電気代やガス代といった公共料金や、税金や社会保険料の中には、クレジットカード払いができるものもあります。
クレジットカードで支払うことでポイント還元が受けられるので、現金で支払うよりもお得になる可能性があります。
この記事では、クレジットカードで支払える公共料金や税金、保険料の種類を紹介し、1ヵ月でどれくらいのポイントを獲得できるのかをシミュレーションします。
公共料金はクレカ払いがお得。1ヵ月1,000円以上のポイント還元が受けられるかも


マネーFix 編集部
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クレカで支払える公共料金・税金・保険料
クレジットカードで支払うことができる、公共料金、税金、保険料の一例は下記の通りです。
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
- 所得税
- 住民税
- 自動車税
- 社会保険料(国民健康保険、国民年金)
- 生命保険料
- 損害保険料
- 自動車保険料
還元ポイントをシミュレーション
総務省統計局の「家計調査(2022年)」をもとに、水道光熱費、税金、各種保険料について1ヵ月あたり還元ポイントをシミュレーションしてみましょう。(1ポイント=1円で換算)
出典:総務省統計局「家計調査(2022年)」をもとに作成
ポイント還元率が1%の場合、上記すべてをクレジットカードで支払うことで月1,492円分のポイント還元を受けることができます。
年間だと、1万7904円分のポイント還元を受けることができます。
クレカ払いの注意点
クレジットカードで公共料金や税金などを支払う際の注意点は以下の通りです。
- クレジットカード払いできない場合がある
- クレジットカードが更新されると新規申し込みが必要な場合がある
- ほかの支払い方法の方がお得な場合がある
クレジットカード払いできない場合がある
公共料金の支払いは、自治体によってクレジットカードが利用できない場合があります。
住居先や転居先の電力会社・ガス会社・水道局のホームページで確認してください。
また、所得税や住民税など税金は、給与から天引きされている場合はクレジットカード払いを利用できません。
クレジットカードが更新されると新規申し込みが必要な場合がある
自治体によっては、クレジットカードが更新されるたびに新規の申込みが必要な場合があります。
ほかの支払い方法の方がお得な場合がある
クレジットカード払いよりも、ほかの支払い方法の方がお得な割引を受けられる場合もあります。
例えば、東京都に住んでいる人だと、水道代を口座振替で支払うことで50円の割引が適用されます。
クレジットカード払いにすると、50円の割引は適用されません。
ポイント還元率が1%の場合、5,500円以下の支払いであれば口座振替の方が割安になります。
さらに詳しく知りたい人は、こちらの記事「公共料金はクレジットカードで払うのがお得?」も参考にしてください。
- 総務省統計局「家計調査(2022年)」