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カードローンの利用目的「生活費」が約4割。利用者の年収や借入金とは【ウェブクルー調べ】

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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手軽にお金を借りられるカードローン。クレジットカードのキャッシングサービスと比べて一般的に金利が低く、借入限度額が高く設定されているため、なるべく金利を抑えて希望金額を借りたい人にとって好条件だといえます。

株式会社ウェブクルーがカードローン利用者を対象に行った調査結果を参考に、借入の目的やカードローンを選ぶポイントを見ていきます。

この記事でわかること
  • カードローンの利用実態
  • カードローンのNGな使い道
  • カードローン以外でお金を借りる方法

カードローン利用の目的1位は「生活費」

出典:株式会社ウェブクルー「カードローンに関する調査」(以下同)

カードローンを使った理由について、最も多かった回答は「生活費」(41.3%)でした。

「一時的な資金不足を補うため」「家賃支払い」「借入金の返済用」といった生活上どうしても必要な支出を補う目的も合わせると、73.8%にも及びます。

また、「冠婚葬祭」や「医療費」は15.2%を占めており、急な出費にカードローンを活用する人も一定数いることがわかりました。

その一方、「趣味・娯楽・レジャー・旅費」「商品・サービスの購入費用」「自己啓発ステップアップ」「美容」など、アクティビティや自己投資が目的の人の割合は54.4%でした。

生活の質を向上させる目的より、生活に欠かせない支出を補う目的でカードローンを利用する人の方がやや多い結果です。

カードローン選び3つのポイント

カードローンで重視するポイントについて、1位は「金利の低さ」(34.8%)でした。

カードローンの金利は1.9~18%と、会社や契約内容によって大きく幅があります。

次に「申込の手続きや利便性」(24.2%)と「審査/借り入れスピード」(22.1%)が同程度の割合でした。

利便性とスピードを重視する項目の割合が高いことから、急な出費に対応するため、短期的に利用している人が多いことが伺えます。

そのため、申込から本人確認、契約まですべてWeb上で完結するカードローンは満足度が高い傾向です。

特に初めての利用者にとって、店舗での手続きがないことが利用のハードルを下げています。

借入金は10万円未満が約半数占める

「実際に借入できた直近の金額について教えてください」という質問では、「5~10万円未満」が最も高い割合です。

10万円以下の少額の借入が48.2%とおよそ半数を占めているものの、「100万円以上」と答えた人も8.3%おり、高額の借入にも一定の需要があることがわかります。

ちなみに、カードローン利用者の年齢は25~29歳が最も多く、それ以降は55~59歳まで、年齢が上がるにつれ利用者が減っています。

若い人ほど、急な出費に対してカードローンを選択する割合が高いといえそうです。

カードローンの利用目的でNGな使い道!審査に悪影響を与えるので注意

カードローンの申込時には、利用目的を確認されることがあります。

利用目的は正直に伝えなければいけませんが、中には審査に悪影響を与える使い道もあるので、注意が必要です。

株やFXなど投資

投資を目的としたカードローンの利用は避けましょう。

株式投資やFXには、元本割れのリスクが伴います。

カードローンの審査は安定した返済を重視するため、投資目的での借入は審査に通りにくくなります。

ギャンブル

パチンコや競馬などのギャンブルにカードローンを使うのは厳禁です。

ギャンブルの結果は予測不可能であり、返済できる保証がありません。

また、カードローンでお金を借りてまでギャンブルをすると、ギャンブル依存症だと思われる可能性もあります。

ギャンブル目的であることが判明すれば、確実に審査で落とされるでしょう。

事業性資金

事業資金の調達にカードローンを利用するのは適切ではありません。

カードローンは個人向けのため、事業資金はビジネスローンを活用するのが一般的です。

カードローンで事業資金を調達しようとすると、返済能力が疑われ、審査で不利になる可能性があります。

事業資金が必要な場合は、事業者向けの融資制度を利用しましょう。

他社への返済資金(借り換え)

カードローンを他社ローンの返済のために借りるのはやめましょう。

多重債務者と判断されて信用情報に傷がつき、今後の借入が難しくなる可能性があります。

借り換えを検討している場合は、おまとめローンの利用が賢明です。

新たな借入が返済を圧迫しないよう、慎重に検討する必要があります。

初めてカードローン使うならどこがいい?

カードローンの使い道で嘘をつくとバレる?

カードローンの審査では、利用目的を正直に伝えることが重要です。

金融機関は申込者の信用情報を詳細に確認するため、嘘をついても高確率で発覚します。

申告内容に矛盾があれば、審査結果に影響を与えかねません。

仮に嘘をついてローンの審査を通過したとしても、嘘がバレた際に虚偽の申告をしたことが信用情報機関に登録されます。

そうなると、将来的な借入が難しくなるリスクがあります。

嘘をついて借入すると、将来的な信用情報に悪影響を及ぼすだけでなく、法的な問題を引き起こす可能性もあるため、使い道は正直に申告しましょう。

安全にお金を借りる方法

生活費のためにカードローンを利用する人は少なくありません。

しかし、お金を借りる方法には、カードローンのほかにもいくつか選択肢があります。

  • クレジットカードのキャッシング
  • 国や自治体の支援制度の利用

これらはいずれも安全にお金を借りられる方法ですが、目的や状況によって使い分けが必要です。

最短即日中にお金を借りられる方法

急な出費ですぐにお金が必要になったときは、即日融資に対応しているカードローンや、手持ちのクレジットカードでキャッシングする方法があります。

Web申し込みに対応しているカードローンなら、24時間365日いつでも申し込みができ、審査に通れば最短で即日中に資金を受け取ることが可能です。

また、初めての契約者には無利息期間を設けているところもあります。

クレジットカードのキャッシングも、すでに持っているクレジットカードを使えば、すぐにATMから現金を引き出せます。

ただし、借りられる金額は限度額の範囲内に限られる点に注意が必要です。

即日融資が可能なカードローンについてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

低金利でお金を借りられる方法

少しでも低い金利でお金を借りたいなら、銀行のカードローンを検討してみましょう。

銀行のカードローンは、消費者金融と比べて金利が低めに設定されています。

また、銀行のローンということで安心感もあるでしょう。

ただし、銀行のカードローンは審査が厳しい傾向にあります。

また、即日融資に対応していないケースが多いので、計画的な申し込みが必要です。

低金利でお金を借りる方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

国や自治体からお金を借りる方法

生活費に困窮しているときは、国や自治体の支援制度を利用するのも選択肢の1つです。

特定の条件を満たせば、無利子または非常に低い金利で資金を借りられる場合があります。

返済期間も民間の融資より長めに設定されているのが特徴です。

例えば、社会福祉協議会が実施している「生活福祉資金貸付制度」では、低所得者世帯などを対象に、生活費や教育費などの資金を貸し付けています。

国や自治体からお金を借りる方法については、こちらでさまざまな方法を紹介しています。

まとめ

調査の結果、生活費の補てんのためにカードローンを利用したことがある人が多いことがわかりました。

投資やギャンブルのために、カードローンを利用したことがある人も一定数いましたが、こうした目的でカードローンを利用するのはNGです。

カードローンを利用する際は、返済計画を立てたうえで、適切な利用目的で利用するようにしましょう。

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