【誰でもわかるNISA解説】第4回:なぜ投資をやった方がいいの?―――銀行預金だとお金の価値が下がるから

執筆者:マネーFix 編集部

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2024年1月から新NISAが始まります。

新NISAに関するニュースや記事を目にする機会が増え、NISAについて気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「NISAという言葉を初めて聞いた」「難しくてまったくわからない」という初心者に向けて、制度の概要をわかりやすく解説します。

第3回目の「つみたて投資枠と成長投資枠」では、つみたて投資枠と成長投資枠の概要や違いについて説明しました。

第4回目は「なぜ投資をやった方がいいのか」について説明します。

なぜ投資をやった方がいいの?


簡単に言うと、銀行にお金を預けておくだけでは、お金の価値が下がってしまうからです。

お金の価値が下がるとは、どういう意味でしょうか。

通常、時間の経過とともに、物価は上昇しています。

例えば、いまはりんごを1個100円で買えるとします。

10年後に、1個200円になりました。

同じ100円でも、10年後にはリンゴを買えなくなってしまいます。

このように、物価が上昇し、同じ金額で同じものが買えなくなることが、「お金の価値が下がる」ということです。

銀行にお金を預けておくだけでは、お金が減ることありませんが、大きく増えることもありません。

一方、投資は、物価上昇分のお金を増やすことが期待できます。

なんで銀行預金だとダメなの?

 
前章で、銀行にお金を預けておくだけでは、お金が増えないと解説しましたが、なぜでしょうか。

銀行は、預金金利がとても低いからです。

2023年12月時点で、銀行の普通預金の平均金利は0.001%です。

毎月10万円ずつ預金した場合、10年後に貯まるお金は、1200万1000円です。

10万円ずつ10年間、銀行にお金を預けても、わずか1,000円の利息しか受け取ることができません。

投資すると増えるの?


では、投資の場合はどうでしょうか?

NISAで投資できるのは、金融庁の指定を受けた、「安全性の高い」商品です。

投資に「絶対」はありませんが、増える可能性は高いと考えられます。

先ほどと同様に、10万円ずつ10年間、積立投資することを想定してみましょう。

一概にはいえませんが、長い時間かけて積立投資をする場合、年利3~5%程度が現実的といわれています。

低く見積もって、年利1%と3%の場合でシミュレーションしてみます。

【10年後の積立金額】

  • 年利1%の場合:1261万4987円
  • 年利3%の場合:1397万4142円

【銀行預金の金額との比較】

  • 年利1%の場合:+61万3987円
  • 年利3%の場合:+197万3142円

銀行に預金した場合、1200万1000円だったので、投資の方が大きく資産を増やせることがわかります。

今回は、「なぜ投資をやった方がいいのか?」について解説しました。

次回は、「投資のリスク」について解説します。

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