家具や家電のサブスク。4人に1人が興味あり。ソファやベッドなど、処分に困る大型家具が人気

執筆者:マネーFIX 編集部

3月から4月にかけては、新生活のスタートに伴い、新しい家具や家電を買う人も多いでしょう。

昨今、「家具や家電のサブスク」が注目を集めています。

有名ブランドの家具や家電をレンタルできるサービスや、月額数百円から利用できるサービスなど、さまざまなサブスクがあります。

この記事では、家具・家電のサブスクについて紹介します。

  • 家具・家電のサブスクとは
  • 家具・家電のサブスクの注目度
  • おすすめのサブスク

家具・家電のサブスクとは?

家具・家電のサブスクは、月額料金を支払って商品を利用するサービスです。

長期契約が一般的なリースと違い、短期間かつ手頃な価格で利用できるのが特徴です。

ソファやダイニングテーブル、照明、冷蔵庫など日常生活に必要なアイテムをレンタルできます。

毎月の利用料はかかりますが、不要になったときの処分する手間や費用を考えなくてすみます。

また、商品が気に入ったら、契約後に買取りできるサービスもあります。

利用例

  • 1年間の単身赴任中だけ、家具や家電を利用
  • 子育て中だけベビーベッドを利用
  • 購入予定の家電をサブスクで試用


4人に1人がサブスクに興味あり

家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS(クラス)」を運営する株式会社クラスが、20代~40代の男女1,000人を対象に「春の新生活における家具・家電事情についてのアンケート調査」を実施しました。


 出典:家具と家電のレンタル・サブスクCLAS調べ「春の新生活における家具・家電事情についてのアンケート調査」(以下同)

新生活や引っ越しで、レンタル・サブスクの家具や家電を「使ってみたい」と答えた人は、24.2%でした。

およそ4人に1人が、家具や家電のサブスクに興味を持っていることがわかりました。

レンタル・サブスクで試してみたい家具・家電については、「ソファ」(12.8%)、「ベッド・寝具」(10.8%)、「美容家電」(8.3%)と続きました。

ベッドなど処分が大変な大型家具や、高価な美容家電を試したいというニーズがあるようです。

内閣府の年次経済報告よると、サブスクの市場規模はコロナ前の2019年で6835億円。

2024年までに1.8倍の1兆2117億円まで拡大する見通しで、今後ますます利用者が増えることが予想されます。

家具のサブスク3選

ここでは、家具や家電のサブスクのサービスを3つ紹介します。

無印良品の月額定額サービス

特徴

  • 無印良品の商品(家具、収納、ベビー・キッズ用品)をレンタルできる
  • 契約期間は1年ごと、最長4年
  • 契約期間後に買取りも可能

利用例

  • 脚付マットレス・シングル/月額1,450円(2年契約)
  • ソファ木製フレーム・2シーター/月額3,600円(2年契約)

subsclife

特徴

  • 有名ブランドの家具や家電がレンタルできる(ダイソン、バルミューダ、カリモクなど)
  • 契約期間は3ヵ月ごと、最長2年
  • 契約期間後に買取りも可能

利用例

  • カリモク 2人掛けソファ/月額1万1860円(2年契約)
  • 日本ベッド シングル/月額1万3480円(2年契約)
  • ダイソン ヘアドライヤー/月額1,870円(2年契約)

CLAS

特徴

  • 自社ブランドのアイテムが豊富
  • アウトドアアイテムや観葉植物もある
  • 事前に契約期間を設定する必要がなく、1ヵ月単位で利用可能

利用例

  • 2人掛けソファ/月額2,970円
  • シングルベッドフレーム/月額1,980円
  • シングル マットレス/月額2,618円
出典
  • 家具と家電のレンタル・サブスクCLAS調べ「春の新生活における家具・家電事情についてのアンケート調査」
  • 内閣府「令和2年度年次経済財政報告」
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