4月以降も全国旅行支援が継続するかもしれない。自治体独自のサービスと併用で1万円以上の割引も

執筆者:マネーFIX 編集部

1月25日、観光庁は自民党観光立国調査会において、全国旅行支援は4月以降もほとんどの都道府県で継続できる見通しであると発表しました。

新型コロナによる行動制限が緩和されるなか、旅行やレジャーの需要も高まりつつあります。

この記事では、全国旅行支援の最新情報とともに、自治体独自の割引サービスについて紹介します。

ボーナスを旅行に使う人が増加

転職サイト「女の転職type」を運営する株式会社キャリアデザインセンターが、女性592名を対象に「2022年冬のボーナスについてのアンケート」を実施しました。

調査によると、ボーナス支給額は平均32.7万円でした。

□冬のボーナスは何に使う(使った)?

出典:女の転職type「2022年冬のボーナスについてのアンケート」

ボーナスの使い道については、「貯金」(47.3%)が最も多く、「生活費に充当」(33.9%)、「旅行・レジャー」(22.7%)と続きました。

2年連続で「貯金」が1位、「生活費に充当」が2位という結果でしたが、「旅行・レジャー」が前年を6ポイント上回り、3位になりました。

全国旅行支援の最新情報

2022年10月からスタートした全国旅行支援ですが、2023年からは割引率などが変わっています。


 
日本に居住する旅行者が対象で、新型コロナワクチンの接種証明(3回目)か、PCR検査や抗原検査の陰性証明が必要です。

全国旅行支援に加えて、独自の割引やクーポンの付与を行っている自治体もあります。

ここでは、奈良、徳島、鹿児島の3県を例に紹介します。

奈良県「いまなら。キャンペーン2022プラス」

内容:宿泊費を1泊50%オフ(上限:交通付きプラン8,000円割引、そのほか5,000円割引)
期間:2023年2月28日まで
※利用回数に制限なし
※1回の1人7泊まで

徳島県「みんなで!徳島旅行割プラス」

内容:1泊1名あたり5,000円のクーポンを上乗せ付与
期間:2023年3月31日まで
※2万1000円以上の交通付きプランが対象
※最大3泊(1万5000円)まで

鹿児島県「今こそ鹿児島の旅 第4弾」

内容1:県内の離島(奄美大島、屋久島など)を目的地とした旅行に限り、割引の上限額を交通付きプラン8,000円、そのほか5,000円に拡大
内容2:県認証施設への平日宿泊で1泊3,000円の地域クーポン付与
期間:2023年3月31日まで
※利用回数に制限なし
※1回の1人7泊まで

全国旅行支援と自治体独自の割引サービスを利用することで、通常より1万円以上お得に旅行することも可能です。

観光庁は、予算の残余状況について4月以降も全国旅行支援を継続できる見通しと説明していますが、4月以降どのようになるかは不明です。

いずれの割引も、予算がなくなり次第終了するため、早めに予約することをおすすめします。

出典
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