52.7%)、「長期的な投資をする」(50.7%)と続きました。

ライフイベントに必要なお金の認知については、「少し知っている」(40.3%)が最も多く、「あまり知らない」(34.2%)、「知っている」(18.5%)と続きました。

ライフイベントに必要なお金について、「知っている」と回答した人は2割未満でした。

では、ライフイベントで、どの程度のお金が必要になるのでしょうか。

ライフプランを立てて費用を把握することが不安の解消に

一般的に、多くの費用がかかるライフイベントは以下の通りです。

  • 結婚
  • 出産
  • 子どもの進学
  • 老後

結婚には、婚約指輪や結婚式、新婚旅行などを含め、500万〜530万円程度の費用がかかります。

出産にかかる入院・分娩費用はおよそ50万円ですが、「出産育児一時金」が受け取れるので、実質負担額はそれほど多くないでしょう。

マタニティ用品やベビー用品の準備費用として、15万~25万円程度の費用がかかります。

子どもの教育・進学には、幼稚園から大学まですべて公立に通った場合で、約1000万円の費用がかかります。

すべて私立に通った場合は、約2500万円の費用がかかります。

結婚、出産、子どもの進学にかかる費用として、およそ1500万~3000万円の準備が必要であることがわかります。

また、老後のために準備しておきたい資金は、1人あたり約850万円です。

大きな金額に思うかもしれませんが、ライフイベントは同時に訪れるわけではありません。

将来のお金の不安を解消するには、このようなライフイベントにいくら費用が必要になるのかを把握して、コツコツと資金を貯めていくことが大切です。

出典
  • 日本FP協会 「これからのお金と給料に関する意識調査」

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