家計管理は妻と夫どっちがいい?約半数は妻に任せているが、デメリットも

執筆者:川辺 拓也

【記事執筆】FP川辺 拓也

3,000人を超える顧客からの相談実績をもとに、社会保障制度や家計に必要な金融知識を分かりやすく提供。2級ファイナンシャルプランニング技能士。金融全般から、お金に関する政策まで幅広く専門領域があり、複数の金融メディアに多数寄稿。

夫婦でお金をどのように管理しているかは、世帯によって異なります。

夫婦のどちらかが管理するケースもあれば、共同もしくは分担して管理しているケースもあるでしょう。

この記事では、「夫婦のお金の管理に関する意識調査」をもとに、以下のパターンごとのメリットやデメリットを紹介します。

  • 妻に管理を任せるパターン
  • 夫に管理を任せるパターン
  • 共同(分担)で管理するパターン

【お金の管理方法別】メリットとデメリット

株式会社AlbaLinkが、500名を対象に「夫婦のお金の管理に関する意識調査」を実施しました。

出典:株式会社AlbaLink「夫婦のお金の管理に関する意識調査」(以下同)

お金の主な管理者については、「妻」(48.0%)が最も多く、「夫」(20.8%)、「共同(分担)で管理」(18.6%)、「それぞれ別で管理」(12.4%)と続きました。

それぞれの管理方法で、どのようなメリットやデメリットがあるのか確認しましょう。

妻に管理を任せるパターン


妻がお金の管理をするメリットは、「お金の管理がしやすい」(111人)が最も多く、「無駄使いが減り貯金しやすい」(59人)と続きました。
 
一方、デメリットは、「夫が家計を把握できない」(81人)が最も多く、「夫に自由がない」(60人)と続きました。

妻が管理する場合、夫は家計の実態を把握できないので、節約や資産運用に対して夫婦で温度差を感じるかもしれません。

夫に管理を任せるパターン


夫に管理を任せるメリットは、「適任者が管理できる」(46人)が最も多く、「お金を管理しやすい」(28人)と続きました。

デメリットについては、「妻が家計の状況を把握できない」(38人)、「妻に自由がない」(27人)という結果でした。

妻が管理する場合と、同様のデメリットを感じていることが伺えます。

共同(分担)管理するパターン


共同(分担)管理するメリットは、「情報を共有できる」(24人)が最も多く、「無駄遣いが減り貯金しやすい」(17人)と続きました。

デメリットは、「管理しにくい・面倒」「相手の状況がわからない」「お金を自由に使えない」「話し合いが面倒」がほぼ同数で並びました。

共同で管理する場合は、意思疎通を図るのが大変だったり、面倒だったりすることが伺えます。

上手に家計管理をするコツ

夫婦で上手に家計管理をするコツは、以下の通りです。

  • 夫婦で家計について話し合う時間を作る
  • 家計簿アプリで共同管理する
  • 定期的に貯蓄の目標額や約束事を決める

まずは、夫婦でコミュニケーションを取る時間が必要です。

お金の使い方やお小遣いの設定など、定期的に夫婦で家計の状況を確認する時間を作りましょう。

家計を共同で管理する場合、家計管理ソフトやアプリの利用も効果的です。

双方で入力や状況把握ができるアプリもあるので、「相手の状況がわからない」といった課題を解決できます。

また、定期的に夫婦で共通の目標や約束事を決めることも大切です。

継続して家計を管理するためには、目標を決めると、長続きしやすくなるでしょう。

なお、家計の管理方法については、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談するのもおすすめです。

こちらの記事「ファイナンシャルプランナーに相談するときの注意点|どんなことを相談できる?」も参考にしてください。

出典
  • 株式会社AlbaLink「夫婦のお金の管理に関する意識調査」

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