レギュラーガソリンの価格が11週連続で値上がりをし、15年ぶりの高値を記録しています。
それにより車の維持費がかさみ、頭を悩ませている人もいるでしょう。
軽自動車は、普通車と比べてガソリン代などの維持費が安く人気です。
ナイル株式会社の調査では、軽自動車を選んだ42.3%の人が、コスト面で軽自動車を選んでよかったと実感していることがわかりました。
また、車にかかるコストとして、ガソリン代のほかに、税金や車検代などが挙げられます。
なかでも車検については、検査の費用だけでなく、部品の買い替えによる費用がかかる場合もあります。
これらの費用を節約することで、車を所有する維持費を削減することが可能です。
この記事では、軽自動車の利用に関する実態と、自動車にかかる車検の費用を軽減する方法について解説します。
ガソリン価格が高騰中。どうする車の維持費。軽自動車のメリットや車検の節約方法を解説


マネーFix 編集部
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42.3%の人がコスパの良さを実感
ナイル株式会社は、軽自動車に乗っている全国の男女657人を対象に「軽自動車ユーザーへの意識調査」を実施しました。
出典:ナイル株式会社「軽自動車ユーザーへの意識調査」(以下同)
軽自動車にしてよかったと思うときがあるかについては、87.5%の人が「ある」と回答しました。
9割近い人が軽自動車を選んだことに満足しているようです。
軽自動車にしてよかったと思う理由については、「コスト面が安い」(42.3%)が最も多く、「小回りが利く」(34.5%)と続きました。
「小回りが利く」「駐車がしやすい」「運転しやすい」といった、操縦面の理由が約50%という結果でした。
軽自動車の場合、普通車と比べると高速道路代や自動車税、車検費用といった維持費が安くなります。
車検代を安くする方法
ここでは、車検費用を節約する方法について解説します。
相見積もりを取る
特定の業者に車検を依頼している場合、車検代が相場より高くても気づかない場合があります。
複数の業者から見積もりを取って比較することで、お得な業者を探すことができます。
また、相見積もりを取ることで車検の内容も比較できます。
必要ないサービスが含まれていた場合、断って費用を削減することも可能です。
再生部品や社外部品を利用する
車の状態によっては、部品の交換が必要になる場合があります。
その際、純正品でない部品や再生部品を利用することで部品代を節約することが可能です。
純正品でない部品や再生部品であっても、動作確認がされ、安全基準を満たしているため、品質や性能は新品とほとんど変わりません。
なお、車検費用の相場や安くする方法については、こちらの記事「車検費用の相場はどれくらい?自動車の点検費用を安くする方法!」でさらに詳しく解説しています。
- ナイル株式会社「軽自動車ユーザーへの意識調査」