物価高騰が続いており、将来への備えに不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」の調査によると、将来のお金の不安解消のために「預金や貯金」をしている人が55.4%にのぼりました。
しかし、物価が上昇している状況下では、預金や貯金だけでは将来の不安への対策としては不十分かもしれません。
この記事では、以下の項目について解説します。
- 預金や貯金だけでは不十分な理由
- 投資をするならNISAがおすすめ
マネーFix 編集部
マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。
物価高騰が続いており、将来への備えに不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」の調査によると、将来のお金の不安解消のために「預金や貯金」をしている人が55.4%にのぼりました。
しかし、物価が上昇している状況下では、預金や貯金だけでは将来の不安への対策としては不十分かもしれません。
この記事では、以下の項目について解説します。
預金や貯金だけでは不十分な理由は以下の2点です。
預貯金は、元本が保証された貯蓄方法です。
そのため、安全性の高い貯蓄方法であるものの、大切な資産を預貯金に預けっぱなしにすることは、「お金が増えない」「実質的にお金が減ってしまう」といった問題点があります。
1990年代にバブルがはじけるまでの日本は、普通預金や定期預金に預けているだけでもお金が増えていく時代でした。
しかしそれ以降は、金利を低く抑える「低金利政策」のため預貯金だけではお金が増えない状態が続いています。
また、最近は、さまざまな商品やサービスの値上がり(インフレ)が続いています。
インフレが起こるとモノの価値が上がり、お金の価値が下がります。
もしインフレが続いた場合、預貯金額が変わらなければ、お金の価値が目減りしていくことになります。
大切な資産を守るためには、お金を預貯金以外の形で保有し、増やすことも重要です。
株式や投資信託などは、値動きや預ける期間によっては投資したお金がしっかりと増えていきます。
そのため、物価が上昇したとしても、対応できます。
出典:金融庁「資産運用シミュレーション」
毎月3万円を年利3%の商品で10年間運用した場合のシミュレーション結果です。
預貯金に預けるだけでは増やすことができませんが、資産運用をすることで、お金を増やすことができます。
ただし、株式や投資信託などは元本保証がないので、預けたお金が目減りする可能性がある点はおさえておく必要があります。
投資を始めるなら「NISA」がおすすめです。
「NISA」は、株式や投資信託などで得た利益や配当にかかる税金(20.315%)が非課税になる制度です。
現行制度では、「一般NISA」と「つみたてNISA」がありますが、2024年からは始まる新NISAでは、それぞれ「成長投資枠」と「つみたて投資枠」に変更されます。
非課税枠が大幅に増加し、1800万円まで非課税で運用できるようになります。
詳しくはこちらの記事「知らなきゃヤバい、2024年版NISAの変更点」を参考にしてください。
投資初心者の人は、「つみたてNISA」がおすすめです。
つみたてNISAの特徴は以下の通りです。
投資をする際は、資金を一度に投資するよりも、「定期的」に「一定額」をつみたてて投資することで、よりリスクを抑えることができます。
そのため、運用初心者の人でも安心して利用ができます。
なお、NISAでの投資の始め方については、以下の記事「【初心者向け】NISAとは?つみたてNISAとの違いや始め方も」を参考にしてください。
キーワードで記事を検索